海・山・川と多彩な自然が揃う白山市は金沢市のお隣。自然豊かで便利なまちが移住を推進:白山市シティプロモーション推進課

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金沢市のすぐ隣にありながら、雄大な自然と暮らしやすさが両立する白山市
2005年に1市2町5村が合併して誕生したこのまちは、松任エリアを中心として、山や川、海に囲まれた多彩な表情をもつ地域です。移住者向けの宿泊補助や若者世代を対象とした住宅支援制度など、安心して新生活を始められる環境も充実。白山市シティプロモーション推進課の谷内さんに、その魅力を伺いました。

画像引用元:Map-It

総面積754.92km2(石川県第一位)の広大な白山市での生活

白山市は平成の大合併でできた経緯から、市域がとても広いですが、中心市街地はどのあたりになるのでしょうか?

白山市は今から20年前、2005年に1市2町5村が合併してできた市です。旧松任市(まっとうし)のエリアに、現在の白山市役所やIRいしかわ鉄道が通っており、そのあたりが中心部になるかと思います。
公共交通としては鉄道以外に、路線バスと、市内を循環するコミュニティバスが走っています。

バスがあるのは便利ですね。一方で市域が広いので基本的には車移動が中心ですよね。高速道路は利用できますか?

白山市で生活されている方のほとんどは車での移動です。高速道路は日本海側に北陸自動車道が通っており、インターチェンジも3つあります。

なるほど。白山市は金沢市に隣接しているので、金沢に通勤される方も多いと思いますが、距離としてはどれくらいなのでしょうか?

電車ですと乗り換えなしで10分、車ですと20分くらいですね。非常に近いので通勤圏内と言えるかと思います。

松任駅前

都会から移住を検討されている方だと、車を持っていないケースもあります。例えば中心市街地の松任のエリアだったら車なしでもなんとか生活できる印象はありますか?

本当に場所を選べば、車なしの生活ができなくもないといった感じです。松任駅前であれば、スーパーやドラッグストアも多くあります。
ただ、基本的に車があったほうが行動範囲も広がり、生活はしやすいです。

なるほど。そうなると気になるのが冬の積雪なんですが、雪の量や積雪日数はどんな感じでしょうか?

雪についてはやはり移住検討の際に皆さん気にされるポイントですが、最近は年々雪の量も減ってきていて、平均的な年で平野部では10センチ前後ですかね。
ただ、市内でも山の方にいくほど積雪量は増えて、山間部の白峰では2メートル以上積もることもあります。白山市の主要の道路には、消雪装置がついているので、車での移動も比較的安心です。

左:松任地域 右:白峰地域

今おっしゃった白峰など、中心市街地以外のエリアは山里のイメージでしょうか?それともなだらかな丘陵や農村が広がっている感じでしょうか?

中心市街地以外は平野部のエリアですと、住宅地や身近な買い物をするスーパーやドラッグストアが点在しつつ、畑や田んぼが広がるなだらかな農村が広がっています。
山間部ですと、白山や一級河川の手取川などの自然豊かな風景が広がっていて、四季の移り変わりがしっかり感じられる地域です。

今まで移住された方の事例としては、どのあたりに引っ越す方が多いですか?

やはり多いのは松任、美川や鶴来などの平野部ですね。平野部では、大規模の宅地造成が行われており、多くの若者世帯が転入しています。
移住される方は、首都圏や関西圏から移住してこられる方ももちろんいらっしゃいますが、多いのは、県内の他市町から白山市に引っ越される方です。白山市にお住まいで金沢に勤務されている方も多くいます。

充実の移住支援

市として展開されている移住支援策で、特徴的なものがあれば教えてください。

白山市独自でやっていて、県内でも他にあまりないものでいうと、移住検討で下見に来られる際に使える宿泊補助があります。市内の宿泊施設に泊まる際の費用を、上限3,000円までで1年間に6回まで助成するものです。
利用者数はそこまで多くはないのですが、リピートで利用される方もいらっしゃいますし、実際に制度を利用した方の約半数は白山市に移住を決められています。

1年で複数回利用できると、いろんなシーズンで来られるから良いですね。その他にも移住支援策はありますか?

松任や美川、鶴来地域に新築でお家を建てられた方(45歳未満)向けに定住奨励金という形で最大90万円、白峰などの白山ろく地域に新築住宅を建てる場合は100万円の補助があります。要件も少なく、使いやすい制度になっていますので、新築でお家を建てられる方には大体使っていただいている印象です。

そういう補助があると移住の後押しにもなりますね。ちなみに子育て支援事業というのは何かされていますか?

市独自のものですと、18歳未満の子ども医療費の無償化と第2子目以降の保育料無償化、中学校の給食費の無償化などの支援があります。それから赤ちゃんが生まれたときに絵本のプレゼントや「おむつ購入クーポン券」の配布といった取り組みも実施しています。
保育園・幼稚園関連でいえば、待機児童はゼロなので、ご家族連れで移住される方も安心していただけるかと思います。
さらに、妊娠期から子育て期まで切れ目なく子育てに関する相談できる体制をとっており、市役所の関係機関が連携してサポートをしています。

それは素晴らしいですね。ちなみに家族連れではなく単身で移住される方もいらっしゃいますか?またその場合、お仕事はどうされているのでしょうか?

そうですね、単身で移住されて、そのままテレワークでお仕事続けている方や起業する方もいます。
起業される方はパン屋やカフェなどの飲食業や宿泊業が多く、最近は鶴来のあたりでお店を開く方が増えています。私も気になって調べてみましたが、鶴来商工会がかなり力を入れていて、空き店舗と起業したい方をマッチングさせるような事業をやっているようです。

トレインパーク白山

県外からの移住も促進

ところで谷内さんはお育ちは白山市ですか?もし市外であれば、外から見た白山市の良さってどういうところにあるでしょうか?

私は金沢市育ちで、現在も金沢市から通勤しています。通勤は車で20-30分ですが、それでもやはり雄大な自然は金沢にはない、白山ならではの魅力だと感じます。山の他にも海もありますし川もあるので、自然を感じるには事欠かないですね。
また、合併したことにより、市内に様々な歴史や文化が入り混じっているところも魅力の一つだと思います。
あとはやはり日本海に面しているので、気軽に美味しいお魚を食べられますし、温泉が多いところも好きなポイントです。
今後は、県外の方にもっと白山市を知ってもらえるように色々な発信をしていきたいと思っています。先ほどお話ししたように、現在は県内から移っていらっしゃる方が多いのですが、是非県外・首都圏の方にも白山市の魅力を知っていただき、移住地の候補として検討してもらえるようにしていきたいです。