派遣看護師は社会保険に加入できる?加入条件・手続きを解説

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派遣看護師として働くうえで気になるのが社会保険です。

この記事はこれから派遣看護師として働き始める方へ向けて社会保険の種類条件などを解説します。

この記事を読めば、ご自身が社会保険の条件に該当するかが分かります。ぜひ最後までご覧ください。

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派遣看護師が加入できる社会保険の種類・条件

社会保険とは「健康保険」「厚生年金保険」「雇用保険」「労災保険」「介護保険」の総称です。

企業に所属する会社員や、一定の条件に該当するアルバイト・パートの方などが加入でき、状況に応じたさまざまな保障を受けられます。

まずは保険ごとの概要と加入条件をまとめたので下記をご覧ください。

【各社会保険の概要と条件】

概要加入条件
健康保険医療にかかる一部の自己負担額を軽減するための制度下記の1、2どちらかを満たす

1.フルタイムで働く方および、週所定労働時間および月所定労働日数がフルタイムの4分の3以上の方(正社員か否かは問わない)

2.以下のすべてに該当する方
・週の所定労働時間が20時間以上月額賃金が8.8万円以上
・2か月を超える雇用の見込みがある(フルタイムで働く方と同様)
・学生ではない
・常時101人以上の健康保険の被保険者を使用している派遣会社
・100人以下で健康保険への加入について、労使合意した派遣会社に勤めている
厚生年金国民年金とならぶ公的年金制度のひとつ健康保険と同様の条件
雇用保険労働者の生活や雇用を支援するための制度下記のふたつの条件を満たす

1週間の所定労働時間が20時間以上31日以上の雇用見込みがある
労災保険労働災害により働けなくなったとき生活の保障を受けられる制度すべての労働者が対象
介護保険介護が必要な40歳以上の方の生活を保障する制度40歳以上の医療保険加入者、もしくは65歳以上の方

基本的にこれらの社会保険は強制加入です。上記の条件に該当すれば派遣看護師も加入の対象となります。

では、それぞれの詳細を見ていきましょう。

健康保険

健康保険とは、病気やケガを負ったときに医療にかかる一部の自己負担額を軽減するための制度です。

医療費の一部負担に加えて、状況により下記の給付が受けられます。

給付の種類概要
傷病手当金ケガや病気休業中の生活を保証する制度
休業中に給与の支払いが受けられない場合、これまでの給与を考慮して一定の金額が支給される
出産手当金出産による休業中の生活を保証する制度
出産前42日間・出産後56日間、給与の支払いが受けられない場合これまでの給与を考慮した一定の金額が支給される

健康保険は下記の1、2どちらかを満たす方が対象です。

1.フルタイムで働く方および、週所定労働時間及び、月所定労働日数がフルタイムの4分の3以上の方(正社員か否かは問わない)

2.以下のすべてに該当する方

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 月額賃金が8.8万円以上
  • 2か月を超える雇用の見込みがある(フルタイムで働く方と同様)
  • 学生ではない
  • 常時101人以上の健康保険の被保険者を使用している派遣会社、もしくは100人以下で健康保険への加入について、労使合意した派遣会社に勤めている

健康保険は派遣元の会社が手続きします。

ただし、国民健康保険に加入していた場合、脱退の手続きは自身で行う必要があるため注意しましょう。

厚生年金

厚生年金は公的年金のひとつで、企業の会社員やパート・アルバイトの方が加入できる年金制度です。

日本の公的年金制度は「国民年金」「厚生年金」の2階層となっています。

土台となるのは国民年金で日本国内の20歳〜60歳、すべての人が強制加入となります。

厚生年金は2階部分にあたり、企業に勤め一定の条件を満たした方が加入する年金です。

厚生年金の加入者は、国民年金に上乗せされた額が支給されます。

そのため、国民年金のみを受給するケースと比較して、厚生年金加入者は2〜3倍の金額を受給できるのです。

厚生年金と国民年金の平均年金支給額の違いは下記をご覧ください。

【各公的年金の平均年金月額の推移】

厚生年金国民年金
令和元年144268円56049円
令和2年144366円56358円
令和3年143965円56479円

参考令和3年厚生年金保険・国民年金事業の概況(P10,19)|厚生労働省

加入条件は、前述した健康保険と同様です。

年金保険料の支払いは原則として国民の義務であり、厚生年金も対象となる事業所に勤務した時点で強制加入となります。

保険料の半分は企業が負担することになっており、派遣看護師の場合は派遣元の会社が半額を負担します。

雇用保険

雇用保険とは、労働者の生活や雇用を支援するための制度です。

育児や介護による離職、自己都合による退職者などを対象に失業手当が支給されます。

一定の条件を満たす労働者は、正社員、派遣社員、アルバイトなど雇用形態に問わず加入の義務があります。

雇用保険の対象となる条件は下記です。

  • 1週間の所定労働時間が 20 時間以上である
  • 雇用されてから31 日以上働く見込みがある

派遣看護師においても「同じ派遣会社で31日以上派遣の見込みがある場合」が該当します。

派遣元が同じであれば、派遣先の病院や企業が変わっても問題はありません。

1週間の労働時間が20時間以上であれば雇用保険の対象者に該当します。

また、雇用保険は派遣元の会社で加入することになります。

雇用保険に該当する働き方ができるかは、派遣先の病院や企業ではなく、派遣元の会社に確認する必要があるでしょう。

労災保険

労災保険とは、労働災害(労働により生じた負傷や病気など)により働けなくなったときに保険給付で生活を保障するための制度です。

対象となるのは業務中に生じた「業務災害」、通勤時に生じた「通勤災害」に分けられます。

また、労災保険は補償の種類により給付内容が異なります。

以下はそれぞれの概要です。

【労働保険の給付の種類】

療養給付労働に関連して傷病を負ったとき、指定医療機関以外で治療を受けた場合に治療費全額の支給を受けられる
休業給付労働に関連して傷病を負い、給与の支払いがうけられないときに支給を受けられる
1日につき「給付基礎日額(※)」の60%相当額の給付と、「休業特別支給金」として休業4日目から、1日につき給付基礎日額の20%相当額が給付される
障害給付労働に関連して、障害が残ったとき障害等級に応じた給付金の支給を受けられる
遺族年金労災事故により被保険者が死亡したときに遺族に支給される給付金遺族数や、給付基礎日額の支給が受けられる
葬祭給付死亡した人の葬儀にあたり支給される給付金「315,000円に給付基礎日額30日分を加算した額」か、「給付基礎日額の60日分」のどちらか高い方が支給される
傷病給付療養開始後1年6ヵ月を経過しても治らず、傷病等級(第1級~第3級)に該当するとき、給付基礎日額の313日~245日分の年金が休業給付の代わりに支給される
介護給付障害年金または傷病年金受給者のうち、第1級または第2級の精神・神経障害および胸腹部臓器の障害があり、介護を受けているときに支給される

参考療養(補償)給付|厚生労働省北海道労働局

労災保険の対象となるのは、正社員をはじめ派遣社員、アルバイトなどを含めたすべての労働者です。

看護師が労災保険給付の対象となる事例は、「感染症の罹患」「針刺し事故による感染」「過労働によるうつ病の発症」など、さまざまなものが考えられます。

災害が発生した場合は、雇用関係にある派遣元の会社へ労災保険給付を請求しましょう。

(※)給付基礎日額:原則として労働基準法の平均賃金に相当する金額。

「事故が発生した日」「医師の診断によって疾病の発生が確定した日」の直前3か月間にその労働者に対して支払われた賃金の総額を、その期間で割った1日あたりの賃金額を指す。

介護保険

介護保険とは、介護が必要になった人を社会全体で支えるための制度です。

対象となるのは「40歳以上の医療保険加入者」「65歳以上の方」で、何らかの原因で介護が必要となったとき介護サービスを受けられます。

介護保険は、一部の医療保険に加入していない生活保護受給者や、身体障害者養護施設等に入所している方などを除いたすべての方が対象です。

原則として40歳以上の医療保険加入者は強制的に加入となり、保険料納付の義務が生じます。

保険料は、派遣看護師でも64歳まで派遣元の企業が一部の金額を負担してくれます。

派遣看護師「社会保険」に関する注意点

ここからは、派遣看護師として働くときの「社会保険」に関する3つの注意点を解説します。

「社会保険」に関する3つの注意点
  • 派遣形態によって社会保険に該当しない場合がある
  • 条件によって扶養に入れる
  • 一部で必要な手続きや書類がある

それぞれ見ていきましょう。

派遣形態によって社会保険の条件に該当しない

派遣看護師は、派遣期間により働き方が異なります。

場合によっては条件に該当しない社会保険もあるため注意しましょう。

下記は派遣看護師の働き方一覧です。

  • 単発派遣:ひとつの派遣先で1日〜1週間の短期間で勤務する形態
  • 短期派遣:ひとつの派遣先で2ヵ月〜3ヶ月勤務する形態
  • 長期派遣:ひとつの派遣先で更新を繰り返して3ヶ月以上勤務する形態
  • 紹介予定派遣:派遣期間終了後、直接派遣先と雇用することを前提で勤務する形態

「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」の加入条件は、労働期間や収入状況が考慮されます。

派遣の状況によっては扶養に入ることを検討しましょう。

収入や労働期間など条件によって扶養に入れる

社会保険の扶養は、自身が保険料を負担せず加入している家族の保険により給付を受けられる制度です。

扶養に入るには、収入面や同居の有無で条件が異なります。

【扶養者の収入条件】

被扶養者の年収が130万円未満である(60歳以上または障がい者の場合は年収180万円未満かつ、以下の2点のどちらかを満たす

  • 扶養者が同居の場合:収入が扶養者の半分未満である
  • 扶養者が別居の場合:収入が扶養者からの援助を受ける額未満である

また、扶養に入れる範囲は基本的に配偶者の三親等までとされています。

伯叔父母、甥姪とその配偶者や内縁関係の配偶者の場合は同居していることが条件です。

扶養に入るメリットとして、「税負担の軽減」「社会保険料の免除」などが上げられます。

一方で扶養の条件を満たすためには年収130万円未満に調整する必要があり、収入に制限が出ることも理解しておかなければなりません。

また、被扶養者は傷病手当が受給できません。派遣看護師として働くときも病気やケガによる保障が得られないケースがあるので注意しましょう。

必要な手続きや書類がある

派遣先の企業での就業を終えて、次の派遣先が決まっていない場合は、社会保険の喪失手続きが必要です。派遣元の指示に従い手続きしましょう。

また、国民健康保険に加入する場合は「資格喪失証明書」が必要です。

派遣元の会社での発行が必要になりますので、勤務終了後や健康保険証の返却時に発行を依頼しておくと手続きがスムーズに進むでしょう。

派遣看護師「社会保険」に加入しないとダメ?

ネットでは「社会保険に入りたくない」や「給料から天引きされるのが嫌だ」といった声もあります。

派遣で働いている看護師は、社会保険に加入しなければいけないのでしょうか。

社会保険は強制加入である

社会保険は強制加入です。派遣看護師でも条件を満たしている場合は、社会保険に加入する義務があります。

派遣会社側も、要件を満たした派遣看護師は社会保険に加入させる必要があるのです。

また、派遣元の会社は、社会保険の加入の有無を派遣先へ通知しなければなりません。

加入していない場合も、その理由を通知することが義務付けられています。

健康保険、厚生年金保険などは条件があるため、扶養をはじめ何らかの理由で加入したくない場合は働き方を考える必要があるでしょう。

待機期間中は条件が2つある

例えば10月で契約が終了し、「すぐに新しい派遣先が決まるか分からない」といった方もいるでしょう。

派遣で働く看護師が待機期間中の場合、社会保険はどうなるのでしょうか?

待機期間中に社会保険が継続できるかは2つの条件があります。

  • 待機期間が1カ月以内であること
  • 復職後も同じ派遣会社で働くこと

待機期間が1カ月をこえる場合や、次の派遣先が未定の場合は、国民健康保険と国民年金に加入しなければいけません。

国保健康保険への切り替えは自分で市役所へ行き手続きをします。

切り替え時に「任意継続」を勧められる場合もありますが、年金は「国民年金」ですので注意してください。

社会保険加入は派遣先も確認する義務がある

実は派遣先も、派遣労働者が社会保険に加入しているかを確認する義務があります。

派遣法第35条第2号では、派遣元は健康保険・厚生年金・雇用保険の資格取得確認等の事実を派遣先に通知しなければならないと定めています。

厚生労働省

ネットでは「社会保険に入りたくない」や「手取りが減るのが嫌だ」との声もあります。

派遣先も社会保険に加入していない派遣労働者に対して、加入を勧めるか、別の派遣社員に交代してもらうなどの要請ができます。

派遣で働いている看護師だけではなく、派遣会社と派遣先も加入義務の責任を負っているわけですね。

社会保険加入は就業から2~3カ月後の所もある

派遣で働く方の中には、「社会保険の加入は就業してから2~3カ月後が多い」といった声もあります。

派遣社員は、社会保険はいつから加入できますか。

派遣会社に勤務後から3カ月しか入れないと言われたのですが、そんなことないですよね。

Yahoo!知恵袋

できれば初日から加入したいですよね。

社会保険の加入が遅くなる場合は、どのようなパターンが考えられるのでしょうか。

  • 短期の契約をしている
  • 1~2カ月で辞める人も多いため加入させない
  • 社会保険料の会社負担分を浮かせて節約している

契約更新や延長がある派遣看護師は、社会保険への加入がはじめから義務付けられています。

派遣会社側から、「すぐ辞める人もいるから社会保険に加入させない」といわれた場合は、他の派遣会社を探したほうが良いかもしれません。

派遣看護師「社会保険」に関する声

ここからは、派遣で働いている人の社会保険に関する声をまとめてみました。

多く見られた内容は以下の4点です。

  • 社会保険に加入するまでが長い
  • 社会保険はいくら引かれるのか気になる
  • 派遣会社によって負担割合が異なる
  • 社会保険の手続き

社会保険に加入するまでが長い

派遣で働く方で多かった内容が「社会保険に加入するまでの期間」です。

社会保険の加入まで2~3カ月先といわれ、悩んでいる方が多くいました。

派遣会社なんかは当初2か月社会保険に試用期間とみて加入できない等言われたりしますが、 やはり派遣会社的には社会保険の折半分の支払をうかして経費を節約して営利にもっていこうとする考えがあるのでしょうかね・・?

Yahoo!知恵袋

長期の2ヶ月ごとの更新の派遣会社へ応募して社会保険にすぐに入れるかと思っていましたが、聞くと派遣会社側から社会保険は3ヶ月後に加入となりますと言われました。

就業時間は11-20の週4日です。

こういったケースが初めてなので良いのかダメなのかわからないです。勤めない方がいいのでしょうか。

Yahoo!知恵袋

派遣社員の試用期間中の社会保険加入についてです。

来週から派遣社員で働くことになっていて、社会保険加入について聞くと、試用期間の3ヶ月が終わったあとに加入できると言われました。

契約の更新については私が退職するまで更新するとの事でした。

時間はフルタイムで残業あり、休日出勤ありです。

面接もなく、手続きは保険証のコピーと、職務経歴書の提出のみでした。

知り合いからの紹介だったので何も聞かずに進めた私にも落ち度がありますが、これは勤めても大丈夫なのでしょうか?

Yahoo!知恵袋

社会保険はいくら引かれるのか気になる

派遣会社から社会保険についていくら引かれるか言われたのですが総支給が18万で社会保険が4万引かれるって普通なんでしょうか?

1年くらい国保だったので値上げしたのかなと思ったのですがどうなんでしょう。

Yahoo!知恵袋

派遣社員の人って社会保険加入してるのですか?

社会保険料・厚生年金・介護保険・失業保険・市県民税・所得税 etc これら引かれたら残高かなり減るのでは?

よほど残業しなきゃ世間並みに収入を得ることができないですか?

Yahoo!知恵袋

派遣社員です。

保険や年金は正社員の人と同様です。

無いものといえば、

交通費、ボーナス、退職金ないです。

正社員の人のような年収には程遠いです。

世間並みの年収400万円には届かないです。

Yahoo!知恵袋

一番、気になるのが「社会保険料はいくら給料から天引きされるの?」ではないでしょうか。

給与から天引きされる社会保険料は、厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料、40歳以上は介護保険料が含まれています。

社会保険料のほかに、所得税と住民税を支払う義務もあります。

東京都に住んでいる30歳(独身)で月収18万円の場合、支払う税金をまとめてみました。

項目月収
所得税2,633円
住民税6,108円
健康保険9,000円
厚生年金16,470円
雇用保険1,080円
介護保険(40歳未満)0円
合計35,291円

手取りは144,709円です。

4万円までとはいかないですが、社会保険料の負担は大きいと感じる方が多いようです。

派遣会社によって負担割合が異なる

派遣会社により、社保の割合は変わります。

狙い目は、大手企業のグループ会社ですね。

グループ独自の保険になり、会社負担額が増えて個人負担額が減ります。

傷病手当も、割り増しがありました。

Yahoo!知恵袋

健康保険料の負担割合は、事業主負担が全体の2分の1、被保険者負担が全体の2分の1が原則ですが(健康保険法第161条)、健康保険組合の規約をもって事業主の負担割合を増加することができることとされており(同法第162条)、その増加した割合による事業主負担の保険料も、健康保険法の規定により事業主が負担すべき保険料ということとなります。

厚生労働省

一般的に、健康保険、厚生年金、介護保険の保険料は、派遣会社とあなたが半分ずつ負担します。

健康保険法第161条では、派遣会社の保険料負担を50%より高く設定できるとしています。

たしかに事業主負担割合が高ければ、個人の健康保険料負担額は減りますよね。

大企業は事業主負担割合を引き上げる余裕があるため、労働者も恩恵を受けやすくなるのでしょうね。

社会保険の手続き

魅力的な仕事を求めて派遣会社を変更する場合、保険の手続きがネックになっている方もいました。

派遣で働いている看護師の場合、メインの派遣先で社会保険に加入し、単発の収入は社会保険料の負担がないのはメリットという声もあります。

看護師の仕事に特化!おすすめ派遣会社【2選】

冒頭の重複になりますが、下記は看護師専門の派遣会社です。

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まとめ

今回は派遣看護師の社会保険について下記の内容を解説しました。

派遣看護師の社会保険についての解説内容
  • 派遣看護師が加入できる社会保険の種類・条件
  • 派遣看護師が「社会保険」に関して注意すること
  • 派遣看護師は「社会保険」に加入しなければならないのか

社会保険とは、「健康保険」「厚生年金保険」「雇用保険」「労災保険」「介護保険」などの総称です。

社会保険は条件を満たすことで強制加入となります。これは派遣看護師も例外ではありません。

一部の保険は条件によって加入せず扶養にはいるといった方法もあります。

これから派遣看護師として働き始める方は自分の状況に合わせて働き方を考えましょう。

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