技術派遣はやめとけ!4つの理由|優良企業の見つけ方を解説

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「派遣エンジニアとして働こうとしているが、やめとけと言われることが多いが、本当?」

「技術派遣のメリット・デメリットについて知りたい」

このようなお悩みをお抱えではありませんか?

本記事では、次とのとおり

  • 技術派遣「やめとけ」と言われる理由4つ
  • 技術派遣で働く4つのメリット
  • 優良技術派遣会社の見つけ方

などについて解説します。

この記事を読むことで、あなたのより良いキャリアプランの一助になれば幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

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技術派遣とは

技術派遣とは、一般的に「エンジニア派遣」とも言われ、技術者として採用した自社の常用社員や登録スタッフを、客先へ派遣する働き方のことです。

通常、正社員雇用の場合、採用された企業に就業しますが、技術派遣は、主に案件やプロジェクトごとに、技術者を求める企業と派遣契約を結び、一定期間派遣先に常駐して働きます。

契約条件や福利厚生は派遣会社の基準が適用されますが、業務の指揮命令は、派遣先企業から受けるのが特徴です。

この章では、技術派遣について

  • 技術派遣の種類
  • 技術派遣の職種

の2つをそれぞれ詳しく見ていきます。

技術派遣の種類

技術派遣の種類は主に次の3つです。

項目常用型派遣登録型派遣紹介予定派遣
雇用形態・派遣会社と直接雇用・無期雇用・派遣会社に登録・有期雇用・派遣先で直接雇用を前提とした有期雇用
契約期間・無期限・3〜6ヶ月ごとの契約最大3年まで・最大6ヶ月双方合意のうえ、派遣先と直接雇用
給与の支払い派遣先との契約終了後も給与支払い発生派遣期間:人材派遣会社※派遣期間のみ発生派遣期間:人材派遣会社直接雇用後:派遣先
福利厚生加入できる原則、なし条件を満たせば加入できる場合あり加入できる
派遣先原則、選べない選べる選べる
雇用主人材派遣会社人材派遣会社派遣期間:人材派遣会社直接雇用後:派遣先
給与の制度月給制・賞与原則、時給制賞与はなし時給制/月給制直接雇用後:月給制・賞与

技術派遣では、常用型派遣(無期雇用派遣)、登録型派遣が多く採用されています。

常用型派遣は派遣会社の正社員になる無期雇用のため、案件待機期間であっても給与が発生するのが特徴です。

登録型派遣は常用型派遣と比べて採用のハードルは低いですが、3ヶ月〜6ヶ月ごとに更新する有期雇用のため、派遣期間のみ給与が発生します。

また、3年を超えて同じ会社・部署で雇用することはできないため、どんなに自分に合った派遣先でも最大3年までというのが特徴です。

紹介予定派遣については、派遣先で直接雇用を前提とした有期雇用契約から始まり、その後双方合意があれば、正社員として登用されます。

そのため、採用までのハードルが他と比較して高く、採用している派遣会社も多くはありません。

技術派遣の職種

技術派遣の主な職種をご紹介します。

職種内容
システムエンジニア・システム企画
・要件定義
・プログラムの設計
・仕様書の作成
プログラマー・仕様書に基づき、プログラミング・システムやソフトウェアをつくる
ネットワークエンジニア・ネットワークの要件定義
・設計
・ネットワーク構築
・ネットワーク監視
・保守管理・運用
サーバーエンジニア・サーバーシステムの設計
・サーバー環境の構築や運用
・管理
・セキュリティ対策
データベースエンジニア・データベースの開発
・設計
・データベースの管理・運用
サポート・ヘルプデスク・社内外のパソコンやシステムの技術的な問い合わせ対応
情報セキュリティエンジニアクライアントのシステムを分析し、セキュリティに関する企画・提案、設計、実装、テスト、運用・保守など
運用管理・保守・サーバーやシステム、ネットワークなどが正常に動作するように監視やメンテナンスサポート
テスト・評価エンジニア開発した成果物が、設計通りに正しく動作するかをテストし、評価や改善を提案
OAインストラクターパソコンなどのOA機器やソフトウェアの使用方法を教える
機械エンジニアさまざまな機械の設備に関する設計や製造、メンテナンス、管理など
制御・組み込みエンジニア・制御設計は、組み込まれたソフトウェアやコンピュータを適切に動作するように制御するシステムを開発・家電や電子機器などに組み込まれるシステムやソフトウェアなどの設計・開発
CADオペレーター電気・電子・機械の設計担当者が構想した設計仕様を3次元データや図面に落とし込む仕事。
生産技術・生産管理・主にメーカーでの生産プロセス管理・調整
・高品質で低コストな製品製造

主に、IT系、メカトロニクス・エレクトロニクス系、建設系があります。

技術派遣といっても、未経験でも登録可能なものから専門スキルを必要とするお仕事などさまざまです。

技術派遣「やめとけ」といわれる4つの理由

技術派遣がやめとけと言われる理由は次の4つです。

技術派遣がやめとけと言われる4つの理由
  • 業務範囲が狭く、スキル・経験が身につかない
  • 生活が安定しない
  • キャリアアップが難しい
  • 転職する場合、評価される経験を積みにくい

それぞれ詳しく見ていきます。

1.業務範囲が狭く、スキル・経験が身につかない

決められた業務範囲が狭く、スキル・経験が身につかない点が挙げられます。

一般的に会社の核となる部分を任せられることは少なく、単純な作業や狭い範囲で業務を遂行する傾向があるからです。

正社員の場合は、日々スキルと経験値を上げていくことで、より上位の業務や責任のあるポジションを任され、スキルを積み上げられます。

派遣契約で決められた以上の業務を行えないため、狭い業務範囲の中での知識・技術の習得に留まり、結果上位スキルを身に付けられません。

また、派遣契約で決められている以上の業務に対応できませんから、上流工程や責任のあるポジションの経験はできないでしょう。

2.生活が不安定になりやすい

一般的な正社員と比較し、収入の面で生活が不安定になりやすい傾向があります。

主な理由は次のとおりです。

収入の面で生活が不安定になりやすい主な3つの理由
  • 登録型派遣は契約期間の定めがある
  • 常用型派遣の場合、派遣先を原則選べない
  • 派遣契約が急遽打ち切られる場合がある

例えば、登録型派遣は、基本的に3ヶ月〜6ヶ月の有期雇用契約で、最大3年までとされています。

そのため、契約期間が終わると、次の派遣先が決まらない限り、給与の支払いがなく不安定な状態になりやすいと言えるでしょう。

常用型派遣の場合は、派遣会社に無期雇用されるため比較的安定していますが、原則、派遣先を選べないため、転勤が多くなる場合があります。

また、リーマンショックやコロナ禍のように経済情勢が著しく悪化した場合、派遣先がなくなり、解雇されるリスクも回避できません。

案件やプロジェクトごとに派遣される以上、契約満了前に突然終了する場合もあります。

そのため、生活が不安定になりやすいリスクは拭えないでしょう。

3.キャリアアップが難しい

技術派遣は、キャリアアップが難しい面があります。

主な理由は次のとおりです。

キャリアアップが難しい主な2つの理由
  • 派遣会社に雇用されているため、派遣先で役職を持ったり、昇進が期待できない
  • 予め業務範囲が決められているため、上流工程のスキルを身に付けにくい

昇進によって給与を上げることが難しいため、今後キャリアを築いていきたい場合は、契約業務とは別にスキルアップを図る必要があります。

例えば、派遣元の研修やスキルアップ支援を活用したり、現在のスキルをさらに引き上げるために、派遣先変更の相談も選択肢のひとつでしょう。

現状に甘んじることなく、今後のキャリアプランを考え、スキルを積み上げていくという考えが大切です。

4.転職する場合、評価される経験を積みにくい

転職する場合、評価される経験を積みにくい傾向があります。

単純作業や決められた狭い業務範囲の中で働くことも多いため、経験が転職したい会社にどう活かせるかを伝えるのが難しいからです。

また、年齢に応じて、技術だけではなく、リーダーシップやマネジメントスキルなど管理職としてのスキルも求められることも転職のハードルを上げる要因になるでしょう。

とはいえ、技術者としての専門性は評価されるので、日々の業務の経験がどのように活かせるかをまとめておくのも有効です。

そのため、将来正社員として転職を考えている方は、なんとなく働くのではなく、こういった点を見据えて日々自己研鑽を続けていく必要があります。

技術派遣で働く4つのメリット

この章では、技術派遣で働くメリットについて

  • 未経験でも多種多様な実務経験を積みやすい
  • 派遣の中では給与が高い
  • ワークライフバランスがとりやすい
  • さまざまな企業で働く経験ができる

の4つをそれぞれ詳しく見ていきます。

1.未経験でも多種多様な実務経験を積みやすい

技術派遣のメリットのひとつは、未経験でもさまざまな業界で多種多様な実務経験を積みやすい点です。

正社員と違い、一つの会社に縛られることなく、様々な案件やプロジェクトに関わる機会が得やすいため、派遣先ごとに知識やスキルなど学びを得られます。

例えば、IT業界、製造業界、自動車業界、小売業界などさまざまな業界で働く機会を得られる可能性があります。

自分では気づけなかった新たな適性、自分に合った職種や業界を知ることにもつながり、選択肢が広がるかもしれません。

一方で正社員として働く場合、職種変更は容易ではなく、業界を変える場合は、そもそも転職が必要になります。

様々な業界で多様な実務経験を積むことで、市場価値を高め、将来のキャリアを考えるうえでも資産となるでしょう。

2.派遣の中では給与が高い

技術派遣は、派遣の中では給与は高水準です。

リクルートの2024年5月度の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」によると、三大都市圏におけるIT・技術系人材の平均時給は2,243円と派遣スタッフの中で一番高くなっています。

一方で同調査による派遣スタッフの三大都市圏の平均時給は 1,670 円なので、技術派遣は、派遣の中では給与が高いと言えます。

年収で正社員と比較した場合を見てみましょう。

国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査結果」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与458万円(前年比2.7%増)です。

技術派遣の平均年収は、約400〜450万円のため、一般的な正社員のほぼ平均値に近い給与が得られています。

また、ITエンジニアの正社員における平均年収は「497万円」ですから、やや低く感じるかもしれません。

しかし、時間別に考えると、技術派遣の方が働く時間に比例するため、高い水準の場合があります。

例えば、専門的な知識が求められるシステムエンジニアやプログラマーであれば、時給3,000〜6,000円と高単価案件も存在します。

そのため、技術派遣は、派遣の中では給与が高く、一般的な正社員と比較しても、スキル次第で高くなると言えるでしょう。

3.ワークライフバランスがとりやすい

一般的な正社員と違い、ワークライフバランスがとりやすいのもメリットです。

正社員の場合、週5日出勤、9:00-18:00勤務などが勤務体系が定められており、残業が多い職場であれば、自分の余暇を取りにくくなります。

一方で派遣の良さは、自分のライフスタイルや状況に合わせて働き方を選べる点です。

例えば、次のとおりです。

  • フルタイム以外にも週1〜3日や土日勤務などさまざまな雇用形態がある
  • 出勤を伴わないフルリモートの案件もある
  • 職場で残業が多ければ、残業時間の調整も相談ができる

育児・介護や家族との時間、副業といったライフイベントと両立したい人にとって、自分の人生を自らコントロールしていけることは大きなメリットと言えるでしょう。

技術派遣として働きながら、今後のキャリアプランをじっくり考えることも良い選択肢です。

4.さまざまな企業で働く経験ができる

派遣であれば、中小企業から大手企業までさまざまな企業で働く経験ができます。

案件やプロジェクトごとに派遣されることが多いことがその理由です。

技術派遣は、予算的にも余裕のある企業が雇用する傾向が高く、大手の企業に派遣される機会も得やすくなります。

大手企業であれば、コンプライアンス体制が整っており、契約外の業務を依頼されることなく、ワークライフバランスもとりやすいので、働きやすい環境がメリットです。

例えば、セクハラやパワハラがあれば、会社としての厳格な対応があり、有給休暇をとることに気兼ねもいらず、残業代は全額支給されます。

一方で中小企業の場合は、大手企業のようにリソースが多くないため、幅広い仕事に取り組むことでさまざまな経験が経験ができるのはメリットです。

そのため、想定以上の業務が増え、残業が多くなることもあるでしょう。

経験上、実際に経験してみないと企業規模ごとの働き方、それぞれのメリット、デメリットが見えてきません。

このように、中小だけではなく大手企業までさまざまな就業経験ができることは、働き方や転職時など、今後のキャリアプランを考えるうえにおいてプラスになります。

優良技術派遣会社の見つけ方5つのポイント

この章では、優良技術派遣会社の見つけ方として

  • 技術派遣に強い派遣会社に登録する
  • キャリアアップ支援や研修制度がある
  • 福利厚生が充実している
  • 信頼できる担当者がいるか
  • 複数の派遣会社に登録する

の5つについて詳しく見ていきます。

1.技術派遣に強い派遣会社に登録する

技術派遣であれば、希望する職種の求人数が多く、エンジニアに特化している派遣会社への登録をおすすめします。

派遣会社ひとつとってもさまざまで、得意とする業界、職種が異なるため、希望する職種がなければ、働く機会そのものが得られないからです。

例えば、ITエンジニア派遣に強い派遣会社、機械エンジニア派遣に強い会社といったように、自分の希望職種に強みを持った派遣会社を選ぶのが良いでしょう。

大手の派遣会社であっても、幅広い求人を扱っている場合、エンジニアの求人が少なく、希望する職種以外の案件を紹介されたりミスマッチが起きる可能性もあります。

エンジニアに特化した派遣会社の場合、他の派遣会社よりも求人数が多く、質の高い求人を保有しています。

そのため、技術派遣をお考えであれば、希望職種があるエンジニアに特化した派遣会社を選ぶことが重要です。

2.キャリアアップ支援や研修制度がある

キャリアアップ支援や研修制度を無料もしくは割引で提供している派遣会社もあります。

派遣会社の研修制度を活用し、資格を取得することで、業務範囲を広げたり、給与アップが期待できるでしょう。

例えば、次のようなものがあります。

  • e-ラーニングによる学習支援
  • 個別・集合研修
  • 提携スクールでの資格取得支援
  • 資格取得助成金制度

現時点では、そこまでスキルを満たしていないけど、将来的に上流工程を担う人材になりたいのであれば、積極的に制度を活用すると良いでしょう。

特に、未経験の場合、資格を取得することで、一段上の仕事に就業できる可能性が高くなるので、キャリアアップ支援制度が充実している点も選ぶポイントです。

3.福利厚生が充実している

働くうえで、福利厚生が整っているかどうかは重要な要素です。

給与や仕事内容に目が行きがちですが、福利厚生についてもしっかり見ておくことをおすすめします。

例えば、次のとおりです。

  • 社会保険の加入基準
  • 通勤交通費の支給基準
  • 有給休暇が付与されるタイミングや日数
  • 健康診断の実施
  • 育児休暇
  • 住宅手当・社宅制度
  • 資格取得手当
  • 退職金制度
  • レクリエーション補助

派遣会社によっては、入社日から有給休暇が付与されることもあるため、ご自身の希望する制度が整備されているかどうかも確認しておきましょう。

ライフイベントによって必要とされる制度も変わるので、仕事中の怪我や病気など、福利厚生が充実していることもメリットのひとつです。

4.信頼できる担当者がいるか

信頼できる、相性の良い担当者がいるかどうかも重要なポイントです。

担当者は、求人紹介から入社後のフォローまで、一連のサポート業務を行ってくれる重要な役割を担っています。

例えば、次のような点をチェックするといいでしょう。

  • キャリア相談に親身に乗ってくれる
  • 業界・職種に精通している
  • 希望に寄り添った求人を紹介してくれる
  • 丁寧で迅速な対応をしてくれる
  • 派遣先で困った時に相談ができる

担当者のエンジニア業界に関する知見や知識が浅ければ、就職活動が難航することもあるかもしれません。

場合によっては、希望条件と異なる求人を紹介されたり、思うように派遣先が決まらない負のスパイラルに陥ってしまうこともありえます。

そのため、安心して任せられる担当者がいるかも優良技術派遣会社を見つけるポイントです。

5.複数の派遣会社に登録する

技術派遣の会社を選ぶ際は、最低でも2社以上の派遣会社に登録しましょう。

複数登録することで、それぞれの会社の強みや弱み、自分との相性、サポート体制の違いなどを比較できるからです。

例えば、次のようなものがあげられます。

  • 希望職種の求人数
  • 給与
  • 雇用形態
  • サポート体制
  • 福利厚生の違い
  • 相性の良い担当を選べる

技術派遣に特化した会社でも、マージン率が低く、高い給与を設定していたり、福利厚生に力を入れている、研修制度が充実しているなど、さまざまです。

1社だけの登録の場合、登録した会社だけで判断する必要があるため、想定以上に給与が低い、自分に合わないなどといったリスクを伴います。

そのため、より自分にあった派遣会社を見つけられる可能性を高めるためにも、複数の派遣会社への登録がおすすめです。

技術派遣として働いている人の声

技術派遣として働いている人の声をご紹介します。

ポジティブな声
  • 単価もボーナスも良い
  • 開発したものが完成すると達成感がある
  • さまざまな人との出会い、さまざまな経験が積める
  • 会社に縛られない働き方ができる

Javaエンジニアとして派遣のチームをまとめています。年収にすると1千万円に少し届かないくらい。

同い年のエンジニアと比較しても貰っているほうだと思う。

これは派遣エンジニアでなければ達成できないし、また技術的にも高いレベルで取り組ませてもらっているので、将来に関しても特に不満はない。

いつでもフリーになれるし、正社員になろうと思ったらなれる。

世の中の景気が悪くなろうと身につけた技術には関係ない。

そういう意味で派遣エンジニアとしてjavaの仕事ができていることに感謝している・・・

クチコミランキング

ネガティブな声
  • 勤務場所が変わるため、愛社精神が持てない
  • 派遣元の依頼をこなすことが前提のため、業務範囲が狭い
  • 便利屋的な存在として扱われる
  • 明らかにスキルアンマッチだと短期間で契約が終了する

プロジェクトマネージャーなどのキャリアパスはないため、再上流工程をやりたいなら向かない。顧客折衝などが得意でなく、現場で手を動かして技術のみを磨きたい人にとっては働きやすいのでは思われる。

OPENWORK

正社員との待遇の違いや不安定さといったネガティブな声がある一方、給与が高い、達成感、働き方に満足している声もあります。

そのため、どんな働き方がしたいのか、自分のキャリアをどのように考え、設計していくかによって、変わってくるのではないでしょうか。

技術派遣会社大手おすすめランキング5選

この章では、ITエンジニア派遣、製造系エンジニア派遣などの評判の良いおすすめの技術派遣会社大手5社についてご紹介します。

得意とする職種やサービス内容など、特徴があるので、比較したうえで自分に合った派遣会社を検討してみてください。

それぞれ詳しく見ていきます。

1.リツアンSTC

「培ってきたスキルを活かして、年収をアップさせたい」といったITエンジニアにおすすめの派遣会社です。

おすすめする理由
  • ITエンジニア・機械エンジニアに強みを持つ派遣会社
  • Openwork 人材サービス約5,423社中、「待遇面の満足度1位」
  • 多様化する働き方に柔軟に対応できる契約形態

リツアンSTC」は、静岡に本社を置く、ITエンジニア、機械エンジニアに強みを持つ派遣会社です。

多方面のスキルを持つ700名以上のエンジニアが在籍しており、主に次のような案件を取り扱っています。

取り扱い案件機械系
IT/ソフト開発系
IT/インフラ系
電気系
建設/通信系
化学/バイオ系
派遣の種類常用型派遣

「常用型派遣」を採用しており、期間の定めなく働け、派遣先がない状態でも給与が支払われる点はメリットでしょう。

フリーランス契約も用意されており、リツアンSTCの仲介を経て企業との直接取引への移行もOKのため、将来的にフリーで働きたいという選択も可能です。

また、マージン率が業界でも低く、クライアント企業から直接受注した高単価なプライム案件を中心に扱っていることからも高水準の給与を実現しています。

実際に、Openwork人材サービス約5,423社中「待遇面の満足度1位」(2024年5月時点)に選ばれており、高い年収を実現する報酬還元システムは他社の追随を許しません。

そのため、スキルを活かして、今より年収をあげたい、将来的にフリーランスも選択肢に入れているといった方におすすめします。

2.メイテック

機械エンジニアとして今後キャリアを築いていきたい人におすすめです。

おすすめする理由
  • 50年に渡り、技術派遣を行ってきた東証プライム上場の大手派遣会社
  • 無期雇用の契約形態をとる常用型派遣
  • エンジニアのキャリアップ支援

メイテック」は、創業以来50年もの期間にわたって技術者・エンジニアの派遣業界で活躍してきた東証プライム上場の大手派遣会社です。

常時1,000社・延べ4,000社に派遣を行い、大手製造業への派遣に強みを持っています。

無期雇用の「常用型派遣」を採用しており、正社員としてメイテックと雇用契約を結ぶので、派遣先が決まっていない間でも給与は発生することもメリットです。

その他、長年に渡り培ってきた知識や経験、ノウハウを背景に、派遣される企業で即戦力となれる技術者人材を育成することに定評があります。

また、市場ニーズが変わっても、60歳以上でも第一線で活躍し続けられる働き方「生涯プロエンジニア(R)」を生み出しています。

プロフェッショナルエンジニアとして、今後のキャリアを安定して構築していきたい人におすすめの派遣会社です。

取り扱い案件機械系
IT/ソフト開発系
IT/インフラ系
電気/電子系
化学系
派遣の種類常用型派遣

3.パーソルクロステクノロジー

充実した福利厚生があり、幅広い職種、多様な働き方を求める方におすすめです。

おすすめする理由
  • 東証プライム上場の大手総合人材サービス会社
  • 豊富な職種と求人数
  • 充実した福利厚生

パーソルクロステクノロジー」は、テンプスタッフなどを運営するパーソルのグループ会社の1つです。

人材派遣、転職、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織に関わる多様なサービスを提供しています。

人材派遣、転職、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織に関わる多様なサービスを提供する大手企業のため、豊富な求人数(約5,000件)を抱えています。

また、ITエンジニア、Webクリエイティブ、機械エンジニアと対応職種も多いのが特徴です。

こちらを活用するメリットは、大手企業ならではの充実した福利厚生でしょう。

社会保険はもちろん、入社日から有給が付与され、交通費支給、在宅勤務手当、時短制度、出産・育児支援、健康管理など充実しています。

そのため、充実した福利厚生があり、リモートワーク、時短勤務など多様な働き方をしたい方におすすめです。

取り扱い案件IT/ソフト開発系
IT/インフラ系
Web/クリエイティブ系
機械系
組込・制御系
電気/電子系
化学系
派遣の種類常用型派遣
登録型派遣
紹介予定派遣

4.AKKODiS(旧Modis)

未経験からエンジニアを目指したい、ライフスタイルに合わせて多様な働き方の選択肢を持ちたいといった方におすすめです。

おすすめ理由
  • 世界30カ国で事業展開、39年の実績を持つ世界最大の外資系人材サービス会社
  • 先端技術分野を見据えたキャリア開発支援
  • 希望の雇用形態で働ける

AKKODiS」は、「Spring転職エージェント」の運営元であるアデコグループ」が運営する外資系大手人材派遣会社です。

大手企業ならではのネットワークを生かして、日本全国のエリアを幅広くカバーしています。

登録型派遣、紹介予定派遣、無期雇用派遣、フリーランスとさまざまな働き方を提供しているので、ライフスタイルの変化に合わせて就業可能です。

また、「AKKODiS Academy」という先端技術分野を見据えたトレーニング機会の提供を通し、キャリア開発支援を行っています。

そのため、未経験からエンジニアを目指すことができることは同サービスを選ぶメリットではないでしょうか。

未経験からのエンジニアを目指す方は、ぜひ登録してみることをおすすめします。

取り扱い案件IT/ソフト開発系
IT/インフラ系
Web/クリエイティブ系
機械系
組込・制御系
電気/電子系
派遣の種類常用型派遣
登録型派遣
紹介予定派遣

5.テクノプロ

大規模プロジェクトに関わりたい、充実した研修制度があり、未経験からエンジニアにチャレンジしたい方におすすめです。

おすすめ理由
  • 200を超える国内拠点に2万名以上のスタッフを擁する大手企業
  • 広範なカバー技術領域
  • 社内研修が豊富

テクノプロ」は、さまざまな分野の技術派遣に特化したサービスを提供している大手派遣会社です。

対応職種が多く、対応エリアは全国のため、地方の方でも就業機会が得やすいことはメリットです。

また、階層別、職能別、目的・課題別の研修プログラム200種以上を提供し、従業員のスキルアップ・キャリアアップをサポートしています。

全国主要都市50カ所以上に教室を構えるプログラミングスクールである「Winスクール」では、実務に直結した実践的な技術を身につけることも可能です。

そのため、未経験から確かな技術を身に付け、エンジニアを目指したい方はぜひ登録してみてください。

取り扱い案件情報システム/ITインフラ系
機械系
組込・制御系
電気・電子系
建築・土木系
化学・バイオ系
派遣の種類常用型派遣

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まとめ

技術派遣は以下のとおり、働き方の性質上「やめとけ」「やばい」 などネガティブな印象を持たれることも多いのも事実です。

技術派遣「やめとけ」と言われる理由
  • 業務範囲が狭く、スキル・経験が身につかない
  • 生活が不安定になりやすい
  • キャリアアップが難しい
  • 転職する場合、評価される経験を積みにくい

ですが、派遣という働き方は以下のメリットがあるのも事実です。

技術派遣のメリット
  • 未経験でも多種多様な実務経験を積みやすい
  • 派遣の中では給与が高い
  • ワークライフバランスがとりやすい
  • さまざまな企業で働く経験ができる

エンジニアは今後ますます市場ニーズが高まる職種です。

専門技術を身につけ、IT業界に転職したい方やキャリアチェンジを考えている方にとって、有効な選択肢には違いありません。

そのため、メリット・デメリットを踏まえ、将来のキャリアプランを考えることは必要ですが、あなたにとって新たなキャリアを築く良い機会となるでしょう。

ぜひ、この記事を参考に、技術派遣として働くことを検討してみてください。

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