「介護士向けの転職サイトって、意外に沢山ある…」
「どの転職サイトに登録すればいいか分からない…」
介護士の方で、このように悩んでいる方々もきっと多いはずです。
自分に合った転職サイトを見つけて活用することは、介護士の転職を成功させるための大事な条件のひとつです。
逆を言えば、「合わない転職サイトに登録すると、転職の難易度が逆に高くなってしまう」こともあるのです。
全国4万ある転職サイトの中から、介護士の転職に強い、求人数、転職サポートの充実度といった仕様を比較した転職サイトは以下のとおりです。
>> 介護士向けの転職サイトおすすめランキング11選 ▶▶各サービス詳細はこちら
サービス名 | おすすめ特徴 | サポート内容 | 対応エリア | 対応職種 | 求人数 | 評判 | 公式HP |
1位:詳細ページ | 国内の介護職向け転職サイトでトップクラスの豊富さ 資格取得支援制度あり | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・スカウトメール機能 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、愛知県、静岡県、北海道、宮城県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、広島県、福岡県 | 介護職全般、他 | 約1.4万件 | 詳細を見る | |
2位:詳細ページ | 介護職転職サイト認知度トップクラス | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職全般、他 | 約8万件 | 詳細を見る | |
3位:詳細ページ | スカウト機能で効率よく転職ができる | ・スカウトメール機能 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約8.5万件 | 詳細を見る | |
4位:詳細ページ | 勤続支援金が受け取れる スカウト機能がある | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約22万件 | 詳細を見る | |
5位:詳細ページ | 「未経験OK」の求人が豊富 働きながら資格取得ができる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職全般、他 | 約8,000件 | 詳細を見る | |
6位:詳細ページ | 高時給案件の割合が高い 「介護職員初任者研修」の資格講座を無料受講できる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・スカウトメール機能 | 北海道、宮城、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、新潟、愛知・静岡、大阪、京都、兵庫、広島、香川、岡山、福岡、熊本、鹿児島 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約5.5万件 | 詳細を見る | |
7位:詳細ページ | 都市部の求人が豊富 LINEで気軽に転職相談ができる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約1.5万件 | 詳細を見る | |
8位:ナイス介護 | 無資格・未経験の求人が豊富 都合に合わせて給料日が選べる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約7,000件 | 詳細を見る | |
9位:詳細ページ | 業界最大級の非公開求人数 介護職未経験求人も豊富 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約4.2万件 | 詳細を見る | |
10位:詳細ページ | 専任コンサルタントの手厚いサポートが充実 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 北海道、石川、新潟、宮城、茨城、東京、神奈川、群馬、埼玉、千葉、福井、山梨、長野、愛知、静岡、三重、岐阜、大阪、兵庫、京都、奈良、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約1.2万件 | 詳細を見る | |
11位:詳細ページ | 拠点数が豊富で、対面サポート を受けやすい 護の単発・スポット案件が多い | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約1.3万件 | 詳細を見る |
特におすすめな介護士向け転職サイトは『レバウェル介護』で、国内トップクラスの求人数を保有しており、また資格取得支援制度もあるので、好評です。
また多くの求人を比較するために複数の転職サイトに登録することをおすすめします。
他にも、その圧倒的な求人数から『エンゲージ』『リクナビNEXT』などの求人サイトも、介護士のお仕事を探す際におすすめなので、比較し、併用してみてはいかがでしょうか。
介護士から他の職種へ転職したい場合には『マイナビエージェント』『リクルートエージェント』『ワークポート』がおすすめです。
記事を読んでいくうちに、自分に合った転職サイトと、活動のイメージが見えてくるはずです。ぜひご覧ください!
- 【目的別】おすすめの介護転職サイト
- 正社員として働きたい方におすすめ
パート・アルバイトとして働きたい方におすすめ
介護職未経験の方におすすめ
介護職経験者の方におすすめ
さまざまな求人を一括で探したい方におすすめ
介護以外の仕事を探している方におすすめ
- 【年齢別】おすすめの介護転職サイト
- 20代の方におすすめ
30代の方におすすめ
40代以上の方におすすめ
- 【お住まいエリア別】おすすめの介護転職サイト
- 札幌にお住まいの方におすすめ
仙台にお住まいの方におすすめ
関東地方にお住まいの方におすすめ
関西地方にお住まいの方におすすめ
中部地方にお住まいの方におすすめ
広島にお住まいの方におすすめ
福岡にお住まいの方におすすめ
上記以外のお住まいの方におすすめ
目次 閉じる
- 【非公開求人が多い!】転職サイトの6つのサポート内容
- 失敗しないための転職サイトの選び方
- 転職サイトは複数登録がおすすめな理由4つ
- 介護士向けの転職サイトおすすめランキング11選|口コミ紹介
- 【有名】介護士におすすめの求人サイトランキング3選
- 介護以外の仕事をお探しの方におすすめの転職サイト6選
- 【目的別】おすすめの介護転職サイト
- 【年齢別】おすすめの介護転職サイト
- 【お住まいエリア別】おすすめの介護転職サイト
- 介護士転職サイトの基本的な利用の流れ
- 介護士転職サイトを使う5つのメリット
- 介護士転職サイトを使う3つのデメリット
- 介護士転職サイトがおすすめな人
- 介護士転職サイトを最大限に活用するコツ
- 介護士転職サイトの担当者の面談で注意すべきこと
- 介護士転職サイトの担当者の面談で好ましい服装
- 介護士転職サイトの初回面談を効率的に行うコツ
- 介護士転職サイトの断り方
- 介護士転職サイトの裏事情
- 介護士転職サイトが無料で利用できる3つの理由
- 介護士転職サイトは地方でも利用できる?
- 転職サイトとハローワークはどっちがいい?
- 介護士転職サイトのトラブル事例
- 介護士転職サイトを使わない人におすすめの転職方法
- 介護士が自分で仕事を探すときの4つのポイント
- 介護資格別の年収相場
- 評判の良い介護施設の見つけ方
- 施設見学でわかるブラックな施設の特徴
- 施設見学でわかるホワイトな施設の特徴
- 比較的仕事が楽な施設はどこ?
- 介護士におすすめの転職時期
- 転職を繰り返すと転職で不利になる?
- 介護士の年収が高い職場
- 介護士の介護士以外の主な転職先【7選】
- 介護士を辞めて違う職種に転職した人たちの声
- 介護士で転職するときの志望動機の例文
- 介護士の転職は実は当たり前?
- 介護士を辞めてよかった人たちの声
- 介護士からの転職で後悔した人たちの声
- 転職で成功するために押さえておくべき6つのポイント
- 介護転職サイトのよくある質問(FAQ)
- まとめ
【非公開求人が多い!】転職サイトの6つのサポート内容
はじめに、介護士向け転職サイトで受けられるサポート内容を押さえておきましょう。
転職サイトでは、主に以下のサポートを受けられます。
サポート内容 | 説明 |
---|---|
①キャリア相談 | キャリアコンサルタントに、キャリアプランや転職に関する悩みを相談し、アドバイスを受けるサービスです。 |
②求人紹介 | キャリアコンサルタントから求人紹介を受けるサービスです。 自分で求人を探すのと比べた際の、転職サイトの求人紹介のメリットは以下の3点です。 ・キャリアコンサルタントがあなたの希望条件に合わせて求人を選出してくれる ・一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してくれることもある ・求人の紹介と合わせてその企業の詳細情報を共有してくれる |
③応募・日程調整 の代行 | 求人の応募や面接日の日程調整をキャリアコンサルタントに代行してもらうサービスです。 |
④書類作成 のサポート | 履歴書や職務経歴書の書類作成のサポートや添削をしてもらうサービスです。 転職サイトによっては、書類作成代行のサービスを行っているところもあります。 |
⑤面接対策 のサポート | 企業のよくある質問をまとめる、自己PRの内容を考える、模擬面接を行うなどの面接対策に関するサービスです。 転職サイトによっては、キャリアコンサルタントが面接に代行してくれるところもあります。 |
⑥条件交渉 | 年収などの条件、および入社時期について、キャリアコンサルタント代行して企業に交渉をしてくれるサービスです。 |
上記①~⑥のうち、特に重要となるのが①「キャリア相談」と②「求人紹介」です。
自分の希望条件に合った求人を紹介してもらえない限り、転職サイトを使っての「転職成功」は果たせないからです。
では、これらアクションを効果的かつ効率的に進めるためにはどうすればいいか、次の章から順に確認していきましょう。
失敗しないための転職サイトの選び方
まずは、キャリア相談や求人紹介で「期待通りにならなかった…」と失敗しないための転職サイトの選び方について見ていきます。
特に意識したいのは、以下の4点です。
- はじめに転職の希望条件を明確にする
- 登録前に公開求人をしっかりチェックする
- 複数の転職サイトに登録する
- 良いキャリアコンサルタントの見極め方を知っておく
はじめに転職の希望条件を明確にする
はじめに希望条件を明確にしておくことで、あなたが登録すべき転職サイトが定まりやすくなります。
具体的には、以下の点を固めておくとよいでしょう。
確認すること | 具体例 |
---|---|
職種・業種と仕事内容 | 例1:「介護福祉士として、特別養護老人ホームで、身体介護や生活支援を中心に、利用者様一人ひとりに寄り添ったケアをしたい」 例2:「ケアマネージャーとして、居宅介護支援事業所で、ケアプランの作成や利用者様との面談、関係機関との連携などを行い、在宅での生活を支えたい |
年収 (希望ラインと最低ライン) | 例1:「年収400万円以上を希望。最低でも350万円は必要」 例2:「年収は450万円程度を希望。ただし、夜勤手当を含めると500万円を超えるような働き方も検討可能 |
勤務地 (勤務時間はどのくらいまで許容できるか) | 例1:「自宅から電車で30分以内で行ける場所で働きたい」 例2:「〇〇市内で働きたい。車通勤も可能であれば尚可」 |
働き方・福利厚生 | 例1:「残業は月10時間以内がいい」 例2:「土日祝日は休みたい」 例3:「育児休暇や介護休暇などの制度が充実しているところが良い」 例4:「資格取得支援制度や研修制度があるところが良い」 |
残業・年間休日日数 | 例1:「残業は月20時間以内、年間休日日数は120日以上」 例2:「残業はほとんどなく、定時に帰れるところが良い」 例3:「年間休日日数は125日以上で、夏季休暇や年末年始休暇もしっかり取得できる環境が良い」 |
これらを明確にすることで、転職サイト登録後のキャリアコンサルタントからのサポートも、適切なアドバイスを受けやすくなります。
また、キャリアアップを目指したいのか、ワークライフバランスを重視したいのかなど、将来のキャリアプランも考えておくと良いでしょう。
登録前に公開求人をしっかりチェックする
転職サイトを選ぶ際には、実際にサイトにアクセスし、公開されている求人情報を確認しておくことが大切です。
なぜなら、公開求人を見ることで、その転職サイトがあなたにとって本当に役立つサイトなのかを、ある程度見極めることができるからです。
具体的には、以下の3つの理由が挙げられます。
- 求人の量と質をチェックできる
- サイトの使いやすさを確認できる
- 自分に合ったサイトかどうかを判断できる
求人の量と質をチェックできる
転職サイトによって、掲載されている求人の量と質は大きく異なります。
求人数 | 多くの求人情報の中から、自分に合った仕事を見つけたい場合は、求人数が多いサイトを選ぶ方が有利です。 サイトにアクセスし、実際にどれくらいの求人数があるのかを確認しましょう。 |
求人の質 | 求人の質も重要な要素です。 あなたの希望する職種、業種、勤務地、雇用形態などの条件に合った求人が、どれくらい掲載されているかを確認しましょう。 |
サイトの使いやすさを確認できる
実際にサイトにアクセスすることで、サイトの使いやすさや情報の見やすさを確認することができます。
検索機能 | 希望条件で求人を絞り込みやすい検索機能が備わっているか、キーワード検索や詳細検索など、使い勝手の良い検索機能が搭載されているかを確認しましょう。 |
情報の見やすさ | 求人情報が見やすく整理されているか、必要な情報にすぐにアクセスできるか、サイトのデザインやレイアウトが自分に合っているかなどを確認しましょう。 |
自分に合ったサイトかどうかを判断できる
転職サイトは、それぞれに特徴があります。
ターゲット層 | 未経験者向けの求人が多いサイト、経験者向けの求人が多いサイト、正社員の雇用形態の求人がメインのサイトなど、ターゲット層が異なる場合があります。 |
得意分野 | 大手の事業所の割合が高いサイト、地域密着の事業所の求人が多いサイト、単発バイトなどの短期求人に特化したサイトなど、得意分野が異なる場合があります。 |
サポート体制 | キャリアコンサルタントのサポート体制が充実しているサイト、転職活動に関する情報が豊富なサイト、セミナーやイベントなどを開催しているサイトなど、サポート体制が異なる場合があります。 |
これらの特徴を理解し、自分に合ったサイトかどうかを判断するためには、実際にサイトにアクセスして、内容を確認することが重要です。
公開求人を事前に確認することで、これらのポイントを把握し、より自分に合った転職サイトを選ぶことができます。
複数の転職サイトに登録する
複数の転職サイトに登録することで、より多くの求人情報を得ることができ、またあなたに合った職場を見つけられる可能性が高まります。
前述のとおり、転職サイトによって、得意な分野や求人の種類、サポート体制などが異なりますので、複数のサイトに登録することで、それぞれのメリットを活かし、より広範囲に求人を探すことができます。
また、複数のキャリアコンサルタントに相談することで、様々な視点からアドバイスをもらえるというメリットもあります。
良いキャリアコンサルタントの見極め方を知っておく
転職サイトのサポートを受ける上で、キャリアコンサルタントとの相性は非常に重要です。
信頼できるキャリアコンサルタントに巡り合うことができれば、転職活動をスムーズに進め、成功に近づけるでしょう。
- こちらの話をよく聞いてくれる
- 求人紹介時に、なぜそれがおすすめかを説明してくれる
- 厳しいことも率直に伝えてくれる
良いキャリアコンサルタントの見極め方
見極め方 | 解説 |
---|---|
「自分の現在の市場価値がどれくらいか」 「どんなポジションがマッチしそうか」 と訊いてみる | 的確なアドバイスをしてくれるキャリアコンサルタントは、あなたの経験やスキルを客観的に評価し、市場価値を判断することができます。 また、あなたの強みや弱みを理解し、どんな仕事が向いているのか、どんな企業が合っているのかを的確に判断してくれます。 |
求人紹介時に、「なぜそれがおすすめか」と聞いて、 適切な回答が返ってくるか確認する | 単に求人を紹介するだけでなく、あなたの希望や条件、キャリアプランなどを考慮した上で、なぜその求人がおすすめなのかを具体的に説明してくれるキャリアコンサルタントは信頼できます。 あなたの立場に立って、親身になって考えてくれるキャリアコンサルタントを選びましょう。 |
転職成功に向けて、 どんなアクションをすればいいか訊いてみる | 具体的なアドバイスやサポートを提供してくれるキャリアコンサルタントは、転職活動を成功に導くための頼りになる存在となります。 |
転職サイトは複数登録がおすすめな理由4つ
先に「転職サイトは複数登録がおすすめ」とお伝えしましたが、その理由は、以下の点があるからです。
- より多くの求人情報に触れることができる
- 自分に合ったキャリアコンサルタントを見つけられる
- 様々な角度からのアドバイスを得られる
- サービスを比較検討できる
より多くの求人情報に触れることができる
転職サイトは、それぞれに掲載されている求人が異なります。
複数のサイトに登録することで、より多くの求人情報に触れることができ、あなたに合った職場を見つけられる可能性が高まります。
例えば、あるサイトは全国規模で求人を掲載しているのに対し、別のサイトは地域密着型の求人を多く扱っているなど、サイトによって特徴があります。
また、サイトによっては、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の求人を多く取り扱っている」「グループホームの求人が多い」など、強みとする施設形態が異なる場合もあります。
複数のサイトを利用することで、これらの違いを活かし、より広範囲に求人を探すことができます。
さらに、転職サイトには、一般には公開されていない非公開求人が多数存在します。
非公開求人は、好条件のものが多く、競争率が低い傾向があります。
複数のサイトに登録することで、より多くの非公開求人にアクセスできる可能性が高まります。
自分に合ったキャリアコンサルタントを見つけられる
転職サイトには、それぞれに担当のキャリアコンサルタントがいます。
キャリアコンサルタントは、転職のプロフェッショナルとして、求人紹介や面接対策など、様々なサポートを提供してくれます。
また、キャリアコンサルタントとの相性は、転職活動の成功を大きく左右する要素の一つです。
複数のサイトに登録することで、様々なキャリアコンサルタントと接する機会があり、自分に合った人を見つけやすくなります。
例えば、親身になって相談に乗ってくれる人、的確なアドバイスをくれる人、積極的にサポートしてくれる人など、キャリアコンサルタントのタイプは様々です。
複数のキャリアコンサルタントと話す中で、自分に合った人を見つけ、信頼関係を築くことができれば、転職活動をよりスムーズに進められます。
さまざまな角度からのアドバイスを得られる
複数のキャリアコンサルタントに相談することで、ざまざまな角度からのアドバイスを得られます。
キャリアコンサルタントは、当然それぞれこれまでの独自のサポート経験があります。
そのため、同じ悩みや相談内容でも、キャリアコンサルタントによって異なる視点からのアドバイスをもらえる可能性があります。
複数の意見を聞くことで、より深く自分自身や転職活動について考えることができ、より良い選択をすることができるでしょう。
また、キャリアコンサルタントによっては、特定の施設形態や資格・技術に精通している場合があります。
自分の希望する施設形態や働き方に通じたキャリアコンサルタントに相談することで、より専門的なアドバイスを得られるでしょう。
サービスを比較検討できる
転職サイトは、それぞれにサービス内容やサポート体制が異なります。
複数のサイトに登録することで、これらのサービスを比較検討することができます。
例えば、求人数、非公開求人の数、キャリアコンサルタントの質、サポート内容、サイトの使いやすさなど、比較するポイントは様々です。
複数のサイトを実際に利用してみることで、それぞれのメリットやデメリットを理解し、自分に合ったサイトを選べます。
また、サイトによっては、無料の転職サポートセミナーやイベントなどを開催している場合があります。
これらのイベントに参加することで、転職活動に関する知識を深めたり、他の転職者と交流したりすることができます。
介護士向けの転職サイトおすすめランキング11選|口コミ紹介
ここでは、求人数、サポートの充実度などから厳選した介護士向けおすすめ転職サイト11選の詳細についてご紹介します。
サービス名 | おすすめ特徴 | サポート内容 | 対応エリア | 対応職種 | 求人数 | 評判 | 公式HP |
1位:詳細ページ | 国内の介護職向け転職サイトでトップクラスの豊富さ 資格取得支援制度あり | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・スカウトメール機能 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、愛知県、静岡県、北海道、宮城県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、広島県、福岡県 | 介護職全般、他 | 約1.4万件 | 詳細を見る | |
2位:詳細ページ | 介護職転職サイト認知度トップクラス | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職全般、他 | 約8万件 | 詳細を見る | |
3位:詳細ページ | スカウト機能で効率よく転職ができる | ・スカウトメール機能 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約8.5万件 | 詳細を見る | |
4位:詳細ページ | 勤続支援金が受け取れる スカウト機能がある | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約22万件 | 詳細を見る | |
5位:詳細ページ | 「未経験OK」の求人が豊富 働きながら資格取得ができる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職全般、他 | 約8,000件 | 詳細を見る | |
6位:詳細ページ | 高時給案件の割合が高い 「介護職員初任者研修」の資格講座を無料受講できる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・スカウトメール機能 | 北海道、宮城、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、新潟、愛知・静岡、大阪、京都、兵庫、広島、香川、岡山、福岡、熊本、鹿児島 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約5.5万件 | 詳細を見る | |
7位:詳細ページ | 都市部の求人が豊富 LINEで気軽に転職相談ができる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約1.5万件 | 詳細を見る | |
8位:ナイス介護 | 無資格・未経験の求人が豊富 都合に合わせて給料日が選べる | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約7,000件 | 詳細を見る | |
9位:詳細ページ | 業界最大級の非公開求人数 介護職未経験求人も豊富 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約4.2万件 | 詳細を見る | |
10位:詳細ページ | 専任コンサルタントの手厚いサポートが充実 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 北海道、石川、新潟、宮城、茨城、東京、神奈川、群馬、埼玉、千葉、福井、山梨、長野、愛知、静岡、三重、岐阜、大阪、兵庫、京都、奈良、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約1.2万件 | 詳細を見る | |
11位:詳細ページ | 拠点数が豊富で、対面サポート を受けやすい 護の単発・スポット案件が多い | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 | 全国 | 介護職、生活相談員、ケアマネジャー、他 | 約1.3万件 | 詳細を見る |
1位:レバウェル介護
公式HP | https://job.kiracare.jp/ |
評判 | |
公開求人数 | 約14,000件 |
職種 | ヘルパー・介護職、デイサービス、訪問介護、グループホーム業務など |
登録 | Web |
対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、愛知県、静岡県、北海道、宮城県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、広島県、福岡県 |
おすすめ特徴 | ・国内の介護職向け転職サイトでトップクラスの豊富さ ・未経験・無資格OKの求人が豊富。ミドル・シニアへのお仕事紹介にも強い ・資格取得支援制度あり。「介護職員初任者研修」を無料で受講できる |
『レバウェル介護』は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営、年間80万人が利用する介護業界に特化した転職サイトです。
非公開求人も豊富に保有しているので、希望条件に合う勤務先を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
「介護職の経験を活かして年収アップしたい」「ワークライフバランスが整った職場で働きたい」「未経験だけど挑戦したい」という場合はおすすめです。
- 求人が多くて仕事探しで楽できる
- ホワイトな職場が多い
- 専任スタッフの対応が早い
- 一部担当者の対応が遅い
- 電話がしつこいと感じることが稀にある
- 希望に合う仕事が見つからなかった
2位:マイナビ介護職
公式HP | https://kaigoshoku.mynavi.jp/ |
評判 | |
求人数 | 約80,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、生活相談員、看護助手、ケアマネージャー、児童発達支援管理責任者、サービス管理責任者、福祉用具専門相談員、生活支援員、他 |
登録 | Web |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・介護職転職エージェント認知度トップクラス ・全国の求人情報に対応し豊富な求人数がある ・介護職専門の転職エージェントが転職をサポートしてくれる |
『マイナビ介護職』は、マイナビが運営している介護職専門の転職サイトです。
55,000件以上の全国の求人を掲載しているため、Uターン・Iターンで介護業界での転職を考えている方にもおすすめです。
雇用形態は正社員・契約社員・パートなど幅広く取り扱っているので希望の働き方を探せはずです。
専門のアドバイザーが履歴書の添削、面接対策、条件交渉など、入社前後のサポートをしてくれるので心強いでしょう。
サイト内も転職に役立つコンテンツが豊富なので、ぜひチェックしてみてください。
- 求人の職種が豊富で質も高かった
- 専任スタッフの対応が丁寧で早い
- 希望条件・高待遇の求人を紹介してもらえた
- 電話が頻繁にかかってきて困った
- 条件に沿わない求人を紹介される場合が稀にある
- 対応の悪い担当者がごく稀にいる
3位:ジョブメドレー介護
公式HP | ジョブメドレー介護:https://job-medley.com/hh/ ジョブメドレートップページ:https://job-medley.com/ |
評判 | |
求人数 | 約85,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、生活相談員、ケアマネジャー、サービス提供責任者、生活支援員、福祉用具専門相談員、他 |
登録 | Web |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・幅広く豊富な求人数 ・スカウト機能で効率よく転職ができる ・応募から内定までが簡単かつスピーディー |
『ジョブメドレー介護』は、全国の求人を多数掲載している介護業界に特化した求人・転職サイトです。
株式会社メドレーが運営している医療・介護・保育のスカウト転職サイト「ジョブメドレー」の介護カテゴリとなっており、介護職や福祉関係などの求人が検索できます。
応募した内容はすぐに直接事業所に届き、事業所とも直接やり取りができるため、スピーディーに転職活動が行えます。
都市部だけでなく、地方の介護職求人も豊富なため、Uターン転職などを考えている方にもおすすめです。
介護職の資格や経験を活かしてなるべく早めに転職をしたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
- 募集内容がわかりやすかった
- 条件の絞り込みができて検索しやすかった
- 直接、施設とのやり取りや応募ができ自分のペースで転職活動ができた
- スカウトメールが多すぎて困った
- 釣り求人と疑う求人があった
- 連絡対応が悪いことが稀にある
4位:カイゴジョブ
公式HP | https://www.kaigojob.com/ |
評判 | |
求人数 | 約220,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、生活相談員、ケアマネジャー、サービス提供責任者、生活支援員、福祉用具専門相談員、他 |
登録 | Web |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・勤続支援金が受け取れる ・スカウト機能がある ・企業や施設と直接やり取りができる |
『カイゴジョブ』は、介護・医療・福祉業界専門の求人・転職サイトです。
求人検索が職種や雇用形態、福利厚生や研修制度の有無など細かい条件で絞り込めるので、希望条件の求人を探しやすいでしょう。
カイゴジョブを通じて応募・入職し60日以上勤務すると、「勤続支援金」を受け取れる制度があります。
Web履歴書が作成でき、対応している企業や施設に対しては履歴書を手書きで何度も作成する必要もありません。
また希望者は専任スタッフによる求人紹介や履歴書添削、面接対策など転職サポートが受けられます。※「カイゴジョブエージェント」
- 自分のペースで求人を選べたので転職活動がやりやすかった
- 希望者には専任スタッフによる転職サポートが受けられる
- 希望の求人が見つけられた
- 電話が多くて困った
- 希望に沿わないスカウトが来る
- 求人内容が実際の内容と違うことが稀にある
5位:かいご畑
公式HP | https://kaigobatake.jp/ |
求人数 | 約8,000件 |
評判 | |
職種 | 介護士、看護助手、訪問介護員、ケアマネージャー、サービス提供責任者、生活相談員、介護事務、他 |
登録 | 電話・Web |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・「未経験OK」の求人の割合が高い ・働きながら実務者研修などの資格取得ができる「キャリアアップ応援制度」がある ・地方の求人はやや少なめ |
『かいご畑』は、介護職未経験者から1~3年の実務経験者向けの転職サイトです。
全国で17の拠点があり、特に未経験・無資格の人の就職・転職支援に強みがあります。
同サービスの主な特徴は、働きながら実務者研修などの資格取得ができる「キャリアアップ応援制度」があることです。
キャリアアップ応援制度を使用して資格取得を目指しながら働いている人が多く見られます。
- 無資格・未経験でも様々な求人を紹介してくれた
- 担当者が親身に対応してくれる
- 資格取得支援制度がある
- 担当者と連絡が取りづらいケースがある
- 昇給しずらい
- 求人が少ない
6位:カイゴワーカー
公式HP | https://tryt-worker.jp/kaigo/ |
評判 | |
求人数 | 約55,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、ケアマネージャー、相談員、支援員、サービス提供責任者、管理職、その他 |
給料前払い | なし |
登録 | Web |
対応エリア | 北海道、宮城、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、新潟、愛知・静岡、大阪、京都、兵庫、広島、香川、岡山、福岡、熊本、鹿児島 |
おすすめ特徴 | ・国内トップレベルの豊富な求人数。対応する施設形態も幅広い ・高時給案件の割合が高い ・「介護職員初任者研修」の資格講座を無料受講できる |
『介護ワーカー』は、全国の介護職向け派遣会社のなかでも特に求人数が豊富な転職サイトです。
有料老人ホーム、特別養護老人ホーム(特養)、デイサービスといった主な介護施設のほか、デイケアや小規模多機能、地域包括センターなど他のサービスでは見つけにくい施設求人も豊富に取り揃えています。
「なるべく多くの求人をチェックしたい」「年収アップを目指したい」人に、おすすめのサービスですよ。
- 求人が豊富
- 希望条件に合致する求人を見つけやすい
- 業界に詳しい担当がサポートしてくれる
- 連絡の頻度が多い
- 応募を急かされることがある
- 地域によっては求人が見つかりにくい
7位:クリックジョブ介護
公式HP | https://kaigo.clickjob.jp/ |
評判 | |
求人数 | 約15,000件 |
職種 | 介護職、ケアマネジャー、生活相談員、リハビリ職、看護職、他 |
登録 | Web |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・都市部の求人が豊富 ・職場の雰囲気など詳細情報を教えてもらえる ・LINEで気軽に転職相談ができる |
『クリックジョブ介護』は、介護業界専門の転職サイトです。
専門のエージェントが、求人紹介から書類添削や面接対策などサポートをしてくれるので安心です。
職場の雰囲気など、企業や施設の詳細な情報なども知ることができるので、職場に不安がある場合にはぜひ相談してみましょう。
非公開求人も多数あるため、希望条件に沿う介護職求人を見つけられるかもしれません。
- 担当者が丁寧・親身にサポートしてくれた
- 給料の交渉などをしてもらえた
- LINEで気軽に相談ができた
- 地方の求人が少ない
- 電話が頻繁にかかってきて困る
- 対応の悪い担当者が稀にいる
8位:ナイス介護
公式HP | https://713515.net/ |
評判 | |
求人数 | 約7,000件 |
職種 | 介護職、ケアマネジャー、生活相談員、リハビリ職、看護職、他 |
給料前払い | 可 |
登録 | 来社 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・無資格・未経験の求人が多数 ・都合に合わせて給料日が選べる ・資格支援制度が受けられる |
『ナイス介護』は、株式会社ネオキャリアが運営している介護職に特化した転職サイトです。
拠点は全国60か所あり、人材大手である株式会社ネオキャリアの介護部門と言う点で、安心感があります。
また、派遣に関しては給料日を待たずに給料を受け取れる即払いサービスがあるので便利です。
正社員と派遣の求人を同時並行で探している方や、給料を早めに受け取りたいという方にはおすすめです。
- 書類添削や面接対策をしてもらえて助かった
- 求人が豊富かつ質が高い
- コンサルタントのサポートが丁寧で心強かった
- 土日に対応していないため不便だった
- キャリアアップできるような求人が少ない
- 対応の悪い担当者がごく稀にいる
9位:ミラクス介護
公式HP | https://kaigo.miraxs.co.jp/ |
評判 | |
求人数 | 公開求人数:約42,000件 非公開求人数:約93,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、サービス提供責任者、ケアマネージャー、生活相談員、機能訓練・リハビリ職、看護助手 |
登録 | Web・電話 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・業界最大級の非公開求人数 ・介護業界専門のコンサルタントがサポートしてくれる ・介護職未経験求人も豊富 |
『ミラクス介護』は、日本トレンドサーチによる2020年1月サイトのイメージ調査で「介護職がおすすめする求人サイトNo.1」になった、介護士やケアマネージャーなど介護職に特化した転職サイトです。
介護の専門知識を持ったコンサルタントが求人の紹介や面談の設定、履歴書添削や面接対策などをサポートしてくれます。
また、職場の雰囲気など勤務先の詳細も知ることができますので、不安な方はぜひ聞いてみましょう。
非公開求人も多数保有しているため、希望に沿う介護系求人に出会えるかもしれません。
非公開求人については登録しないと閲覧できないので、気になる場合は利用してみてはいかがでしょうか。
介護職未経験OKの求人も多いので、新たに介護職にチャレンジしてみようと考えている方にもおすすめです。
- コンサルタントが書類添削や面接同行をしてくれて心強かった
- 職場の詳細を教えてくれたから安心できた
- 地方の求人も多く希望の地域での応募ができた
- 電話が頻繁にきて困ることがあった
- 対応の悪い担当者が稀にいる
- 希望に沿わない求人を紹介されることがある
10位:キャリオス介護
公式HP | https://kaigo.benesse-mcm.jp/ |
評判 | |
求人数 | 約12,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、介護福祉士、ケアマネジャー、サービス提供責任者、生活相談員、看護助手、他 |
登録 | Web・来社 |
対応エリア | 北海道、石川、新潟、宮城、茨城、東京、神奈川、群馬、埼玉、千葉、福井、山梨、長野、愛知、静岡、三重、岐阜、大阪、兵庫、京都、奈良、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島 |
おすすめ特徴 | ・専任のコンサルタントの手厚いサポート ・幅広い雇用形態の求人が揃っている ・求人の質が高い |
『キャリオス介護』は、大手ベネッセグループが提供する介護職に特化した求人・転職サイトです。
主に関東・関西・東海エリアの介護系求人を中心に取り扱っており、正社員・契約社員・派遣・バイト・パートなど雇用形態も幅広く選べるので、希望の働き方を探せます。
ベネッセグループが運営している入居型介護サービス「ベネッセスタイルケア」の求人も豊富にあるため、介護施設での勤務を希望する方もお仕事を見つけやすいのではないでしょうか。
- 登録が1分程度で簡単だった
- 担当者が介護知識が豊富で頼りになった
- 掲載されている求人内容が詳細でわかりやすかった
- 地方の求人が少ない
- 経験者向けの求人が多いので未経験者には少し不利だと感じた
- 登録後、連絡が来ないことがごく稀にある
11位:MC介護のお仕事
公式HP | https://mc-kaigo.net/ |
評判 | |
求人数 | 約13,000件 |
職種 | 介護職・ヘルパー、サービス提供責任者、ケアマネジャー、相談関係職、施設管理職・リーダー候補、リハビリ関係職、介護事務関係職、介護職その他、看護助手 |
給料前払い | 可 |
登録 | 来社 |
対応エリア | 全国 (拠点:恵比寿・新宿・札幌・仙台・さいたま・柏・千葉・銀座・池袋・町田・八王子・横浜・静岡・浜松・名古屋・大阪・梅田・なんば・京都・神戸・岡山・広島・高松・松山・北九州・福岡) |
おすすめ特徴 | ・非公開求人が多い ・拠点数が豊富で、対面サポートを受けやすい ・仕事の紹介が早い ・介護の単発・スポット案件が多い |
『MC介護のお仕事』は、医療人材大手メディカル・コンシェルジュが運営する、介護士向けの転職サイトです。
正社員やパートの人材紹介だけでなく、人材派遣も行っており、単発の派遣求人もたくさん保有しています。
拠点も全国で25拠点と豊富なため、「対面でじっくりサポートを受けたい」人におすすめです。
お仕事検索のカテゴリには「日勤帯」「「高収入」など豊富な項目があるのでご希望に合った求人が見つかるかもしれません。
- 担当者のサポート品質が高かった
- 応募先の施設に対して、事前に詳しい情報を提供してくれた
- 非公開求人が多く、介護福祉士の資格を活かした好条件の仕事を見つけられた
- 地方の求人が少ない
- 時給の低い求人も一部あった
- 対応の悪い担当スタッフが稀にいる
【有名】介護士におすすめの求人サイトランキング3選
ここでは、介護士におすすめの求人サイト3選の詳細についてご紹介します。
1位:エンゲージ
公式HP | https://en-gage.net/ |
評判 | |
求人数 | 約160万件以上 |
職種 | 全職種 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・上場企業エンジャパンが運営 ・求人数が国内No.1 ・長期だけでなく短期・単発バイトの求人も多い |
『エンゲージ』は、大手エン・ジャパンが運営する「求人企業数 国内No.1」の求人サイトです。
アルバイトから業務委託、派遣、正社員まで日本全国の様々な求人が160万件以上掲載されています。
多くの選択肢の中から求人を探すことができ、掲載されている企業情報も詳しく記載しており、企業の口コミ閲覧機能もあるので、求人探しを効率的に進められます。
介護系の求人は「福祉・介護施設運営」「ケアマネージャー、ホームヘルパー、栄養士」などから検索できるので、ぜひチェックしてみましょう。
- 求人数が多く職種の幅が広い
- 閲覧しやすく仕事を探しやすい
- AIが職歴まとめてくれるので便利
- 紹介メールが時間を問わず大量にくる
- 釣り求人と疑う求人がある
- 応募しても返事が来ないことがごく稀にある
2位:リクナビNEXT
公式HP | https://next.rikunabi.com/ |
レビュー | |
公開求人数 | 約80,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
職種 | 全職種 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・大手リクナビが運営しているので安心感がある ・転職サイトトップクラスの公開求人数 ・企業から直接オファーが受けられ、スカウトでの転職が可能 |
『リクナビNEXT』は、国内最大の規模を誇る転職サイトです。
レコメンド機能やスカウトメール機能もあり、求人をじっくり探したい方には向いているサービスとなります。
自分から探すだけでなく、企業側からもアプローチしてくれるので、効率的に転職先を見つけることができます。
介護の専門資格を保有している方や、介護職の経験がある方の場合、スカウトを受ける可能性も高いと思われますので、利用してみてはいかがでしょうか。
- 求人数が圧倒的に多い
- マイページが便利だったので転職活動の管理がしやすかった
- アプリでスキマ時間に求人検索ができて便利
- 求人が多くて絞り込むのが大変だった
- 希望していない業種からのオファーメールが来る
- 専門家のサポートがない
3位:バイトルPro
公式HP | https://www.baitorupro.com/ |
評判 | |
求人数 | 約140,000件(介護関連求人数) |
職種 | 介護職員・ヘルパー、介護助手・介護補助、介護福祉士、ケアマネジャー、他 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・職場の雰囲気や仕事内容を動画で見られる求人が多数 ・応募前に職場見学ができる求人があるため安心できる ・実際の仕事を体験できる求人がある |
『バイトルPro』は、アルバイト求人サイト「バイトル」を運営するディップ株式会社が提供している、資格や経験を活かしたい人のための専門職求人サイトです。
もちろん介護職の経験を活かして働ける「介護」カテゴリの求人もあり、介護職員・ヘルパー、介護福祉士、ケアマネジャー、介護事務などの介護系求人も掲載しています。
メールで希望に沿った求人の新着情報を受け取れますし、職務経験を登録すれば企業からのスカウトを受ける可能性も高くなるので、好条件の求人と出会う機会を逃しにくくなります。
また、バイトルPROを通じて求人に応募・採用・勤務をし、申請をすれば、採用支度金に役立つHappyボーナスが貰えるので、ぜひ利用してみましょう。
- 予想よりも早く勤務先が決まった
- 直接応募ができて気軽だった
- Happyボーナスがもらえるのが嬉しい
- 掲載内容と実際の条件が異なっていることが稀にある
- 終了した求人が残っていることが稀にある
- 求人数が少ないと感じた
介護以外の仕事をお探しの方におすすめの転職サイト6選
ここでは、介護以外の仕事をお探しの方におすすめの転職サイト6選の詳細についてご紹介します。
マイナビエージェント
公式HP | https://mynavi-agent.jp/ |
評判 | |
求人数 | 約8万件 |
対応職種 | 全職種 |
サポート内容 | ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・求人紹介 ・スカウトメール機能 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・20代の転職エージェント満足度 2年連続満足度総合No1 ・IT業界の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが在籍 ・求人数が豊富 |
『マイナビエージェント』は、株式会社マイナビが運営する、20代に人気の転職サイトです。
2024年には、2年連続でオリコン顧客満足度総合No.1を獲得し、転職後の定職率も97.5%を誇っています。
エンジニア、営業職など、様々な業界・職種の経歴を持つキャリアアドバイザーが在籍しており、現場の経験や事情を知っているからこそ、求職者に寄り添った対応をしてくれます。
企業側の要望や社内の雰囲気などをリサーチした上で、求人紹介を行ってくれるので、マッチング力も高めです。
そのため、介護職以外のお仕事を探す際にもキャリアアドバイザーに相談すれば、希望に沿う求人を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
また、職務経歴書の作成や、面接対策なども、しっかとアドバイスをしてくれ、転職活動をサポートしてくれるので、初めて介護職以外への転職活動を行う際にも、安心です。
『マイナビエージェント』では、「転職活動が初めてで不安」「年収を上UPしたい」「自分に合った職場を見つけたい」など、幅広い要望に応えてもらえるでしょう。
- 大手企業や高収入の求人を多く紹介してもらえた
- 求人が幅広く非公開求人も豊富で希望に沿った求人を見つけられた
- 資格やスキルを活かした求人を紹介してもらえた
- 担当者に当たりはずれがある
- ハイクラス求人が少ないと感じる
- 希望や経歴によって求人を紹介してもらえないことがある
リクルートエージェント
公式HP | https://www.r-agent.com/ |
評判 | |
求人数 | 約30万件 |
対応職種 | 全職種 |
サポート内容 | ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・求人紹介 ・スカウトメール機能 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・業界トップクラスの転職支援実績 ・国内No.1求人数を誇る ・優秀なキャリアアドバイザーが多数在籍 |
『リクルートエージェント』は、人材サービス企業最大手のリクルートが運営する日本最大級の転職サイトです。
日本No.1の求人数・転職支援実績を誇っており、幅広い業界や職種、未経験からハイクラスまで、多様な求人を保有しています。
介護職以外のお仕事を探す際に、どこを選べばいいか迷ったら、まずこの転職サイトをチェックしてみるのがおすすめです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しており、求職者一人ひとりに合わせた質の高いサポートを受けられるので、転職活動が不慣れな方でも安心できるでしょう。
リクルートエージェントでは、サポート期間が「原則3ヵ月」と定められているので、短期的に集中して転職活動の成功を目指したい方には特におすすめです。
- 地方の求人も豊富
- アドバイザーに書類添削や面接対策など、親身にサポートしてもらえた
- 平日の夜や週末に面談をしてくれたので助かった
- 希望に沿わない求人を紹介されることがある
- 対応の遅い・悪い担当者がごく稀にいる
- 転職を急かされることがあった
ワークポート
公式HP | https://www.workport.co.jp/ |
評判 | |
求人数 | 約5.4万件 |
対応職種 | 全職種 |
サポート内容 | ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・求人紹介 ・スカウトメール機能 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・転職相談実績83万人以上 ・役員や年収800万円以上の転職希望者を対象 ・非公開求人から希少価値の高いハイクラス求人を厳選 |
『ワークポート』は、就職決定人数No.1の転職サイトです。
リクナビNEXTの「GOOD AGENT RANKING 〜2021年度下半期〜」において「転職決定人数部門 第1位」を受賞している点でも、信頼性が高いと言えます。
設立当初は、IT関連の転職支援に特化していましたが、現在は営業職、事務職、建設業界、製造業界など幅広い業界・業種へと事業を拡大しています。
そのため、転職先を探す際に総合的に相談ができ、求職者のスキルや経験を踏まえた上で、マッチする求人を紹介してくれます。
また、各業種の専任のコンシェルジュが転職を丁寧にサポートしてくれるので、初めて介護職以外の転職活動に不安がある方にもおすすめです。
拠点により異なりますが、平日の夜間や土日祝も対応しているので、在職中の方でも相談がしやすいのもポイントです。
「在職中で平日に時間が取りにくい」、「各業界専門のサポートをして欲しい」という方などは、ぜひ利用してみましょう。
- 未経験でも応募できる求人が多かった
- 未経験でも積極的に担当者がサポートしてくれて心強かった
- eコンシェルのアプリが使いやすかった
- 担当者に当たりはずれがある
- 希望と合わない求人を紹介されることがある
- 転職を急かされることがごく稀にある
UZUZ
公式HP | https://uzuz.jp/ |
評価 | |
求人数 | 非公開 |
対応職種 | 全職種 |
サポート内容 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 |
対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・名古屋・福岡 |
おすすめ特徴 | ・ブラック企業を排除 ・入社3ヶ月後の定着率96% ・社会人・業界未経験の転職に強く、20代に特化(既卒・第二新卒・フリーター・ニートなど) |
『UZUZ』は、株式会社UZUZが運営している、第二新卒、既卒、フリーターの方を対象とした比較的若い世代に特化した転職サイトです。
フリーターの方や、職歴やスキルに自信がない方など、個性に合わせたオーダーメイド型のサポート体制が特徴で、マッチング度も高く、入社3か月後の定着率も96%となっています。
介護職以外で、未経験の職種への転職に不安がある場合でも、オーダーメイド型のサポート体制でしっかりとフォローしてもらえるでしょう。
UZUZのキャリアカウンセラーは、就職活動で挫折をした人や、短期離職を経験した人など、多様な経験を経た方も多いため、キャリアに悩んでいる方に対して、同じ目線で真摯にアドバイスをしてくれるはずです。
転職支援はもちろん、内定後のアフターフォローも充実しているので、転職後の不安がある方には心強いのではないでしょうか。
介護職以外の未経験業種に挑戦したい方や、社会人未経験者、IT業界に興味がある方などにおすすめです。
- アドバイザーが自身の転職経験をもとに真摯に相談に乗ってくれたので助かった
- IT・Web関連の求人が豊富
- ブラック企業を徹底排除していることが安心できた
- 希望に沿わない求人を紹介されることがある
- 地方の求人数が少ない
- 求人に偏りがあり希望求人を見つけられなかった
エン転職
公式HP | https://employment.en-japan.com/ |
レビュー | |
対応職種 | 全職種 |
公開求人数 | 約4,000件 |
サポート内容 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・スカウトメール機能 |
対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
おすすめ特徴 | ・就職成功率80.4% ・フリーター・ニートもOK、20代の未経験転職に特化 ・最短2週間で内定 |
『エン転職』は、日本の転職・求人情報サイト「エン・ジャパン株式会社」が運営する転職サイトです。
非公開求人を約15,000件以上保有しており、書類審査を通過すれば、キャリアパートナーが応募書類の提出や、年収の交渉、そのほかの手続きなどを代行してくれます。
そのため、在職中で忙しい方でも、スムーズかつ効率的に転職活動を進められます。
エージェントサービスを利用せず、自分で転職活動をする場合でも、サイト内にある転職に役立つ豊富なコンテンツを参考にできるので、初めて転職活動をする方はぜひチェックしておきましょう。
また、転職先企業の社風や社員の声など、詳細な情報を口コミ形式で紹介している点も大きな特徴で、転職先を決める参考にできます。
初めての転職活動でなにをしていいかわからない、自分のペースで転職活動をしたい、応募先企業とのやり取りを代行して欲しい、という方は、利用してみてはいかがでしょうか。
- 求人が幅広く、未経験者向けの求人も多い
- 求人情報が細かく会社選びにとても参考になった
- サイトが見やすく使いやすかった
- 希望に関係ないスカウトが来ることがある
- メールや連絡が多く困ることがある
- 地域によっては求人が少ない場合がある
マイナビ転職
公式HP | https://tenshoku.mynavi.jp/ |
評価 | |
求人数 | 約2.5万件 |
対応職種 | 全職種 |
サポート内容 | ・求人紹介 ・履歴書/ES添削 ・面接対策 ・スカウトメール機能 ※マイナビ転職 キャリアパートナー利用時 |
対応エリア | 全国 |
おすすめ特徴 | ・大手人材会社「マイナビ」が運営する転職サイト ・20代~30代の若手社会人向けの求人が多い ・企業や転職エージェントからのスカウトが届く |
『マイナビ転職』は、大手人材会社「マイナビ」が運営する正社員向けの転職サイトです。
幅広い求人を取り扱っており、特に20代~30代の若手社会人向けの求人が多い傾向にあります。
介護士から他業種への転職など、介護士以外のお仕事を探している方におすすめです。
サイト内には提出書類の書き方や面接のコツなど、転職ノウハウなどが掲載されているので、ぜひ参考のためにもチェックしておきましょう。
登録時のレジュメ情報をしっかり記入することで、転職エージェントからのスカウト・オファーが届くケースがあるので、効率的に転職活動をすることができます。
無料の「マイナビ転職 キャリアパートナー」を利用すれば、マイナビ転職の専属スタッフが、履歴書の添削や面接対策、日程調整などの代行などサポートしてくれ、転職活動をよりスムーズに進めることができます。
また、サイト内には「女性のおしごと」という女性の転職活動に特化したカテゴリもあるので、女性の方はこちらもぜひチェックしてみましょう。
- 求人の幅が広く豊富
- サイトが見やすくて使いやすかった
- 実際に働いている人のインタビューが掲載されていて参考になった
- 地域によっては求人が少ない
- 若者向けの求人が多く、ミドル世代の求人が少ない
- 求人の掲載情報が少ないと感じた
【目的別】おすすめの介護転職サイト
続いては、「正社員として働きたい」「パート・アルバイトとして働きたい」など、目的別におすすめの介護士向け転職サイトを紹介します。
正社員として働きたい方におすすめ
正社員の介護士として働く予定の人がはじめに登録しておきたいのが、「マイナビ介護職」「レバウェル介護」「カイゴジョブ」です。
マイナビ介護職は「職業紹介優良業者」取得企業であること、また大手人材会社マイナビグループが運営という安心感が強みです。
レバウェル介護・カイゴジョブは常時10万件を超える豊富な求人が強み。地方求人も数多く取り揃えています。
パート・アルバイトとして働きたい方におすすめ
パート・アルバイトの介護士として働く予定の人は、「レバウェル介護」「ジョブメドレー介護」といった求人数の豊富な転職サイトを優先するとよいでしょう。
大手企業など職場の安定性を重視する方は、人材紹介会社として安定の信頼感のある「マイナビ介護職」もおすすめです。
介護職未経験の方におすすめ
介護職未経験の方は、「未経験OKの求人の多い転職サイト」または「無料研修や資格取得支援のあるサービス」を優先するといいでしょう。
おすすめは「レバウェル介護」「かいご畑」「ナイス介護」で、これらサービスは両方を備えています。
介護職経験者の方におすすめ
介護職経験者の方は、経験者向け求人をメインに扱う「マイナビ介護職」「カイゴジョブ」「介護ワーカー」がおすすめです。
カイゴジョブ、介護ワーカーについては、キャリアコンサルタントのサポート経由のほか自分で求人を探して応募することも可能です。
さまざまな求人を一括で探したい方におすすめ
さまざまな求人を一括で探したい方は、求人が豊富で、かつサイト上での求人検索のUIが整ったサービスを利用するとよいでしょう。
おすすめは「ジョブメドレー介護」と「マイナビ介護職」「カイゴジョブ」です。
このうちジョブメドレー介護とカイゴジョブは自分からの求人応募が可能で、また企業から直接スカウトが届くこともあります。
介護以外の仕事を探している方におすすめ
おすすめの 転職サイト | 対応エリア | おすすめの理由 |
---|---|---|
マイナビエージェント | 全国 | ・全職種・業種の求人に対応 ・常時約7万件の求人。若手社会人の転職支援に強い |
リクナビNEXT | 全国 | ・常時約90万件の求人。全職種・業種の求人をカバー ・企業からスカウトが届くことも |
リクルートエージェント | 全国 | ・エージェントサービスでは国内No.1の支援実績 ・転職支援ツールが豊富 |
介護以外の仕事を探している人は、「マイナビエージェント」「リクナビNEXT」「リクルートエージェント」を利用するとよいでしょう。
これらサイトは全職種・全業種の求人を取り扱っており、また未経験者向けの求人も多いです。
【年齢別】おすすめの介護転職サイト
多くの介護向け介護転職サイトは、全年齢の求職者に対応しています。
そのため、先に紹介した介護士向けのおすすめ転職サイトは年齢に関わらず利用可能です。
しかし、「自分の年齢に合ったサポートを特に希望する」という方は、以下「20代におすすめ」「30代におすすめ」「40代におすすめ」の転職サイトもチェックしておくとよいでしょう。
20代の方におすすめ
20代の実務未経験者や実務経験が浅い方におすすめの転職サイトは「かいご畑」「ナイス介護」です。
どちらも未経験者向けの求人が豊富で、研修制度が充実しています。
すでに実務経験が2年以上あり、キャリアップや年収アップを視野に入れている20代の方は、良質求人が多い「マイナビ介護職」がおすすめです。
30代の方におすすめ
30代の介護士の方は、「レバウェル介護」「介護ワーカー」「マイナビ介護職」を優先して検討するとよいでしょう。
これらサイトは経験者向けの高給与求人が豊富で、またリーダー職・管理職などのキャリアップできる求人も多く見られます。
40代以上の方におすすめ
40代の介護士の方は、「自分で求人を探して応募ができる」転職サイトを優先するとよいでしょう。
キャリアアドバイザーは一般的に若手介護士を優先してサポートする傾向があり、ミドル以降はサポートの優先度を下げられる場合もあるからです。
「ジョブメドレー介護、「カイゴジョブ、「介護ワーカー」は直接応募が可能な転職サイトで、カイゴジョブと介護ワーカーにおいてはキャリアアドバイザーのサポートも得られます。
【お住まいエリア別】おすすめの介護転職サイト
続いては、地域別のおすすめ介護士向け転職サイトを見ていきましょう。
札幌にお住まいの方におすすめ
札幌にお住まいの介護士の方は、「カイゴジョブ」「レバウェル介護」「マイナビ介護職」がおすすめです。
これら転職サイトは札幌の求人が豊富で、地元優良企業に出会える可能性を高められます。
仙台にお住まいの方におすすめ
仙台にお住いの介護士の方は、「マイナビ介護職」「介護ワーカー」「レバウェル介護」から登録を検討しておくとよいでしょう。
宮城県の求人を多く保有しており、大手企業との連携も多い転職サイトです。
関東地方にお住まいの方におすすめ
関東はどの転職サイトでも介護求人が豊富です。
特に「マイナビ介護職」「レバウェル介護」「カイゴジョブ」では常時数万件を超える求人があり、豊富な選択肢から希望に合った求人を見つけやすいでしょう。
関西地方にお住まいの方におすすめ
関西での求人探しでは、「レバウェル介護」「マイナビ介護職」「カイゴジョブ」の転職サイトがおすすめです。
これらサイトでは関西の求人が豊富で、大手法人の案件も多く見られます。
中国地方にお住まいの方におすすめ
中国地方では、転職サイトによって求人の少ない転職サイトもあるため、サイト選びは慎重に行うのがよいでしょう。
おすすめは、同エリアで豊富な求人を保有する「マイナビ介護職」「カイゴジョブ」「レバウェル介護」です。
広島にお住まいの方におすすめ
広島県にお住いの介護士の方は、「マイナビ介護職」「カイゴジョブ」「レバウェル介護」の転職サイトがおすすめです。
これらサイトでは県内で豊富な求人を保有しており、大手法人のものも多いです。
福岡にお住まいの方におすすめ
福岡県は介護事業所が豊富で、多くの転職サイトで多数の求人を見つけられます。
キャリアアップを目指す人は、「マイナビ介護職」「カイゴジョブ」「介護ワーカー」でより好条件の求人を探すとよいでしょう。
上記以外のお住まいの方におすすめ
ここまで紹介した地域以外で介護の求人を探している人は、全国で拠点の多い「カイゴジョブ」「マイナビ介護職」「介護ワーカー」がおすすめです。
特に「カイゴジョブ」はハローワーク求人の紹介も可能なため、全都道府県で豊富な求人を紹介可能です。
介護士転職サイトの基本的な利用の流れ
介護士転職サイトの利用の流れは、以下のとおりです。
- 転職サイトへの登録
- キャリア相談と求人紹介
- 書類作成と応募
- 面接対策
- 面接選考
- 内定・入社準備
①転職サイトへの登録
希望する転職サイトを選び、会員登録を行います。
登録する内容は主に以下のとおりです(※転職サイトによって若干変わります)
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 希望する転職時期
- 職務経歴
- 保有資格
- 希望勤務地
登録後、担当キャリアコンサルタントから面談の誘いの連絡があります。
なお、転職サイトによっては「職務経歴」「保有資格」「希望勤務地」の内容で担当が振り当てられるところもあります。
事実に沿って丁寧に記載することで、あなたに合ったキャリアコンサルタントが担当に就きやすくなります。
また、この際の入力情報に併せて紹介求人が用意されることもありますので、マッチする求人に多く出会うためにも手を抜かずしっかり登録するようにしましょう。
②キャリア相談と求人紹介
担当キャリアコンサルタントと初回面談を行います。
ここでは、まず以下のことを説明します。
- 自己紹介(強み・弱み、仕事で好きなこと)
- 職務経歴(これまで、どの会社でどんな業務を担当したか)
- 転職理由(なぜ今回転職するのか)
- 希望条件(希望する働き方、仕事内容、待遇、勤務地)
また、転職活動に関する不安や疑問を相談することもできます。
例えば、「面接で何を聞かれるか不安」「給与交渉はどうすればいいか」など、どんな些細なことでも相談してみましょう。
初回面談後、担当キャリアコンサルタントから求人を紹介されます。
求人紹介は初回面談中に行うケースもあれば、後日メールまたは電話で紹介されるケースもあります。
③書類作成と応募
希望する求人が見つかったら、応募書類を作成します。
転職サイトによっては、履歴書や職務経歴書のテンプレートを提供している場合があります。
また、キャリアコンサルタントに添削を依頼することも可能です。
効果的な書き方やアピールポイントなどをアドバイスしてもらえるので、書類選考通過率を高められます。
応募書類が完成したら、キャリアコンサルタントに提出し、応募を代行してもらいます。
書類選考に通過した場合、キャリアコンサルタントからその旨の連絡が届きます。
④面接対策
書類選考を通過したら、いよいよ面接です。
転職サイトのキャリアコンサルタントは、面接対策もしっかりサポートしてくれます。
面接対策時のキャリアコンサルタントのサポート内容
- 応募先企業の詳細情報の共有
- 面接でよく聞かれる質問と効果的な回答方法の紹介
- 模擬面接の実施とフィードバック
模擬面接については、「希望された場合に実施」という転職サイトが多く見られます。
面接に自信がない人は、模擬面接を実施してもらうよう依頼しておくとよいでしょう。
企業によっては、独自の面接形式や選考基準を設けている場合がありますので、キャリアコンサルタントから事前に情報収集しておきましょう。
そのほか、服装や持ち物などの細かい点も、不明点があった際はどんどん相談することが大切です。
⑤面接選考
面接は、企業・施設のオフィスまたはオンラインで実施されます。
面接は、あなたの人物像や能力、適性などを評価する場であると同時に、あなた自身もまた企業・施設を見極める場でもあります。
事前に準備したことをもとに、ハキハキと、誠実に受け答えし、あなた自身も気になっている点は質問するようにしましょう。
面接時の質問例
質問例 | 解説 |
---|---|
「介護の仕事において、貴施設が最も大切にしていることは何ですか?」 | この質問をすることで、施設の理念や介護に対する考え方を理解できます。 また、あなたが介護の仕事に対してどのような価値観を持っているのかを伝えることもできます。 |
「入職前に知っておくべきことや、準備しておくべきことはありますか?」 | 入職前に必要な知識や心構えを事前に理解しておくことで、スムーズに新しい環境に馴染むことができます。 また、あなたが積極的に学び、準備する意欲があることをアピールできます。 |
「教育体制や研修制度について、詳しく教えてください」 | 介護の仕事は、常に新しい知識や技術を学ぶ必要があります。 施設の教育体制や研修制度について詳しく知ることで、スキルアップを目指せる環境かどうかを判断することができます。 |
「キャリアパスについて、どのような可能性がありますか?」 | 将来的なキャリアプランを描いている場合、施設内でどのようなキャリアを積むことができるのかを知っておくことは重要です。 また、あなたの成長意欲を示すことができる質問です。 |
また、面接官と名刺交換をした場合など先方の連絡先が共有された際は、面接後にお礼状を送っておくとよいでしょう。
⑥内定・入社準備
面接後、企業から合否の連絡があります。内定を得られたら、入社に向けて準備を始めましょう。
入社日は、企業と相談して決定します。
転職サイトによっては、入社手続きのサポートや、入社後のフォローアップを行ってくれる場合があります。
例えば、雇用契約書の内容確認や、社会保険手続きの案内、入社前に知っておくべきことなどをアドバイスしてくれるでしょう。
また、入社後に困ったことがあれば、キャリアコンサルタントに相談することもできます。
新しい職場で、気持ちよくスタートを切れるように、しっかりと準備を行いましょう。
介護士転職サイトを使う5つのメリット
続いては、介護士の転職で転職サイトを使うメリットについて見ていきましょう。
豊富な介護求人にアクセスできる
転職サイトには、ハローワークや求人誌には掲載されていない求人が多数掲載されています。
サイトによっては、全国の求人を網羅しており、地域や施設の種類、雇用形態など、様々な条件で絞り込むことができます。
また、転職サイトでは、一般には公開されていない非公開求人にもアクセスすることができます。
非公開求人とは?
非公開求人とは、一般の求人誌やハローワーク、企業ホームページなどでは公開されていない求人のことです。
転職サイトに登録した会員だけに特別に公開される求人情報で、一般には知られていない、いわば“隠れた優良求人”とも言えます。
非公開求人を出す理由は様々ですが、主な理由としては以下のようなものがあります。
優秀な人材を 確保したい | 企業側が、より厳選した人材を求めている場合、条件の良い求人を非公開にすることで、質の高い応募者を集めやすくなります。 |
競合他社に 知られたくない | 新規事業の立ち上げや、特別なポジションの募集など、競合他社に知られたくない求人を非公開にする場合があります。 |
従業員の 混乱を防ぎたい | 現状で従業員が不足している場合、求人を出していることを従業員に知られたくないため、非公開にする場合があります。 |
介護士の転職サイトにおける非公開求人のメリット
介護士の転職サイトで非公開求人に応募するメリットは、以下の点が挙げられます。
- メリット①好条件の求人が多い
⇒給与や待遇、福利厚生などの条件が良い求人が多い傾向があります。 - メリット②競争率が低い
⇒一般に公開されていないため、応募者が少なく、選考を突破しやすい可能性があります。 - メリット③じっくりと転職活動を進められる
⇒応募が殺到することがないため、焦らず、じっくりと転職活動を進めることができます。
候補となる企業・事業所の詳細情報を共有してくれる
転職サイトでは、求人票だけではわからない、企業や事業所の詳細情報を得ることができます。
例えば、職場の雰囲気や人間関係、仕事内容の詳細、福利厚生、教育制度など、実際に働いてみないとわからないような情報も、キャリアコンサルタントから聞くことができます。
これらの情報は、転職先を選ぶ上で非常に重要なものです。
企業のホームページや求人票だけではわからない、生の情報を得ることで、より自分に合った職場を見つけることができます。
また、転職サイトによっては、企業の口コミ情報や評判を掲載している場合があります。
実際に働いたことがある人の意見を参考にできるのも、転職サイトならではのメリットです。
書類添削のサポートを受けられる
転職サイトでは、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削サポートを受けることができます。
キャリアコンサルタントが、あなたの書類をチェックし、効果的な書き方やアピールポイントなどをアドバイスしてくれます。
誤字脱字のチェックはもちろん、内容の改善点やアピールポイントなどを指摘してくれるので、書類選考通過率を高められます。
また、転職サイトによっては、履歴書や職務経歴書のテンプレートを提供している場合があります。
応募書類は、企業にあなたのことを知ってもらうための最初の資料です。
しっかりと作成することで、良い印象を与え、選考を有利に進められるでしょう。
面接対策のサポートを受けられる
転職サイトでは、面接対策のサポートも受けられます。
具体的なサポート内容
模擬面接 | キャリアコンサルタントと模擬面接を行うことで、本番を想定した練習ができます。 |
面接官情報 | 面接官のタイプや特徴、過去の面接で重視されたポイントなどを教えてもらえる場合があります。 |
企業独自の 選考基準情報 | 筆記試験やグループディスカッションなど、企業独自の選考基準がある場合、事前に情報を得て対策することができます。 |
服装・持ち物 アドバイス | 面接にふさわしい服装や持ち物について、アドバイスをもらえます。 |
面接同行 | 転職サイトによっては、面接に同行してくれるサービスを提供している場合があります。 キャリアコンサルタントが同席することで、心強いサポートを受けられます。 |
これらのサポートを受けることで、面接に対する不安を軽減し、自信を持って臨むことができるでしょう。
日程調整や条件交渉を代行してくれる
転職サイトでは、面接の日程調整や条件交渉を代行してくれる場合があります。
仕事をしていると時間が取れない面接の日程調整も、転職サイトが代行してくれることで、スムーズに面接に進められます。
条件交渉では、自分一人で交渉するのは難しいと感じる場合や、希望条件をうまく伝えられるか不安な場合は、転職サイトに相談してみましょう。
キャリアコンサルタントが、あなたの代わりに企業と交渉してくれます。
希望条件を伝えるだけでなく、あなたの経験やスキルをアピールし、より良い条件を引き出してくれる可能性もあります。
転職サイトを利用することで、転職活動にかかる手間や時間を減らし、効率的に進めることができます。
介護士転職サイトを使う3つのデメリット
一方の、転職サイトを使うデメリットとしては以下の3点があります。
それぞれ、対策も含めてチェックしておきましょう。
紹介される求人が必ずしも優良な職場とは限らない
転職サイトに掲載されている求人情報は、企業側が作成したものです。
そのため、企業側にとって都合の良い情報ばかりが掲載され、実際とは異なる場合もあるという点は注意が必要です。
例えば、給与や待遇が良いように見えても、実際には残業が多く、労働時間が長いというケースや、人間関係が悪く、離職率が高いというケースも考えられます。
求人情報だけで判断せず、企業のホームページや口コミサイトなども参考にしながら、総合的に判断することが大切です。
「紹介される求人が必ずしも優良な職場とは限らない」ことへの対策
複数の情報源を 活用する | 転職サイトの情報だけでなく、企業のホームページや口コミサイト、SNSなどを活用して、多角的に情報収集を行いましょう。 |
施設見学や職場体験 に参加する | 実際に施設を訪れて、職場の雰囲気や働く様子を自分の目で確認することで、よりリアルな情報を得ることができます。 |
キャリアコンサルタント に質問する | 気になる点や疑問点は、キャリアコンサルタントに積極的に質問しましょう。 転職のプロとしての視点から、客観的な意見やアドバイスをもらえるはずです。 |
応募や内定を強引に勧めてくる場合がある
転職サイトの中には、実績を上げるために、応募や内定を強引に勧めてくるところもあります。
自分の希望や条件に合わない求人を勧められたり、まだ転職する決心がついていない段階で内定を迫られたりするケースもあるかもしれません。
転職サイトの担当者は、あくまでも「アドバイザー」であり、最終的な決断をするのは自分自身です。
自分の意思をしっかりと持ち、冷静に判断することが重要です。
「応募や内定を強引に勧めてくる場合がある」ことへの対策
自分のペースで 転職活動を進める | 焦らず、じっくりと時間をかけて、自分に合った職場を見つけましょう。 |
断る勇気を持つ | 希望に合わない求人や、納得できない条件の場合は、はっきりと断りましょう。 |
複数の転職サイト を利用する | 複数のサイトに登録することで、特定のサイトに依存することなく、幅広い選択肢の中から求人を探すことができます。 |
担当キャリアコンサルタントによってサポート品質が異なる
転職サイトのキャリアコンサルタントは、転職のプロフェッショナルとして、求職者をサポートする役割を担っています。
しかし、キャリアコンサルタントの質は、担当者によって異なる場合があります。
親身になって相談に乗ってくれる人もいれば、事務的な対応しかしない人もいるかもしれません。
サポート品質に差があることは、転職サイトを利用する上でのデメリットの一つと言えるでしょう。
「担当キャリアコンサルタントによってサポート品質が異なる」ことへの対策
担当者との相性を確認する | 初回面談などで、担当者との相性を確認しましょう。信頼できると思える担当者であれば、それだけ転職活動中の精神的負荷を軽減できます。 |
積極的にコミュニケーションを取る | 自分の希望や条件、不安な点などを積極的に伝え、担当者と密にコミュニケーションを取りましょう。 |
必要があれば担当者の変更を依頼する | どうしても担当者との相性が合わない場合は、転職サイトに担当者の変更を依頼することもできます。 |
参考:担当キャリアコンサルタントの変更を依頼するときのメール文例
担当者の変更を依頼する際は、メールで依頼するのが望ましいです。
その理由は以下の点が挙げられます。
- 記録が残る:メールであれば、依頼した日時や内容が明確に記録されます。
- 冷静に伝えられる:冷静に文章を推敲し、誤解のないように伝えることができます。
- 相手の負担が少ない:担当者が都合の良い時間に確認し、対応することができます。
件名:担当キャリアコンサルタントの変更依頼
〇〇(転職サイト名)御担当者様
いつもお世話になっております。〇〇(あなたの名前)と申します。
現在、転職活動のサポートをしていただいておりますが、担当キャリアコンサルタントの〇〇様との相性が、私の転職活動の方向性と少しずれているように感じており、大変恐縮ですが、担当者の変更を検討いただけますでしょうか。
〇〇様には、これまで丁寧な対応をしていただき感謝しております。
しかしながら、私の希望する〇〇(例:施設形態、キャリアパスなど)の分野において、より専門的な知識や経験をお持ちのキャリアコンサルタントの方から、アドバイスをいただきたいと考えております。
例えば、過去に〇〇(例:希望する施設形態での勤務経験がある、希望するキャリアパスを支援した実績があるなど)のケースで転職支援をされた担当の方の意見も伺えると大変参考になるかと存じます。
つきましては、可能であれば、上記のような経験をお持ちの別のキャリアコンサルタントの方に変更をお願いできれば幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
〇〇(あなたの名前)
介護士転職サイトがおすすめな人
ここまでの内容で、介護士向け転職サイトのサービスイメージを大分持てるようになってきたのではないでしょうか。
ここで一度、介護士転職サイトがおすすめな人のタイプを、いくつか挙げてみましょう。
- 今回が初めての転職になる人
- 専門的なキャリアアドバイスを受けたい人
- 介護職のキャリアプランについて相談したい人
- 書類選考や面接選考に不安のある人
- 忙しくて転職活動に多くの時間を割けられない人
- 条件交渉を代行してほしい人
今回が初めての転職になる人
初めての転職では、わからないことや不安なことがたくさんあると思います。
転職サイトを利用すれば、経験豊富なキャリアコンサルタントが、転職活動の最初から最後までサポートしてくれます。
転職活動の進め方や注意点、業界の動向など、基本的なことから丁寧に教えてくれるでしょう。
また、自分に合った求人の探し方や、応募書類の書き方、面接対策など、具体的なアドバイスももらえます。
これらのサポートを経て、初めての転職で戸惑うことなく、スムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
専門的なキャリアアドバイスを受けたい人
転職サイトでは、介護業界に精通したキャリアコンサルタントから、専門的なキャリアアドバイスを受けられます。
自分のキャリアパスに迷っている場合や、どんな仕事が自分に合っているのかわからない場合でも、キャリアコンサルタントが親身になって相談に乗ってくれます。
「介護福祉士の資格を取得したい」「ケアマネージャーを目指したい」「管理職に挑戦したい」といった希望があれば、ぜひキャリアコンサルタントに相談してみましょう。
具体的なキャリアプランや転職活動の進め方について、アドバイスをしてくれるはずです。
介護職のキャリアプランについて相談したい人
介護職には、さまざまなキャリアプランがあります。
例えば、介護福祉士やケアマネージャーなどの資格取得、施設長や管理職への昇進、専門分野への特化など、多様な選択肢があります。
しかし、自分一人で将来のキャリアプランを考えるのは難しいものです。
転職サイトでは、キャリアコンサルタントに、自分のキャリアプランについて相談することができます。
キャリアコンサルタントは、あなたの経験やスキル、性格、希望などを考慮した上で、最適なキャリアプランを一緒に考えてくれます。
また、キャリアプランを実現するための具体的な方法や、必要なスキル、資格取得のサポートなども提供してくれる場合があります。
書類選考や面接選考に不安のある人
転職活動において、書類選考や面接選考は大きなハードルです。
これらハードルをより適切に乗り越えていくうえで、転職サイトのサポートは有効です。
キャリアコンサルタントが、履歴書や職務経歴書の書き方、面接での受け答え方などを丁寧に指導してくれるからです。
特に活用したいのが、「模擬面接」のサービスでしょう。
実際に面接を受けるように練習することで、緊張を和らげ、自信を持って本番に臨むことができます。
書類選考・面接選考のサポートの充実度は、転職サイトによって変わることもあります。
そのため、転職サイトに登録しておくことによって、よりサポートの充実したサイトや担当者を見出せます。
忙しくて転職活動に多くの時間を割けられない人
仕事をしているとなかなか転職活動に時間を割くことができない人もいるでしょう。
転職サイトを利用すれば、求人探しから応募、面接の日程調整まで、キャリアコンサルタントがサポートしてくれるので、時間を有効活用できます。
また、登録後のマイページから求人を参照し、自分で応募が可能な転職サイトもあります。
この場合、求人検索のページには24時間いつでもアクセスできるため、自分のペースで転職活動を進められます。
空いた時間に、スマートフォンやパソコンで求人情報を確認したり、また日中は空き時間を使ってメールやLINEなどでキャリアコンサルタントに相談したりすることができます。
転職サイトを利用することで、忙しい中でも効率的に転職活動を進められるでしょう。
条件交渉を代行してほしい人
給与や待遇などの条件交渉は、自分一人で交渉するのは難しいと感じる人もいるでしょう。
転職サイトでは、キャリアコンサルタントが条件交渉を代行してくれる場合があります。
希望条件を伝えるだけでなく、あなたの経験やスキルをアピールし、より良い条件を引き出してくれる可能性もあります。
また、条件交渉のタイミングや注意点などもアドバイスしてくれるので、安心して任せることができます。
介護士転職サイトを最大限に活用するコツ
続いては、介護士向けの転職サイトを最大限に有効活用するポイント・コツについて見ていきましょう。
特に押さえておきたいのは、以下の5点です。
- はじめに希望条件と「これだけは譲れない条件」を言語化しておく
- 登録前に公式サイトの公開求人をチェックして、希望条件に合致する求人があるか確認する
- キャリアコンサルタントの良し悪しを見極めるポイントを知っておく
- 複数の転職サイトに登録する
- 「この担当は信頼できる」というキャリアコンサルタントが見つかったら、密にコンタクトを取る
はじめに希望条件と「これだけは譲れない条件」を言語化しておく
転職活動を始める前に、まず「どんな仕事がしたいのか」「どんな条件で働きたいのか」を明確にしましょう。
給与、勤務時間、休日、勤務地、仕事内容など、希望条件を具体的に書き出してみましょう。
希望条件の例
項目 | 希望条件の例 |
---|---|
仕事内容 | ・利用者様とじっくり向き合える個別ケア中心の仕事がしたい ・身体介護だけでなく、レクリエーションやイベント企画などにも携わりたい ・認知症ケアやターミナルケアなど、専門性を活かせる仕事がしたい ・夜勤専従で、自分のペースで働きたい |
勤務地 | ・自宅から30分以内で行ける場所で働きたい ・駅から徒歩5分以内など、通勤しやすい場所が良い ・車通勤が可能な職場が良い ・自然豊かな環境、または利便性の高い都市部など、希望する地域で働きたい |
勤務時間・曜日 | ・日勤のみで働きたい ・残業が少ない職場が良い ・土日祝日は休みたい ・シフト制勤務で、自分の都合に合わせて働きたい ・夜勤専従で、高収入を得たい |
給与・待遇 | ・年収400万円以上 ・昇給や賞与がある ・資格手当や夜勤手当など、各種手当が充実している ・退職金制度がある ・住宅手当や家族手当など、福利厚生が充実している |
施設の種類 | ・特別養護老人ホーム(特養)で、利用者様と深く関わり信頼関係を築きたい ・介護老人保健施設(老健)で、リハビリを通して利用者様の自立を支援したい ・有料老人ホームで、個性を尊重したケアを提供し、豊かな生活を支援したい ・デイサービスで、レクリエーションを通して利用者様に笑顔と活力を届けたい ・訪問介護で、自立支援に重点を置き、利用者様の可能性を広げたい ・病院で、医療チームと連携し、患者様の回復を支えたい |
その他 | ・教育体制や研修制度が充実している ・キャリアアップを目指せる環境 ・ワークライフバランスを重視している ・スタッフ同士のコミュニケーションが良好な職場 ・離職率が低い |
その上で、「これだけは譲れない条件」をいくつか決めておくことも重要です。
例えば、「残業は絶対に少ない方がいい」「土日祝日は必ず休みたい」「家から30分以内で通える場所がいい」など、譲れない条件を明確にしておくことで、求人選びがスムーズになります。
これらの条件をキャリアコンサルタントに伝えることで、より希望に合った求人を紹介してもらえます。
また、自分自身でも求人を探す際に、これらの条件を基準に絞り込むことで、効率的に転職活動を進められます。
登録前に公式サイトの公開求人をチェックして、希望条件に合致する求人があるか確認する
転職サイトに登録する前に、公式サイトで公開されている求人情報を確認しましょう。
求人数、希望する地域の求人、希望する職種の求人など、サイトによって掲載されている求人に違いがあります。
自分の希望条件に合った求人が多いサイトを選ぶことが重要です。
また、サイトの使いやすさや情報の見やすさも確認しておきましょう。
サイトによっては、求人情報の検索機能が充実していたり、企業の口コミ情報が掲載されていたり、役立つコンテンツが豊富に用意されていたりします。
これらの情報を参考に、自分に合った転職サイトを選びましょう。
キャリアコンサルタントの良し悪しを見極めるポイントを知っておく
転職サイトのキャリアコンサルタントは、転職のプロフェッショナルとして、求職者をサポートする役割を担っています。
しかし、キャリアコンサルタントの質は、担当者によって異なる場合があります。
親身になって相談に乗ってくれる人もいれば、事務的な対応しかしない人もいるかもしれません。
信頼できるキャリアコンサルタントに巡り合うためには、見極めるポイントを知っておくことが重要です。
例えば、こちらの話をよく聞いてくれるか、求人紹介時に、なぜそれがおすすめかを説明してくれるか、厳しいことも率直に伝えてくれるか、などを参考にしましょう。
複数の転職サイトに登録する
複数の転職サイトに登録することで、より多くの求人情報を得ることができ、自分に合った職場を見つけられる可能性が高まります。
転職サイトによって、得意な分野や求人の種類、サポート体制などが異なります。
例えば、あるサイトは未経験者向けの求人が充実している、別のサイトは管理職向けの求人が多いなど、それぞれに特徴があります。
複数のサイトに登録することで、それぞれのメリットを活かし、より広範囲に求人を探すことができます。
また、複数のキャリアコンサルタントに相談することで、様々な視点からアドバイスをもらえるというメリットもあります。
「この担当は信頼できる」というキャリアコンサルタントが見つかったら、密にコンタクトを取る
信頼できるキャリアコンサルタントを見つけたら、積極的にコンタクトを取り、密にコミュニケーションを図りましょう。
自分の希望や条件、不安な点などを率直に伝え、キャリアコンサルタントとの信頼関係を築くことが重要です。
信頼関係を築くことで、キャリアコンサルタントは、あなたのことを深く理解し、より的確なアドバイスやサポートを提供してくれるようになります。
また、転職活動の進捗状況や、面接のフィードバックなどを共有することで、よりスムーズに転職活動を進めることができます。
転職サイトを最大限に活用するためには、キャリアコンサルタントとの良好な関係を築くことが大切です。
介護士転職サイトの担当者の面談で注意すべきこと
介護士向けの転職サイトを利用する際は、面談の機会をどれだけ有効活用できるかがポイントです。
そのため、以下の4点について意識しておくとよいでしょう。
- 登録時のレジュメ登録を丁寧に行っておく
- 面談の遅刻や無断欠勤は絶対NG
- 担当者には可能な限り「本音」で話す
- 受け身な姿勢が強いとサポートの優先順位を落とされることもある
- おすすめされた求人は自分でも調べておく
登録時のレジュメ登録を丁寧に行っておく
転職サイトに登録する際のレジュメは、キャリアコンサルタントがあなたのことを理解するための重要な資料となります。
氏名や連絡先などの基本情報はもちろんのこと、職務経歴や保有資格、希望条件などをできるだけ詳細かつ正確に記入しましょう。
レジュメの内容が充実しているほど、キャリアコンサルタントはあなたのことを深く理解し、より適切なアドバイスや求人紹介をしてくれる可能性が高まります。
面談の遅刻や無断欠勤は絶対NG
面談時の「事前の連絡なしの遅刻」や「無断欠勤」は、社会人としてのマナー違反とみられることが多く、キャリアコンサルタントに悪い印象を与えてしまいかねません。
初回面談でキャリアコンサルタントとの信頼関係を損なうことで、今後のサポートに影響が出る可能性もあります。
万が一、致し方ない事情で遅刻や欠席をする場合は、事前に連絡を入れ、誠意をもって謝罪しましょう。
オフィスでの面談の際は、余裕を持って出発し、10分前には到着するようにしておくのがよいでしょう。
オンラインの場合は、事前に接続状況やマイク・ビデオの状態を確認して、5分前に会議ルームに入室しておくのが望ましいです。
面談に臨む姿勢は、あなたの社会人としての評価にも繋がります。
時間厳守を心がけ、キャリアコンサルタントに良い印象を与えましょう。
担当者には可能な限り「本音」で話す
キャリアコンサルタントとの面談では、可能な限り「本音」で話すことが大切です。
遠慮したり、自分を良く見せようとしたりして、本当の気持ちを隠してしまうと、キャリアコンサルタントはあなたのことを理解することができず、適切なサポートを提供することができません。
例えば、「給与を上げたい」「残業を減らしたい」「人間関係の良い職場で働きたい」などという気持ちが強くある場合は、そのことも包み隠さず伝えたうえで、併せてそのほかの希望条件を伝えます。
また、「転職活動に不安がある」「面接が苦手」など、不安な点も伝えておいた方が良いです。
人は、本音で話す人に対して「本音で返そう」という意識を持ちやすいです。
キャリアコンサルタントも、あなたの本音を知ることで、より的確なアドバイスやサポートを提供してくれるはずです。
受け身な姿勢が強いとサポートの優先順位を落とされることもある
キャリアコンサルタントは、多くの求職者のサポートを同時に行っています。
そのため、受け身な姿勢でいると、サポートの優先順位を落とされてしまう可能性もあります。
「転職成功のポイントのひとつに、求職者の方の積極性がある」と話すキャリアコンサルタントは多いです。
面談で積極的に質問したり、自分の意見を伝えたり、転職活動の進捗状況を報告したりするなど、積極的に関わる姿勢を見せることも大切ですが、そもそもその「積極的な姿勢」自体が、転職成功の確度を高めるための重要なアクションであることを知っておきましょう。
また、キャリアコンサルタントから提案された求人に対して、自分なりに調べてみた結果や感想を伝えることも大切です。
積極的に行動することで、キャリアコンサルタントは、あなたの転職活動に対する熱意を感じ、より親身になってサポートしてくれるでしょう。
おすすめされた求人は自分でも調べておく
キャリアコンサルタントからおすすめされた求人は、自分でもしっかりと調べておきましょう。
具体的には、以下の媒体などで確認します。
企業のホームページ
企業のホームページには、会社のミッションやビジョン、提供している介護サービスの内容、職場環境や理念、スタッフの声などが掲載されています。
求人票に記載されていない福利厚生やキャリア支援、研修制度についての情報も確認できる場合が多く、就業後の環境や成長のためのサポートが分かります。
ホームページの内容から企業の価値観や風土を読み取ることができ、企業との相性を確認する重要な材料となります。
介護サービス情報公表システム
厚生労働省が提供する「介護サービス情報公表システム」では、介護事業者のサービス提供状況や経営方針、利用者数、スタッフ配置、サービス内容、事故発生件数などのデータが公開されています。
このシステムで、企業の客観的な実績や運営状況が確認でき、介護現場の安全性や信頼性の判断に役立ちます。
特に事故件数などは求人票には載らない情報であり、リスク管理や職場環境を重視する際に役立つポイントです。
ワムネット 障害福祉サービス等情報検索
「ワムネット」は、福祉・介護に関わる情報がまとめられた厚生労働省のサイトで、障害福祉サービスの情報も含まれています。
求人企業が提供しているサービスの詳細や過去の指導監査記録なども掲載されていることがあり、業界での評価や取り組み姿勢を知る手がかりになります。
特に障害福祉に特化した情報が多く、職場選びの際に専門的な視点で確認できるため、特定の支援分野に興味がある方には非常に有用です。
企業口コミサイト
企業口コミサイトには、実際にその企業で働いた経験がある人たちの声が集められています。
給料や職場の人間関係、残業の有無、福利厚生、上司の対応、昇進の機会など、現場で働いた人のリアルな意見を知ることができます。
求人情報だけでは分からない、企業の実際の雰囲気や風土が伝わるため、入社後のギャップを減らすために役立つ重要な情報源です。
Googleマップなど(利用者の口コミチェック)
Googleマップには、施設利用者やその家族が投稿した口コミが掲載されていることが多く、利用者からの視点で施設の雰囲気やサービスの質を知ることができます。
利用者満足度は、職場の雰囲気やスタッフの対応にも影響を与えるため、働く環境の目安としても有効です。
評価が極端に低い場合、問題がある可能性もあるので、慎重に確認すると良いでしょう。
このように、求人情報は、企業のホームページや公的な情報サイト、口コミサイトなどを利用して自分で確認することで、キャリアコンサルタントから説明された以上の情報を入手できることが多いです。
自分の価値観や求める職場環境と合うか、業界での評価や実際の働きやすさなど、多面的にチェックすることで、ミスマッチのリスクを減らし、長期的に安心して働ける職場を選びやすくなります。
介護士転職サイトの担当者の面談で好ましい服装
介護士転職サイトの担当者との面談時には、相手に好印象を与えるための服装選びが大切です。
面談は、自己アピールの場であると同時に、今後一緒に働く可能性がある人たちに適切な印象を与える場でもあります。
服装には清潔感や身だしなみが求められ、派手すぎないビジネスカジュアルが無難です。
適切な服装は「真摯な態度」や「職業意識」を表す手段でもあるため、転職活動に臨む姿勢が見えるような服装で面談に臨みましょう。
服装は「ビジネスカジュアル」が望ましい
面談での服装としては、以下のポイントに気を付けたビジネスカジュアルを意識しておくといいでしょう。
ビジネスカジュアルは、あまり堅苦しくないけれども、仕事に対して誠実な印象を与えられるスタイルです。
服装 | ビジネスカジュアルの例 |
---|---|
トップス | シンプルなシャツやブラウス |
ボトムス | スラックス、チノパン |
靴 | 革靴、ローファー |
アクセサリー | 控えめな腕時計や指輪 |
「清潔感・身だしなみ」は確実にチェックされる
面談では清潔感や身だしなみが確実にチェックされます。
採用担当者は、介護士の業務において身だしなみが求められる職場であることから、基本的なマナーとしても重視されることが多いです。
チェック項目 | 詳細 |
---|---|
ヘアスタイル | 整髪され、清潔感がある |
服の状態 | シワがなく、清潔である |
靴の手入れ | 汚れがなく、きちんと磨かれている |
香り | 香水がきつすぎない |
派手な服装やアクセサリーは「協調性の欠如」を疑われることも
介護の仕事はチームで行うため、協調性が重要視されます。
そのため、面談で派手な服装やアクセサリーを身に着けていると、協調性に欠ける印象を与えてしまう可能性があります。
NG項目 | 例 |
---|---|
派手なアクセサリー | 大きなピアスや目立つネックレス |
極端な服の色や柄 | 蛍光色、派手な柄のシャツ |
化粧 | 濃いアイメイク、鮮やかなリップ |
介護士転職サイトの初回面談を効率的に行うコツ
続いては、介護士向け転職サイトの初回面談を効率的に進めるためのポイント・コツについて見ていきましょう。
- 登録時にレジュメ・希望条件欄がある場合は丁寧に登録する
- 面談前に質問内容を事前に準備しておく
- あらかじめ公開求人をチェックして、応募したい求人や希望する求人タイプを伝えられるようにする
- 今後のスケジュールや日々転職活動にかけられる時間について、イメージを持って多く
ポイント①登録時にレジュメ・希望条件欄がある場合は丁寧に登録する
初回面談に先立って、登録の際のレジュメや希望条件の入力はできるだけ詳しく記入しておきましょう。
これにより、担当キャリアコンサルタントは求職者の経歴や希望条件を事前に把握でき、あなたの状況や希望を的確に把握したうえで、面談を行えます。
具体的には、これまでの職歴、得意な業務、保有資格、希望する勤務地や勤務形態、給与条件などを丁寧に記載します。
こうした情報が詳細であるほど、担当者もマッチする求人を紹介しやすくなり、自分の希望に合った求人を効率的に提案してもらえる可能性が高まります。
ポイント②面談前に質問内容を事前に準備しておく
面談では、担当者に自分の疑問や不安点を積極的に質問することが大切です。
そのため、面談前に質問したい内容を事前に整理しておくと良いでしょう。
例えば、「働きやすい環境の見極め方」「キャリアアップの方法」「残業や休みの取りやすさ」など、疑問や気になる点をリスト化します。
これにより、面談がスムーズに進み、時間を有効に使えるだけでなく、自分に合った求人を見つけるための具体的なヒントを得られやすくなります。
ポイント③あらかじめ公開求人をチェックして、応募したい求人や希望する求人タイプを伝えられるようにする
面談の前に、転職サイト上で公開されている求人を一通り確認し、興味のある求人や希望する求人の特徴を把握しておくのも良い方法です。
そこで気になる求人があれば、詳細情報をメモしておき、面談時に具体的に伝えてみるのです。
また、希望する職場の条件や求める職種の内容を整理しておくと、担当者に自分のニーズが伝わりやすくなります。
これらの行為によって、面談での意思疎通が円滑になり、自分に合った求人を効率的に紹介してもらいやすくなります。
ポイント④今後のスケジュールや日々転職活動にかけられる時間について、イメージを持って多く
転職活動にどれだけの時間を割けるか、どのタイミングで活動を進めるかについて、あらかじめイメージを持っておくことも重要です。
具体的には、週に何日くらい活動に専念できるか、面接や見学に参加できる日時の目安などを整理しておきましょう。
こうした予定を把握しておくと、担当者がスケジュールに沿った提案やアドバイスをしやすくなり、活動が無理なく進められます。
自分のペースに合ったスケジュールで動けるため、効率的な転職活動が可能になります。
介護士転職サイトの断り方
転職サイトを利用していると、様々なシーンで「断りの連絡」をすることがあります。
「断る行為は、苦手」という方は、事前にシーンごとの断り方についても押さえておくとよいでしょう。
断るシーン①面談をキャンセルする時
口頭で 話す場合 | 「お忙しいところ申し訳ありません。〇日に予定しておりました面談ですが、都合によりキャンセルさせていただきたいと思い、ご連絡いたしました。またご都合が合えば、来週の〇日もしくは〇日の〇時以降はいかがでしょうか。」 |
メールで 伝える場合 | 件名:面談キャンセルのお願い 〇〇様 いつもお世話になっております。 〇日に予定しておりました面談ですが、都合によりキャンセルさせて頂きたく、ご連絡いたしました。 よろしければ、以下日時にご変更いただくことは可能でしょうか。 ・〇月〇日(〇)〇時~〇時の間 ・〇月〇日(〇)〇時~〇時の間 ・〇月〇日(〇)〇時~〇時の間 大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 改めて別日程での面談を希望する場合は、ご連絡いたします。 よろしくお願いいたします。 署名 |
面談をキャンセルする場合は、まず謝罪の言葉を述べましょう。
その上で、キャンセルしたい旨と、その理由を簡潔に伝えます。
理由については、プライベートな事情や体調不良など、具体的な内容は避け、「都合により」など、曖昧な表現で構いません。
また、他の日の面談を希望する場合は、リスケする候補日を提示しておくとよいでしょう。
候補日は、最低3候補、出来たら4~5の候補を提示しておくことをおすすめします。
メールで連絡する場合は、件名に「面談キャンセルのお願い」と明記します。
断るシーン②面談後にサービス利用を断る時
口頭で 話す場合 | 「本日は面談ありがとうございました。お話をお伺いしましたが、今回は転職サイトの利用を見送らせていただきたいと思います。丁寧なご説明ありがとうございました。」 |
メールで 伝える場合 | 件名:転職サイト利用見送りについて 〇〇様 本日は面談のお時間をいただき、ありがとうございました。 お話をお伺いし、今後のキャリアについて改めて考える良い機会となりました。 しかしながら、今回は転職サイトの利用を見送らせていただきたいと思います。 丁寧なご説明、誠にありがとうございました。 なお、提出した履歴書はご返送いただくか、破棄していただけますようお願いいたします。 署名 |
面談後にお断りする場合は、まず面談のお礼を述べることが大切です。
その上で、転職サイトの利用を見送る旨を明確に伝えましょう。
丁寧な言葉遣いを心がけ、感謝の気持ちを伝えることで、もしまたサービスを利用することになった際も、気まずさなどを感じずにいられます。
また、履歴書を提出済みの場合は、返送または破棄を依頼しましょう。
断るシーン③求人紹介を断る時
口頭で 話す場合 | 「求人のご紹介ありがとうございます。拝見させていただきましたが、今回は見送らせていただきたいと思います。もう少し〇〇のような条件の求人を希望しています。」 |
メールで 伝える場合 | 件名:求人紹介について 〇〇様 この度は、求人のご紹介をいただきありがとうございました。 拝見させていただきましたが、今回は見送らせていただきたいと思います。 現在は、より〇〇の条件に近い求人を探しております。 引き続きよろしくお願いいたします。 署名 |
求人紹介を断る場合は、お礼を伝えた上で、お断りの意思と理由を明確に伝えます。
その際は、希望条件を改めて具体的に伝えることで、今後のキャリアコンサルタントからの求人紹介の精度を高められます。
断るシーン④応募施設の選考を辞退する時
口頭で話す場合 | 「〇〇の選考ですが、大変申し訳ございません。今回は辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。理由は〇〇です。」 |
メールで伝える場合 | 件名:〇〇の選考辞退について 〇〇様 いつもお世話になっております。 〇〇の選考ですが、大変申し訳ございません。今回は辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。 辞退理由は〇〇です。 お忙しいところ、選考の準備を進めていただいておりましたのに、このようなご報告となり大変申し訳ございません。 署名 |
選考を辞退する場合は、まずお詫びの言葉を述べます。
そのうえで、辞退の意思と理由を明確に伝えましょう。
転職サイトの担当者もまた、施設にお詫びと辞退の理由の連絡を入れる必要があるからです。
選考準備の手間を取らせてしまったことへのお詫びを忘れずに、担当キャリアコンサルタントとの良質な関係が継続されることを心がけておくとよいでしょう。
断るシーン⑤内定を辞退する時
口頭で話す場合 | 「この度は、〇〇の内定をいただきありがとうございました。大変悩みましたが、今回は辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。理由は〇〇です。」 |
メールで伝える場合 | 件名:〇〇の内定辞退について 〇〇様 いつもお世話になっております。 この度は、〇〇の内定をいただき、誠にありがとうございました。 大変悩みましたが、今回は辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。 辞退理由は〇〇です。 〇〇様には、求人紹介から面接対策まで、大変お世話になりました。 誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 署名 |
内定を辞退する場合は、内定への感謝を述べた上で、辞退の意思と理由を明確に伝えます。
また、転職活動を継続する際は、「引き続き、転職に向けて〇〇様のお力添えをいただければと思います。」といった一文も含めておくことをおすすめします。
介護士転職サイトの裏事情
続いては、介護士転職サイトの裏事情について見ていきましょう。
これらを知らずともサポートは問題なく受けられますが、知っておくことでキャリアコンサルタントに意図しない言動が見られたときに、「おそらく、こういうことだろう」といった推測がしやすくなります。
キャリアコンサルタントが必ずしも求人企業・施設情報に詳しいとは限らない
キャリアコンサルタントが紹介する求人について、必ずしも企業や施設の詳細を十分に把握しているわけではありません。
多くの求人を同時に取り扱うため、個々の企業の実際の職場環境や仕事内容、現場の細かい情報までは把握できていない場合があります。
そのため、担当者から提供された情報だけで判断するのではなく、気になる企業については自分でも公式サイトや口コミサイトで確認しておきましょう。
注意ポイント
注意ポイント | 解説 |
---|---|
キャリアコンサルタントからの情報で、詳細情報が不足していないか | 担当者が全ての求人情報に精通しているわけではないことを踏まえておく |
自分自身で、直接求人を確認しているか | 特に仕事内容や職場の雰囲気については自分でリサーチが重要 |
応募する求人に付いて、キャリアコンサルタントに「質問」したか | 面談で自分が気になる点について積極的に質問し、確認を取ることが大切です。 |
ノルマや売上理由で求人を進めてくるキャリアコンサルタントもいる
キャリアコンサルタントには、紹介数や成約件数に応じたノルマやインセンティブが設定されている場合があります。
このため、求職者に対して必ずしもその人に合った求人ではなく、自分のノルマ達成のために特定の求人を勧めてくる可能性もゼロではありません。
求職者としては、希望に合わない求人を無理に進められた際には、その理由を確認したり、遠慮せず断る姿勢も必要です。
自己防衛のポイント
自己防衛のポイント | 解説 |
---|---|
冷静な判断ができるよう、回答を急がない | 提示された求人が希望と異なる場合、急がず慎重に判断しましょう。 |
希望条件を再確認してみる | 自分の希望に合わない求人は、キャリアコンサルタントにはっきりと意思表示をして、希望条件を再度伝えておきましょう。 |
複数の意見を聞く | 別の転職サイトのキャリアコンサルタントの意見も参考にしてみると良いでしょう。 |
公式サイトに「釣り求人」「空求人」が掲載されているケースもある
転職サイトには、実際には募集していない求人(「釣り求人」や「空求人」)が掲載されていることもあるといいます。
これは、求職者の関心を引くために公開されている求人であり、具体的な募集が行われていない、または既に締め切られている求人のことです。
釣り求人 | 釣り求人は、実際には存在しない好条件の求人情報を掲載し、応募者を誘い込む手法です。 目的は、応募者を確保し、別の求人を紹介することです。 「好条件なのにずっと掲載され続けている」「応募資格を満たしているのに不採用になる」といった場合は、釣り求人を疑ってみたほうが良いかもしれません。 |
空求人 | 空求人は、すでに採用が決まっている、または募集する予定のない求人情報を掲載することです。 目的は、自社の求人サイトへのアクセス数を増やす、または人材を確保しておくことです。 または、転職サイト側の更新漏れで掲載し続けてしまっているケースも考えられます。 |
これらの求人の応募をキャリアコンサルタントに依頼しても、キャリアコンサルタントから「応募できない」と言われる可能性もあるでしょう。
公式サイトで応募しているにもかかわらず、「キャリアコンサルタントに応募しても断られてしまう」という求人がある場合は、釣り求人・空求人の可能性を疑いつつ、別の転職サイトへの移行も検討しておくのがよいでしょう。
介護士転職サイトが無料で利用できる3つの理由
転職サイトは、求職者が無料で利用できるサービスとして広く普及しています。
その背景には、主に以下3つの収益モデルが存在しており、これによって求職者側の費用負担なしにサイト運営が成り立っています。
これらの収益源を理解することで、転職サイトがどのように収益を上げ、どのような目的でサービスを提供しているのかを把握できるでしょう。
- 求人企業からの紹介手数料が得られる
- 広告収入を得ている場合がある
- 会員データの活用が見込める
理由①求人企業からの紹介手数料が得られる
介護士転職サイトの主な収益源は、「求人企業からの紹介手数料」です。
これは、求職者が転職サイトを通じて求人企業に入職した場合に、サイト側が求人企業から支払われる手数料を指します。
紹介手数料の額は、一般的には新入職員の年収に応じた割合で決まります。
この仕組みによって、転職サイトは紹介手数料を収入として得られるため、求職者がサイトを無料で利用できるのです。
- 転職サイトを通して求職者の入職が決まった場合に、求人企業がサイトに手数料を支払う
- 手数料は年収の2割~3割が相場(例:年収500万円の場合は、手数料は150万円)
- 入職者が早期離職をした場合、手数料は発生しない
この紹介手数料は、求職者側に対して無料サービスを提供するための主要な収益源であり、多くの転職サイトがこのモデルに基づいて運営されています。
理由②広告収入を得ている場合がある
広告収入も転職サイトの収益源になることがあります。
多くの求職者が介護士転職サイトに訪れるため、広告主にとっては多くの潜在的な顧客にリーチできる場として活用することが多いです。
転職サイトでは、求人企業以外の広告も掲載されており、これらの広告掲載料が収益として加わります。
これにより、転職サイトは広告収入を確保しながら、求職者に対して無料サービスを提供することが可能になります。
- 求人企業
- 介護関連商品、福祉施設、不動産業者 …など
理由③会員データの活用が見込める
会員データの活用も転職サイトの収益の一部となっています。
転職サイトでは、求職者が登録時に提供するデータを基に、求人企業に向けてデータの分析結果や求職者の動向などの情報を提供しています。
提供されるデータは、個人を特定できない形で集計・分析され、求人企業が人材の傾向やニーズを理解するために役立てられます。
この情報提供が、求人企業にとっても有益であり、データ提供料が収益源の一つとなることも少なくありませんん。
- 転職サイトは求職者データを分析し、統計的な形で求人企業に提供
- データにより、求職者のニーズを把握し、求人内容の改善や採用戦略の調整が可能
- 個人情報は特定されない形で処理され、データの安全性を確保
データ活用は、求職者のニーズに基づいた求人のマッチング精度を高め、転職成功率を向上する役割も担います。
介護士転職サイトは地方でも利用できる?
介護士転職サイトは地方でも利用できます。
むしろ、地方の介護施設では人材不足が深刻化しているため、転職サイトの活用が非常に有効です。
地方で転職サイトを利用するメリット
豊富な求人情報に アクセスしやすい | 求人数の多い転職サイトでは、地元の求人情報誌やハローワークだけでは見つからないような、魅力的な求人に出会える可能性があります。 |
自分に合った求人 を探しやすい | 多くの転職サイトでは、公式サイトの公開求人情報で勤務地や施設の種類、給与などの条件を絞り込んで検索できるため、効率的に求人を探せます。 |
非公開求人 に応募できることがある | 転職サイトには、一般には公開されていない非公開求人が多数掲載されています。 |
転職のプロから のサポートを受けられる | キャリアコンサルタントに相談することで、自分に合った求人の紹介や面接対策などのサポートを受けられます。 |
地方で転職サイトを利用するデメリット
求人数が少ない 場合がある | 多くの求人サイトは、都市部に比べて、地方の求人数は全体的に少ない傾向にあります。 特に、全国区の転職サイトは、専門性の高い職種や、地場企業の求人が限られている可能性があります。 |
地域特有 の情報が少ない | 全国展開の転職サイトは地方での全国規模で運営されているため、地域特有の情報や求人が不足している場合があります。 地元の企業風土や地域事情に精通した情報を得にくい可能性があります。 |
対応が遅い | 地方の求人は、担当者が少ない、あるいは対応エリアが広範囲にわたるため、連絡や対応が遅くなる場合があります。 都市部に比べて、迅速な対応を受けられない可能性があります。 |
対面での 面談がしにくい | 転職サイトによっては、キャリアコンサルタントとの面談が電話やオンラインのみの場合があります。 直接会って相談したい場合は、都市部まで出向く必要があるなど、不便を感じる可能性があります。 |
転職サイトとハローワークはどっちがいい?
転職サイトとハローワークはどちらも転職支援サービスを提供しており、それぞれに異なるメリット・デメリットがあります。
どちらが適しているかは、求職者の状況や希望する求人の条件により異なるため、双方の特徴を理解した上で利用を検討することが大切です。
転職サイトとハローワークの特徴比較
転職サイト | ハローワーク | |
---|---|---|
サービス の位置づけ | 民間運営のサービス。 介護士向けのサイトでは、介護業界の転職支援に特化したキャリアコンサルタントがサポート。 | 公共職業安定所。 国が運営し、幅広い職種と年齢層に対応した求職支援を提供。 |
料金 | 無料 | 無料 |
メリット | ・介護業界に詳しい担当からアドバイスを受けられる ・書類添削・面接対策のサポートがある ・ハローワークと比べて高年収の求人が多い傾向にある | ・地域密着型の求人が多く、地方でも比較的多くの求人を見つけられる ・職業訓練で「介護職員初任者研修」を受けられるところがある |
デメリット | ・転職サイトによっては、地方求人が少ない場合がある ・資格取得支援サービスは基本的にない(派遣社員向けにサービスを実施しているところはある) | ・担当者が介護業界に詳しいとは限らない ・書類添削・面接対策のサポートは転職サイトと比べて軽め ・高年収の求人は少ない |
転職サイト・ハローワークそれぞれのサービスの位置づけは?
転職サイトは、民間企業によって運営されており、特に介護業界に特化した転職サイトでは、専門知識を持ったキャリアコンサルタントが介護職の転職支援に対応しています。
これにより、求職者は介護業界に関する知見を活かしたアドバイスを受けながら、効率的な転職活動が可能です。
一方、ハローワークは国が運営する公共職業安定所であり、幅広い職種や年齢層に対応した求職支援を提供しています。
地域ごとに窓口が設けられているため、地方でも求人情報が得られるのが特徴です。
転職サイト・ハローワーク、ともに利用料金は無料
両者ともに、利用は無料で提供されています。
転職サイトは求人企業からの紹介手数料を収益源とし、ハローワークは国が運営費を負担しているため、求職者に費用が発生することはありません。
転職サイトがおすすめの人
以下項目に該当する方は、ハローワークよりも転職サイトがよりおすすめであることが多いでしょう。
- 介護業界の経験があり、キャリアアップや高年収の求人を探している人
- 書類添削や面接対策など、手厚いサポートを受けたい人
- 非公開求人を含む、多くの求人から条件の良いものを選びたい人
- 忙しく、応募手続きや日程調整などを代行してほしい人
- 都市部での転職活動をしており、専門的なアドバイスがほしい人
ハローワークがおすすめの人
一方で、以下項目で当てはまるものが複数ある方は、ハローワークを優先的に利用するとよいかもしれません。
- 地域密着型の求人を探している人
- 介護の資格取得や職業訓練を考えている人
- 未経験でも応募できる求人やパートタイムの求人を探している人
- 転職活動と併せて、失業保険などの支援を受けたい人
介護士転職サイトのトラブル事例
介護士向け云々に限らず、転職サイトの利用において「トラブルになった」と話す人も見られます。
特に多く見られるのは、以下のようなケースです。
はじめて転職サイトを利用する人は、事前にこれらケースを確認しておくことで、同様の事態になりそうな場合に回避されやすくなります。
- 「おとり求人」(「釣り求人」「空求人」)に引っかかった
- 日中ふんだんに電話がかかってきた
- キャリアコンサルタントから応募や内定を強引に勧められた
- 入職したところ、条件や仕事内容が聞いていた話と違っていた
トラブル事例①「おとり求人」(「釣り求人」「空求人」)に引っかかった
「おとり求人」とは、実際には募集していない架空の求人情報を転職サイトに掲載するケースです。
特に人気のある条件や高収入の求人が多く、「この条件なら応募してみよう」と感じさせる内容になっています。
実際に応募すると「残念ながらその求人は募集が終了しましたが、似たような求人をご紹介できます」と言われ、意図しない他の求人を勧められることが多いです。
求職者は希望していない条件の仕事を勧められたり、キャリアコンサルタントに押されて面接まで進んでしまうこともあります。
これは求職者にとって時間や労力の無駄であり、不信感を抱かせる原因になります。
信頼できる転職サイトを選び、疑わしい求人には慎重になることが大切です。
参考:https://www.co-medical.com/knowledge/article95/
トラブル事例②日中ふんだんに電話がかかってきた
12月末で退職を考えてて、レバウェル介護さん利用させて貰ってるんですけど、まぁ電話がしつこくて。
ほぼ毎日電話。私まだ働いてるねん。
それも伝えてるはずなのに「ここどうですか?」って電話そんなに要らんのよ毎日毎日。
それもしんどいですってお伝えしたのに変わらんやん?— ぽてゃっこ。 (@poteyacco) August 29, 2024
転職サイトに登録すると、キャリアコンサルタントから頻繁に連絡が入ることがあります。
中でも日中に何度も電話がかかってきて、仕事中の求職者が対応に困るケースも見られます。
例えば、まだ現職で働いている旨を伝えたにもかかわらず、「こちらの求人はどうですか?」と毎日のように電話をかけられ、断っても改善されないケースも報告されています。
こうした頻繁な連絡に負担を感じた場合は、電話よりメールでの連絡を希望するなど、自分の状況に合わせてキャリアコンサルタントに伝えることが重要です。
それでも改善されない場合は、他の転職サイトの利用も検討すると良いでしょう。
トラブル事例③キャリアコンサルタントから応募や内定を強引に勧められた
転職エージェントが勝手に内定承諾した
処遇がいまいちだったので、その後、内定断ったら「失礼だ。直接人事に謝罪しろ」とエージェントに言われた
無視してそのエージェントとは縁を切った
こういう強引なエージェントおるよな
— 社内失業者 (@ASlDSiGTsY76264) September 7, 2024
キャリアコンサルタントが強引に応募や内定を勧めることもトラブルの一因です。
このようなケースでは、求職者が自身の希望や状況を無視され、無理に入職を進められることもあるため注意が必要です。
キャリアコンサルタントのサポートが求職者の意向と合わない場合は、担当者を変更するか、転職サイトそのものを変える選択も有効です。
トラブル事例④入職したところ、条件や仕事内容が聞いていた話と違っていた
実際に入職してみると、面接時に聞いていた条件や仕事内容と異なるケースもあります。
これは、キャリアコンサルタントが求人内容を十分に確認しないまま求職者に伝えた場合や、企業側が意図的に誇張した情報を提供していた場合に起こりやすいです。
たとえば、残業がないと言われていたのに、実際には毎日のように残業があったり、給与面で期待していた額と大きな差があるといったケースです。
このような事態を防ぐためには、契約条件を文書で確認し、疑問があれば転職サイトや企業にしっかりと質問をしておくことが重要です。
また、面接の際に複数回確認することで、条件の不一致を避ける手段にもなります。
介護士転職サイトを使わない人におすすめの転職方法
介護士の転職では、転職サイトを利用する方が多いですが、転職サイト以外にも様々な方法があります。
今回は、転職サイトを使わない人におすすめの転職方法として、3つの方法をご紹介します。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがありますので、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
- 友人・知人から紹介してもらう
- ハローワークを利用する
- 企業・事業所に直接応募する
企業・事業所に直接応募する
企業や事業所のホームページや求人情報誌を見て、直接応募する方法です。
この方法では、転職サイトに掲載されていないような求人情報を見つけられる可能性があります。
また、企業の担当者と直接やり取りができるため、より詳しい情報を得たり、自分の希望を伝えやすかったりするメリットもあります。
企業・事業所に直接応募するメリットとデメリット
- 転職サイトに掲載されていない求人情報を見つけられる可能性がある
- 企業の担当者と直接やり取りができるため、より詳しい情報を得たり、自分の希望を伝えやすかったりする
- 転職サイトの中間マージンが発生しないため、企業が採用に積極的になることもある
- 求人情報を探す手間がかかる
- 応募書類の作成や面接対策などを自分で行う必要がある
- 企業の内部情報を得にくい
ハローワークを利用する
ハローワークは、国が運営する公共の職業紹介機関です。
求人情報の提供だけでなく、職業相談や職業訓練などのサービスも無料で利用できます。
また、ハローワークの職員が求職者と企業の仲介役をしてくれるため、相談しながら転職活動を進めることができます。
ハローワークを利用するメリットとデメリット
- 求人情報が豊富で、無料で利用できる
- 職業相談や職業訓練などのサービスも受けられる
- ハローワークの職員が求職者と企業の仲介役をしてくれる
- 民間企業の求人に比べて、給与条件が低い場合がある
- 手続きや待ち時間が発生する場合がある
友人・知人から紹介してもらう
友人や知人に、介護業界で働いている人がいれば、紹介してもらう方法もあります。
この方法では、求人情報誌や転職サイトには掲載されていないような、隠れた優良求人を紹介してもらえる可能性があります。
また、職場の雰囲気や人間関係など、内部情報を得られることもメリットです。
友人・知人から紹介してもらうメリットとデメリット
- 隠れた優良求人を紹介してもらえる可能性がある
- 職場の雰囲気や人間関係など、内部情報を得られる
- 紹介者が間に入ってくれるため、安心して転職活動を進められる
- 友人や知人に迷惑をかけてしまう可能性がある
- 紹介してもらえる求人が限られる
- 人間関係が悪化する可能性もある
介護士が自分で仕事を探すときの4つのポイント
転職サイトを使わずに自分で仕事を探そうとしている方は、以下の4点を意識しておくとよいでしょう。
また、完全に「転職サイトを使わない」とするよりも、有効活用できるところを見出しておくことをおすすめします。
- キャリアプランから逆算して「希望条件」を出しておく
- 「最新」の企業情報をチェックできるようにする
- 応募時のメール文の体裁に気を遣う
- 転職サイトで「キャリア相談」のみ受けておく
キャリアプランから逆算して「希望条件」を出しておく
転職活動を始める前に、まず「どんな介護士になりたいのか?」を考えてみましょう。
目標や将来像を明確にすることで、どんな施設で、どんな経験を積みたいのかが見えてきます。
例えば、「将来的にケアマネージャーになりたい」という目標があるなら、ケアマネージャーとの接点の多い施設を選ぶ、といった具合です。
目標から逆算して、「施設の種類」「雇用形態」「教育制度」などの希望条件を整理しておきましょう。
希望条件を明確にすることで、求人探しをスムーズに進めることができます。
キャリアプランの立て方
キャリアプランを立てる際には、以下の3つのステップを意識してみましょう。
自己分析 | 自分の強みや弱み、興味や価値観、これまでの経験などを振り返ります。 |
目標設定 | 短期的な目標と長期的な目標を設定します。 例えば、3年後にリーダー職、10年後に介護施設の管理者になる、といった具体的な目標を設定します。 |
行動計画 | 目標を達成するために、具体的な行動計画を立てます。 資格取得の勉強時間を確保したり、リーダーシップを磨くための研修に参加したりする計画を立てます。 |
「最新」の企業情報をチェックできるようにする
企業のホームページやパンフレットだけでなく、口コミサイトやSNSなども活用して、最新の情報を得るようにしましょう。
施設の雰囲気や、職員の働き方、離職率など、生の情報を集めることで、より深く企業を理解でき、応募の意思を固められたり、面接時に企業ニーズに合わせた自己PRをしやすくなります。
また、施設見学や説明会に参加してみるのも良いでしょう。実際に施設を訪れて、自分の目で確かめることで、より具体的なイメージを持つことができるでしょう。
応募時のメール文の体裁に気を遣う
企業にメールで応募する際は、ビジネスメールのマナーを守り、丁寧な文章を心がけましょう。
件名は「〇〇(氏名)介護職応募」のように、簡潔でわかりやすくするのがポイントです。
本文では、自己紹介と応募の動機、職務経歴、志望する理由などを具体的に記述します。
誤字脱字や句読点のミスがないか、送信前に必ず確認しましょう。
応募メールの例文(経験者の場合)
件名:〇〇(氏名)介護職応募
〇〇様
はじめまして、〇〇(氏名)と申します。
貴社の求人情報(〇〇で掲載されていた〇〇)を拝見し、ぜひ応募したいと思い、メールいたしました。
私は、〇〇年間、介護施設で介護士として勤務してきました。
〇〇(経験やスキル)を活かし、貴社で貢献したいと考えております。
詳細は履歴書に記載しておりますので、ご確認いただければ幸いです。
面接の機会をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
〇〇(氏名)
〇〇(電話番号)
〇〇(メールアドレス)
応募メールの例文(未経験者の場合)
件名:〇〇(氏名)介護職応募
〇〇様
はじめまして、〇〇(氏名)と申します。
貴社の求人情報(〇〇で掲載されていた〇〇)を拝見し、介護職にチャレンジしたいと思い、メールいたしました。
私は、これまで〇〇(前職)として〇〇年間働いてきました。前職では、〇〇(前職で培った経験やスキル)を活かして業務に取り組んでまいりました。
貴社の〇〇という点に魅力を感じ(企業理念や介護に対する考え方に共感した等)、ぜひ貴社で介護の仕事に携わりたいと考えております。
介護の経験はありませんが、〇〇(介護職への意欲を示す具体的なエピソードや、資格取得に向けた勉強をしているなど)を通して、介護の仕事に対する理解を深めてきました。
一日も早く、介護の現場で貢献できるよう、積極的に学び、努力する意欲があります。
詳細は履歴書に記載しておりますので、ご確認いただければ幸いです。
面接の機会をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
〇〇(氏名)
〇〇(電話番号)
〇〇(メールアドレス)
転職サイトで「キャリア相談」のみ受けておく
転職サイトでは、求人情報の提供だけでなく、キャリア相談などのサービスも行っています。
転職サイトのキャリアコンサルタントは、介護業界に精通しており、あなたのキャリアプランや希望条件をヒアリングした上で、最適な転職先を提案してくれます。
「キャリア相談のみの利用もOK」としている転職サイトは多いです。
求人情報を探すだけでなく、キャリア相談も活用してみましょう。
介護資格別の年収相場
介護職の年収は、保有資格によって異なる傾向があります。
一般的に、資格を取得するための難易度が高いほど、年収も高くなる傾向が見られます。
ここでは、主な介護資格別の年収相場をご紹介します。
資格 | 平均給与 | 想定年収 |
---|---|---|
保有資格なし | 268,680円 | 約376万円 |
介護職員初任者研修 | 300,240円 | 約420万円 |
実務者研修 | 302,430円 | 約423万円 |
介護支援専門員 | 376,770円 | 約527万円 |
社会福祉士 | 350,120円 | 約490万円 |
介護福祉士 | 331,080円 | 約464万円 |
参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」第102表介護職員の平均給与額等(月給・常勤の者),サービス種類別,保有資格別(介護職員処遇改善支援補助金を取得している事業所)より ※「想定年収」は弊社にて平均給与に14(12ヵ月給与+ボーナス2ヵ月分)を乗じた額で算出。
厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護職員の平均給与額は、保有資格によって差があることがわかります。
最も年収が高いのは「介護支援専門員」で、約527万円となっています。
介護支援専門員は、ケアマネージャーとも呼ばれ、利用者の状態や希望に応じて、ケアプランを作成する役割を担います。
次に年収が高いのは「社会福祉士」で、約490万円です。
社会福祉士は、福祉に関する専門知識や技術を持ち、利用者の生活を支援する仕事です。
「介護福祉士」は約464万円で、身体介護や生活援助など、幅広い介護サービスを提供します。
「実務者研修」と「介護職員初任者研修」は、それぞれ約423万円、約420万円となっています。これらの資格は、介護職として働くための基礎的な知識や技術を習得するためのものです。
資格がない場合は、約376万円と、資格保有者と比べて年収が低い傾向にあります。
このように、難易度の高い資格を所有することで、年収は上がる傾向にあります。
評判の良い介護施設の見つけ方
介護業界では、施設によって雰囲気やサービス内容が大きく異なります。
評判の良い施設を見つけるためには、様々な角度から情報収集することが大切です。
ここでは、評判の良い介護施設を見つけるための具体的な方法をご紹介します。
ネット上の口コミを確認する
インターネットで施設の評判を調べる際は、「職員」と「利用者」両方の視点から情報収集することをおすすめします。
職員の評判は、企業口コミサイトでチェックすることができます。
これらのサイトでは、実際に働いている職員や、過去に働いていた職員が、給与や待遇、労働時間、人間関係などについて口コミを投稿しています。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも参考にすることで、より客観的に施設を評価することができます。
一方、利用者の評判は、Googleマップなどの口コミサイトで確認することができます。
これらのサイトでは、施設のサービス内容や雰囲気、スタッフの対応などについて、利用者やその家族が口コミを投稿しています。
施設を選ぶ際には、これらの口コミを参考に、自分に合った施設かどうかを判断しましょう。
「介護サービス情報公表システム」で職員の状況を確認する
厚生労働省が運営する「介護サービス情報公表システム」では、全国の介護事業所の情報を検索することができます。
このサイトでは、各事業所の職員に関する情報も公開されています。
例えば、有資格者の割合や、平均勤続年数、退職者の数などを確認できます。
有資格者の割合が高い施設は、質の高い介護サービスを提供している可能性が高いと言えます。
また、平均勤続年数が長い、あるいは退職者の数が少ない施設は、働きやすい環境であると考えられます。
ただし、介護施設は人の出入りが激しいため、情報が最新でない場合もあります。
あくまでも参考程度に留め、詳細は施設に直接問い合わせたり、見学したりして確認しましょう。
公式サイトURL:https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/
「ワムネット 障害福祉サービス等情報検索」で育成・研修体制を確認する
独立行政法人福祉医療機構が運営する「ワムネット」では、障害福祉サービス事業所の情報を検索できます。
このサイトでは、各事業所の職員の育成・研修体制に関する情報も公開されています。
例えば、研修の実施回数や内容、マニュアルの整備状況などを確認することができます。
職員の育成・研修体制が充実している施設は、職員のスキルアップに力を入れていると考えられます。
また、マニュアルが整備されている施設は、統一されたサービスを提供していると考えられます。
ただし、すべての事業所が網羅されているわけではなく、情報が最新でない場合もあります。
最新の情報は、事業所に直接確認することをおすすめします。
ワムネット 障害福祉サービス等情報検索
公式サイトURL:https://www.wam.go.jp/sfkohyoout/COP000100E0000.do
自分の目と耳でも確認(問い合わせと職場見学)
施設の評判を調べるには、実際に施設に問い合わせたり、見学に行ったりすることが重要です。
問い合わせる際は、施設の雰囲気やサービス内容、職員の対応など、気になる点を質問してみましょう。
また、職場見学では、施設の設備や雰囲気を自分の目で確認することができます。
さらに、職員と直接話すことで、職場の雰囲気や人間関係など、より詳しい情報を得ることができます。
施設の担当者や職員と直接コミュニケーションを取ることで、より深く施設を理解し、自分に合った施設かどうかを判断することができます。
施設見学でわかるブラックな施設の特徴
介護施設の職場見学は、施設の雰囲気や働き方を実際に目で見て確認できる貴重な機会です。
しかし、見学だけではわからない部分も多いのも事実です。
そこで、見学時に「ブラックな施設の特徴」を見抜くポイントをご紹介します。
これらのポイントを参考に、より良い職場選びの参考にしてください。
- スタッフの様子と雰囲気が悪い
- 施設の清潔さ・整理・整頓に課題が見られる
- 利用者への対応に誠意がない
- 施設の雰囲気が悪い
- 利用者に対して、スタッフの数が少ない
スタッフの様子と雰囲気が悪い
施設見学では、まずスタッフの様子に注目しましょう。
スタッフが挨拶をしない、表情が暗い、笑顔が少ない場合は、職場環境や人間関係に問題がある可能性があります。
また、スタッフ同士のコミュニケーションが少ない、連携が取れていないように見える場合も、人間関係が悪化している可能性があります。
介護の仕事はチームワークが重要です。
スタッフ同士が協力し合い、笑顔で働いている施設を選びましょう。
施設の清潔さ・整理・整頓に課題が見られる
施設内が清潔で整理整頓されているかどうかも重要なポイントです。
清潔感のない施設は、人手不足やスタッフのモチベーション低下が考えられます。
また、整理整頓ができていないと、事故やトラブルにつながる可能性もあります。
利用者にとって安全で快適な環境を提供するためにも、清潔さ・整理整頓は欠かせません。
利用者への対応に誠意がない
スタッフが利用者に対して、丁寧で思いやりのある対応をしているかどうかも観察しましょう。
利用者への言葉遣いが荒かったり、ぞんざいな扱いをするスタッフがいる場合は、利用者に対する敬意が欠如している可能性があります。
また、利用者のプライバシーに配慮しているかどうかも重要なポイントです。
利用者一人ひとりの人格を尊重し、丁寧な対応を心がけている施設を選びましょう。
施設の雰囲気が悪い
施設全体の雰囲気も重要な判断材料です。
施設全体が暗く、活気がない場合は、スタッフのモチベーションが低い可能性があります。
また、笑顔や会話が少ない施設は、コミュニケーション不足や人間関係の悪化が考えられます。
明るく活気のある施設は、スタッフの定着率が高く、質の高い介護サービスを提供できる可能性が高いと言えます。
利用者に対して、スタッフの数が少ない
スタッフの数が適切で、業務がスムーズに進んでいるかどうかも確認しましょう。
人手不足でスタッフが忙しそうにしている場合は、労働環境が厳しい可能性があります。
人手不足は、介護の質の低下やスタッフの負担増加につながる可能性があります。
十分な数のスタッフが配置され、余裕を持って業務に取り組める施設を選びましょう。
施設見学でわかるホワイトな施設の特徴
介護施設の職場見学は、施設の雰囲気や働き方を実際に目で見て確認できる貴重な機会です。
ホワイトな施設は、そこで働くスタッフにとっても、利用者にとっても良い環境であると言えます。
見学時に「ホワイトな施設の特徴」を見抜くポイントを紹介します。
これらのポイントを参考に、より良い職場選びの参考にしてください。
- スタッフの表情が明るく、積極的な対応が見られる
- 施設が清潔で、整理整頓が行き届いている
- 利用者への対応に優しさ・誠意が見られる
- スタッフ同士の関係性がよい
- 施設の雰囲気が明るい
スタッフの表情が明るく、積極的な対応が見られる
施設見学では、まずスタッフの表情に注目しましょう。
スタッフが笑顔で挨拶をし、利用者や来場者に対して親切な対応をしている場合は、職場環境が良好である可能性が高いです。
また、スタッフが積極的にコミュニケーションを取っている様子が見られる場合は、風通しの良い職場であると考えられます。
スタッフの表情や態度は、施設の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。
施設が清潔で、整理整頓が行き届いている
施設内が清潔で整理整頓されているかどうかも重要なポイントです。
清潔感のある施設は、スタッフのモチベーションや利用者の満足度に良い影響を与えます。
また、整理整頓が行き届いている施設は、業務効率が高く、事故やトラブルを防ぐことにもつながります。
施設の清潔さ・整理整頓は、スタッフの意識や施設の管理体制を反映していると言えるでしょう。
利用者への対応に優しさ・誠意が見られる
スタッフが利用者に対して、思いやりを持ち、丁寧な対応をしているかどうかも観察しましょう。
利用者一人ひとりの人格を尊重し、個別ケアを実践している施設は、ホワイトな施設と言えるでしょう。
また、利用者の意見や要望に耳を傾け、コミュニケーションを大切にしているかどうかも重要なポイントです。
利用者とスタッフの信頼関係が築けている施設は、働きがいのある職場であると考えられます。
スタッフ同士の関係性がよい
スタッフ間で適切なコミュニケーションが取れており、協力し合って業務を行っている様子が見られる場合は、職場の人間関係が良好であると考えられます。
スタッフ同士が助け合い、尊重し合いながら働いている施設は、離職率が低く、長く働き続けられる環境であると言えます。
また、年齢や経験に関わらず、意見交換が活発に行われているかどうかも重要なポイントです。
施設の雰囲気が明るい
施設全体が明るく、利用者やスタッフが生き生きとしている雰囲気は、働きやすい環境の一つの指標です。
笑顔や会話が溢れる施設は、ストレスが少なく、仕事に集中しやすい環境であると考えられます。
また、イベントやレクリエーションが充実している施設は、利用者の生活を豊かにし、スタッフのモチベーション向上にもつながります。
施設の雰囲気は、見学や体験を通して、肌で感じるようにしましょう。
比較的仕事が楽な施設はどこ?
介護の仕事は、体力的にきつい、精神的な負担が大きいなど、大変なイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、介護施設の種類や仕事内容によって、その負担は大きく異なります。
ここでは、比較的仕事が楽だと言われる介護施設を3つ紹介します。
- サービス付き高齢者住宅(サ高住)
- デイサービス
- 有料老人ホーム(住宅型・健康型)
①サービス付き高齢者住宅(サ高住)
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、比較的自立度の高い高齢者が入居する施設です。
そのため、身体介護の機会が少なく、体力的な負担が軽減される傾向があります。
主な業務は、安否確認や生活相談、レクリエーションの企画・運営などです。
利用者とのコミュニケーションを重視し、生活支援を中心に行うため、介護の経験がない方でも働きやすいでしょう。
また、夜勤がない施設も多く、自分の生活リズムを大切にしながら働くことができます。
②デイサービス
デイサービスは、在宅の高齢者が日中を過ごす通所型の施設です。
夜勤がないため、不規則な生活になる心配がありません。
また、レクリエーション活動が多く、利用者と一緒に楽しみながら業務を行うことができます。
利用者の笑顔を間近で見ることができ、やりがいを感じやすいという点も魅力です。
身体介護は、入浴介助や食事介助などがありますが、重度の介護を必要とする方は少ないため、体力的な負担は比較的少ないと言えるでしょう。
③有料老人ホーム(住宅型・健康型)
有料老人ホームには、「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類があります。
介護付きは、身体介護を必要とする方が多く、仕事内容もハードになります。
一方、住宅型と健康型は、自立度の高い利用者が多いため、身体介護の負担は比較的少ないとされています。
主な業務は、食事の提供や清掃、洗濯、レクリエーションなどです。
利用者の生活をサポートし、快適な暮らしを提供することに重点が置かれています。
施設によってサービス内容や雰囲気が異なるため、見学や体験を通して、自分に合った施設を探しましょう。
介護士におすすめの転職時期
介護士の転職活動は、時期によって求人数や採用状況が大きく異なります。
より良い条件で転職を成功させるためには、最適な時期を見極めることが重要です。
ここでは、介護士におすすめの転職時期と、その理由について詳しく解説します。
月別の介護士の転職時期おすすめ度
月 | おすすめ度 | 説明 |
---|---|---|
1月 | 年末のボーナス支給後、退職者が多くなり求人が増加します。 企業側も年度内の予算消化に採用活動費を充てることが多いです。 | |
2月 | 1月に継続求人が多く、人員不足が生じやすい時期。 求職者も増えるため競争が激しい可能性があります。 | |
3月 | 年末での退職者により求人が増加します。 4月の新年度に向けて採用段階落ちするため、早めの行動が推奨されます。 | |
4月 | 新卒入社の時期で、新人教育が優先されるため中途採用は減少傾向にあります。 | |
5月 | 4月と同様に新卒教育が続く求人が少ない時期です。 ボーナス前で退職も少ないため、求人数が増えにくいです。 | |
6月 | 夏ボーナス前で求人が増える時期。 求職者も増えるため競争が激しい可能性があります。 | |
7月 | ボーナス直前のための求人は一定数ありますが、夏休みが始まるため面接日程調整が難しい場合があります。 | |
8月 | 夏のボーナス支給後、退職者が多くなり求人が増加します。 人員不足が生じやすく、施設の採用活動も積極的です。 | |
9月 | 大型連休後には退職者が増えるため求人が増加します。 下半期の採用計画で求人も多く、転職活動に適した時期です。 | |
10月 | 9月に引き続き求人が多い時期。 競争が比較的暖かいため転職活動に適しています。 | |
11月 | 年末年始前で求人が落ち着いて始める時期。 転職活動は可能ですが、年末の繁忙期に向けて面接調整が誠実なこともあります。 | |
12月 | 年末年始の繁忙期で面接日程が調整しにくく、入社後すぐに激務となる可能性が高いです。 |
最適な転職時期は1月・3月・8月
介護士の転職に最も適した時期は、1月、3月、8月です。
これらの時期は、求人数が増加し、採用されやすい傾向にあります。
1月と8月は、ボーナス支給後に退職者が増えるため、人員不足を解消するために多くの施設が積極的に採用活動を行います。
3月は、年度末を迎え、4月からの新年度に向けて人員体制を整えようとする施設が多いため、求人数が増加します。
また、これらの時期は、企業側も年度内の予算消化のために採用活動費を充てることが多く、採用枠が広がる傾向にあります。
9月・10月も狙い目
1月、3月、8月以外にも、9月・10月も転職活動に適した時期と言えます。
9月は、夏のボーナス支給後や大型連休後に退職するスタッフが多いため、人員不足が生じやすい時期です。
また、10月は、下半期の採用計画に基づいて求人を出す施設が多いため、選択肢が広がります。
さらに、これらの時期は、求職者が比較的少ないため、競争率が低く、落ち着いて転職活動を進められるというメリットもあります。
避けた方がよいのは4月・5月・12月
一方、4月・5月・12月は、転職活動に不向きな時期と言えます。
4月・5月は、新卒の入社時期と重なり、新人教育が優先されるため、中途採用は減少傾向にあります。
また、1月~3月の採用で人員を確保済みの施設が多く、求人数が少ない傾向にあります。
12月は、年末年始の繁忙期と重なり、面接の日程調整が難しくなります。
さらに、入社後すぐ激務になる可能性が高く、適切な指導を受けにくい環境になりがちです。
転職を繰り返すと転職で不利になる?
介護業界は慢性的な人手不足に悩まされているため、転職回数の多さがマイナス評価になるケースは少ない傾向にあります。
むしろ、様々な施設で経験を積んでいることは、プラスに評価される場合もあります。
しかし、転職理由を面接できちんと説明できないと、「またすぐ辞めるかもしれない」と思われてしまうリスクがあります。
転職回数が多くても、それぞれの転職に明確な理由があり、キャリアプランに基づいていることをアピールすることが大切です。
転職回数が不利にならないケース
明確な転職理由がある
転職回数が多くても、それぞれの転職に明確な理由があれば、不利になることはありません。
例えば、スキルアップやキャリアアップ、働き方の変化など、前向きな理由で転職を繰り返している場合は、積極的にアピールしましょう。
転職理由を明確に説明することで、あなたのキャリアプランや仕事に対する熱意を伝えることができます。
キャリアアップ志向があり、そのための転職であることが分かる
キャリアアップを目指して転職を繰り返している場合は、むしろプラスに評価される可能性があります。
より高いレベルのスキルや知識を身につけるために、積極的に転職することは、成長意欲の高さを示すものとなります。
ただし、単に転職回数が多いだけでなく、それぞれの転職でどのようなスキルを習得し、どのようにキャリアアップにつなげてきたのかを具体的に説明することが重要です。
出産や介護などの致し方ない理由がある
出産や介護など、個人的な事情で転職を繰り返している場合も、不利になることはありません。
これらの理由は、仕事に対する熱意や能力とは無関係であるため、マイナス評価にはつながりません。
ただし、転職活動の際には、これらの事情を正直に伝えるとともに、仕事への復帰意欲を明確に示すことが大切です。
転職回数が不利になるリスクがあるケース
明確な転職理由がない
転職回数が多く、それぞれの転職に明確な理由がない場合は、ネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
「すぐに辞めてしまうのではないか」「忍耐力がないのではないか」といった懸念を抱かれる可能性があります。
転職活動の際には、それぞれの転職理由を明確に説明し、なぜその施設を選んだのか、そこで何を学び、どのように成長したのかを具体的にアピールすることが重要です。
転職理由のメインが前職の不満
転職理由が前職の不満ばかりの場合は、注意が必要です。
給与や人間関係、労働時間など、ネガティブな理由ばかりを挙げると、問題解決能力が低いと思われてしまう可能性があります。
転職理由を説明する際は、前向きな要素を強調するように心がけましょう。
キャリアに一貫性がない
全く異なる業界や職種を転々としている場合は、キャリアプランが不明確であると判断される可能性があります。
転職活動の際には、これまでの経験をどのように活かせるのか、なぜ介護業界を選んだのかを明確に説明する必要があります。
一貫性を見出すことが難しい場合は、それぞれの経験から得られたスキルや知識を整理し、介護の仕事にどのように活かせるのかをアピールしましょう。
介護士の年収が高い職場
「介護士の年収が高い職場」について、気になっている方も多いでしょう。
厚生労働省がまとめた「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護士の給与が高い施設は以下のとおりです。
介護士の給与が高い施設と平均給与(2022年厚生労働省)
施設・職場 | 平均給与@月 |
---|---|
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、特養) | 348,040円 |
介護老人保健施設(老健) | 339,040円 |
介護医療院 | 320,700円 |
特定施設入居者生活介護事業所 | 313,920円 |
訪問介護事業所 | 315,170円 |
参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」
介護士の給与水準から見る施設別の特徴
特別養護老人ホームが最高水準の給与
厚生労働省の調査によると、特別養護老人ホーム(特養)の平均月給は348,040円と、介護施設の中でトップとなっています。
これは24時間体制での介護が必要な入居者へのケアに加え、夜勤手当や資格手当などの各種手当が充実していることが要因として挙げられます。
介護老人保健施設も高水準の待遇を維持
介護老人保健施設(老健)は月額339,040円と、特養に次ぐ給与水準を示しています。
医療的ケアやリハビリテーションなど、より専門的なスキルが求められる現場であることから、それに見合った待遇が実現されています。
介護医療院と在宅介護サービスの給与動向
介護医療院は月額320,700円、訪問介護事業所は315,170円と、決して低くない水準を維持しています。
特に訪問介護は、利用者宅を訪問してサービスを提供する特性上、移動手当などが加算される場合もあります。
待遇向上のためのキャリアパス
これらの施設で高収入を目指すためには、夜勤による手当の活用や介護福祉士などの資格取得が有効です。
また、主任やリーダーなどの役職に就くことで役職手当が付与され、さらなる収入アップが期待できます。
加えて、同一施設での勤続年数を重ねることで、定期昇給による安定的な収入増加も見込めます。
専門性の向上が収入アップのカギ
医療的ケアや認知症ケアなどの専門知識を身につけることで、より高度な介護サービスを提供できる人材として評価され、それに応じた待遇を得られる可能性が高まります。
継続的な学習と経験の蓄積が、長期的な収入向上につながる重要な要素といえます。
介護士の介護士以外の主な転職先【7選】
介護士の経験を活かせる仕事は、介護業界以外にもたくさんあります。
ここでは、介護士が転職できる主な職種を7つ紹介します。
それぞれの仕事内容や必要なスキル、やりがいなどを理解し、あなたのキャリアプランに合った仕事を見つけてみてみましょう。
- 福祉用具専門相談員
- 介護スクールの講師
- 介護専門のキャリアコンサルタント
- 生活相談員
- 介護用品・福祉用具の営業
- 医療事務
- ケアマネージャー
①福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員は、介護が必要な方の身体状況や生活環境に合わせて、最適な福祉用具を選定・提案する仕事です。
車椅子やベッド、歩行器など、様々な福祉用具に関する専門知識が求められます。
介護士として培った経験を活かし、利用者の生活をより快適にするためのサポートを行うことができます。
利用者やその家族とコミュニケーションを取りながら、最適な福祉用具を提案することで、感謝の言葉を直接受け取ることができるやりがいのある仕事です。
②介護スクールの講師
介護スクールの講師は、介護の仕事に興味を持つ人や、資格取得を目指す人に対して、介護に関する知識や技術を指導する仕事です。
介護士としての経験や知識を活かし、次世代の介護人材を育成することができます。
生徒の成長を実感でき、介護業界の発展に貢献しているというやりがいを感じることができます。
コミュニケーション能力や指導力が求められますが、介護の仕事に情熱を持っている人には最適な仕事です。
③介護専門のキャリアコンサルタント
介護専門のキャリアコンサルタントは、介護士の転職やキャリアアップを支援する仕事です。
介護士としての経験を活かし、求職者の悩みや不安に寄り添いながら、最適なキャリアを選択するためのサポートを行います。
求職者の人生に関わる仕事であり、責任は大きいですが、感謝されることも多いやりがいのある仕事です。
コミュニケーション能力や相談力、介護業界に関する幅広い知識が求められます。
④生活相談員
生活相談員は、介護施設において、利用者やその家族の相談に乗り、問題解決のためのサポートを行う仕事です。
介護士として培ったコミュニケーション能力や傾聴力を活かすことができます。
利用者の生活の質を向上させるために、様々な関係機関と連携しながら支援を行います。
利用者から信頼され、感謝される喜びを実感できる仕事です。
⑤介護用品・福祉用具の営業
介護用品・福祉用具の営業は、介護施設や個人に対して、介護用品や福祉用具の販売を行う仕事です。
介護士としての経験を活かし、顧客のニーズに合致した商品を提案することができます。
顧客と良好な関係を築き、信頼を得ることで、販売成績を向上させることができます。
コミュニケーション能力や交渉力、商品知識などが求められます。
⑥医療事務
医療事務は、病院やクリニックなどで、受付や会計、診療報酬請求などの事務業務を行う仕事です。
介護士として培った医療知識や事務処理能力を活かすことができます。
正確かつ迅速に業務を処理することが求められますが、医療現場を支える重要な役割を担っています。
医療事務の資格を取得することで、より専門的な知識を身につけることができます。
⑦ケアマネージャー
ケアマネージャーは、介護支援専門員とも呼ばれ、介護が必要な人の状態や希望に応じて、ケアプランを作成する仕事です。
介護士としての経験は、ケアマネージャーの仕事にも活かすことができます。
利用者の生活を総合的に支援する重要な役割を担っており、高い専門性が求められます。
国家資格である介護支援専門員の資格が必要です。
介護士を辞めて違う職種に転職した人たちの声
介護の仕事は、やりがいがある一方で、体力面や精神面での負担が大きいことも事実です。
そのため、様々な理由で介護の仕事を辞め、別の道へ進む人も少なくありません。
ここでは、実際に介護士から異業種へ転職した人たちの体験談を紹介します。
彼らの転職理由や、転職後の仕事内容、そして転職して良かった点などを参考に、あなたのキャリアプランを考えてみましょう。
- 介護士→事務職へ転職した人の体験談
- 介護士→経理へ転職した人の体験談
- 介護士→清掃員へ転職した人の体験談
- 介護士→IT営業へ転職した人の体験談
ケース①介護士→事務職
私もついこの間まで介護職でした。
その前に10年勤めた会社が潰れ、それから5年半やりました。介護福祉士も取りました。
が、やはり身体がもちませんでした。職員の入れ替わりが激しく、無断欠勤、入社しても1ヶ月ももたないなど、常に職員不足。なんとか耐えてましたが、腰をやってしまい…今も足が痺れたりして、辛いです。
休職して復帰も考えましたが、自分の中で紐がほどけました。身体壊して、家族に迷惑かけてまで働いたところで、給料が良いわけでもない。この職員不足が改善され、労働環境が良くなるわけでもない…そう考えると、なんで無理して介護やってるんだろう…って。
で、辞めました。今は事務職についてます。身体が楽になりました。
私は介護という仕事内容でなく、介護職の現状に病んだタイプです。もう、介護業界は崩壊寸前だし、この先魅力ある仕事に変わる事はないだろうと。介護自体は抵抗なかったんですがね。
ちなみに面接時に、どうして辞めたの?と聞かれました。素直に腰を痛めて…と言ったら「介護はねー」と苦笑いされて終わりでしたよ。
事務系の資格は何もないですが、なんとか採用されました。(タイミング良かったのかも)
Yahoo!知恵袋「介護士を辞めた後、どのような職種に就職されましたか?-22…」
介護福祉士の資格を取得し、5年半以上も介護の仕事に携わってきたにも関わらず、 身体的な負担 や 慢性的な職員不足 、 厳しい労働環境 によって転職を決意せざるを得なかったという点は、 多くの介護士が抱える悩みを反映していると言えるでしょう。
介護の仕事は、体力的に大きな負担がかかることが多く、腰痛や肩こりなどの身体的な不調を抱えるリスクが高いことについて、転職を考える上でしっかりと認識しておく必要があります。
一方で、事務職に転職したことで、「身体が楽になった」という点も注目すべき点でしょう。
また、「介護という仕事内容でなく、介護職の現状に病んだタイプです」という記述からは、 職場環境の重要性 を改めて認識させられます。
転職を考える際には、 仕事内容だけでなく、 職場環境 についても十分に情報収集し、 自分にとって働きやすい環境 かどうかを見極めることが重要です。
ケース②介護士→経理
38歳になって、私は妊娠しました。仕事漬けの生活の中に、「育児」というイベントが加わる。思いがけない出来事でしたが、夫婦二人で心から喜んでいました。
出産を機に、私は育児休暇に入りました。──このときまでは、すぐに職場復帰をし、子育てと仕事を両立させる予定でした。
ですが、実際に育児と仕事の両立の生活はとても大変でした。
どちらかに意識が寄ると、どちらかがおざなりになってしまう。そんな危機感が常にあって、「完璧にこなすのは無理だろう」と、限界を感じ始めていました。
特に子どもに対しておざなりになってまっていると感じたときは本当に心が痛みました。
どうしてそれが自覚できるかの可というと、仕事が忙しくなると決まって子どもが体調を崩してしまうのです。
「子どものためにもよくないよ。お母さんはそばにいてあげないと」
友人からもそんな指摘を受けました。
その時になって、「仕事も大切だけど、自分にとって一番大切なのは家族なんだ」という想いが大きくなって。
私は家族を一番に生活できる仕事へと、転職を決意しました。
<中略>
転職活動は大分長引きましたが、無事に終わらせることができました。
現在は経理として勤務しています。
福利厚生も充実した会社でしたので、面接の際に「育児中」であることを伝えても、温かく受け入れてくれました。
実際に勤めてみると、私のように子育てと仕事を両立させている女性社員もたくさんいました。
勤務した初日に保育園から連絡が来て、「子どもが熱を出したので迎えに来てほしい」と言われた時は焦りました。
恐る恐るそのことを社員の方に伝えたところ「いやいや、早く帰ってあげた方がいいに決まってるでしょ!こっちは任せといて」と、快く送り出してくれたのです。
以前の職場で同じようなことが起こった時は、言葉では「帰ってあげな」とは言われつつも、内心では迷惑に思われているのだろうな、と感じる空気がありました。
今の職場は、皆が心から人のことを思いやってくれている雰囲気がひしひしと伝わるのです。
本当にいい職場に転職できたな、と思います。
みんなの転職「体験談」。「介護士から経理へ。出産・転職を機に「人に感謝される仕事」への捉え方が変わった|転職体験談」
この方の体験談からは、 仕事と育児の両立 という、多くの女性介護士が直面する課題について学ぶことができます。
出産を機に育児休暇を取得したものの、仕事と育児の両立の難しさを感じ、家族との時間を大切にできる仕事に転職したという経験は、多くの共感を呼ぶのではないでしょうか。
特に、「子どもに対しておざなりになってまっていると感じたときは本当に心が痛みました。」という記述は、仕事と育児の両立における葛藤を率直に表現しており、多くの親が共感できる部分でしょう。
この体験談は、 自分にとって本当に大切なものは何か を考え、 人生の優先順位 を見直すことの重要性を教えてくれます。
ケース③介護士→清掃員
転職を思い立ったきっかけはいくつかあります。
1つは、どんなに体を動かして働くのが好きでも、日々の過重労働で足腰に負荷がかかってしまったこと。
利用者様を抱き上げて介助するのが困難になったほどです。
もう1つは、職場に利用者様への対応が雑な先輩がいたこと。
虐待というほどではないのかもしれませんが、しょっちゅう利用者様や同僚の悪口を言うのが気になっていました。
私も休み時間のたびに喫煙所に付き合わされ、延々と愚痴を聞かされることが何度も続きました。
とても気分が悪いですし、職場の雰囲気も悪くなっていきました。
こんな負のオーラ漂う職場にはいたくないと思い、転職を決意したのです。
<中略>
以前の職場よりも雰囲気の明るい職場でした。
中年の女性が多い職場で、チームワークもしっかり取れていました。
彼女達からすれば私は息子のような年齢。とても可愛がられました。
そして私自身、居心地が良かったです。
上司からも「とにかく若い男性の労働力が欲しかった」と言われ重宝されています。
私の配属先は市立病院となり、そこで清掃員として勤めています。
夏は暑いですが、楽しく仕事をしています。
飲み会は苦手なのですが、そういった会への強制が無いのも助かりました。
みんなの転職「体験談」。「介護士から清掃員へ。未経験の現場で学んだことは|私の転職体験談」
転職のきっかけは人それぞれであり、ネガティブな理由で転職する場合もあります。
身体的な負担 や 職場の人間関係 の悪化など、ネガティブな要因が転職のきっかけとなったという点は、多くの共感を呼ぶのではないでしょうか。
介護の仕事は、利用者様の尊厳を守り、 敬意を払って接することが求められます。
一方で、倫理観やプロ意識が欠如した職場環境では、 いったん介護士という職から離れてみることで、新しいやりがいや働きやすさを見つけられるかもしれません。
ケース④介護士→IT営業
毎日のように考えていたことは、「自分は本当に介護の仕事が向いているのだろうか」ということです。
一方で、専門学校にまで入ってせっかくこの業界に入ったのに、ここで介護の仕事を辞めてしまって本当にいいのか?とも悩みました。
ある時その悩みを友人に話したとき、「まだ若いんだし、いちど別の業界も経験してみたらどう?」と提案されて。
それで思ったんです。「もし転職しても、また介護業界に戻るという選択肢もある。だったら、今チャレンジした方がいいんじゃないか」と。
そうしたらもう一直線でした笑。
私は退職願を出して、さっそく転職活動を始めたのでした。
<中略>
転職してまず不安だったことは、「社員の人たちとうまくやれるだろうか」ということでした。
前職では同僚との仲は非常に良かったので、新しい環境でどうなるかが一層心配だったのです。
ですが、先輩社員や同僚たちはとてもフレンドリーで、介護業界とはまた違う、気さくな雰囲気がありました。
有難かったことは、まったくの未経験だった私に対して、役割や仕事内容について丁寧に教えてくれたことです。
それでも最初のうちは分からないことだらけで、たまにお客様からの鋭い質問に答えられず汗がドバっと出ることもありましたが(私は緊張すると汗をかく性質があります)、業務自体に慣れるまでは3ヵ月くらいかかりました。
また、ちょうどその頃新型コロナウイルスの感染拡大があって、在宅勤務が導入されました。
ここでも社内コミュニケーションがうまく取れなかったり、業務の進め方の変更が続いたりと大変でした。
ですが、ここで社員が皆で「チーム内で協力体制をしっかり打ち立てよう」という機運が高まって、私自身もその一員という自覚をより持てるようになったと思います。
総じて、新しい職場での経験は、やりがいも多く、成長にもつながる貴重なものでした。
みんなの転職「体験談」。「介護士からIT営業へ。将来は営業マネージャーを目指して。|私の転職体験談」
この方の体験談からは、 若いうちに様々なことにチャレンジすることの重要性 を学ぶことができます。
「自分は本当に介護の仕事が向いているのだろうか」という 自己探求 から、異業種への転職 に挑戦したという経験は、多くの若手介護士にとって参考になるのではないでしょうか。
特に、「もし転職しても、また介護業界に戻るという選択肢もある。だったら、今チャレンジした方がいいんじゃないか」という考え方は、 キャリアプラン を考える上で非常に重要な視点です。
転職は、 一方通行 ではなく、いつでも元の道に戻ることができます。
若いうちに様々な経験 を積むことで、自分自身の可能性 を広げ、 将来の選択肢を増やすことができます。
介護士で転職するときの志望動機の例文
転職活動において、志望動機はあなたの熱意や人柄を伝えるための重要な要素です。
介護職の志望動機では、なぜ介護の仕事を選んだのか、どのような介護士を目指しているのかを明確に示す必要があります。
ここでは、状況別の志望動機の例文を紹介します。
ケース①未経験から介護士に転職する場合(デイサービス)
私はこれまで接客業に従事し、お客様に喜んでいただくことにやりがいを感じてきました。
しかし、もっと直接的に人の役に立ちたい、誰かの支えになりたいという気持ちが強くなり、介護職への転職を希望するようになりました。
特に、デイサービスでは、利用者様が住み慣れた地域で自分らしく生活できるよう支援することに魅力を感じています。
貴施設の「○○」という理念に共感し、利用者様一人ひとりに寄り添った温かいケアを提供したいと考えております。
未経験ではありますが、持ち前の明るさとコミュニケーション能力を活かし、利用者様の笑顔を引き出せるよう精一杯努力いたします。
未経験者であることを正直に伝えつつ、介護職に対する強い意欲を具体的に示している点がポイントです。
接客業で培ったコミュニケーション能力やお客様に喜んでいただくことへのやりがいを、介護の仕事にも活かしたいという熱意が伝わってきます。
また、デイサービスという働き方に魅力を感じていること、施設の理念に共感していることを明確に示すことで、入職意欲を効果的にアピールしています。
さらに、未経験であることを認識し、積極的に学び、成長しようとする姿勢を示すことで、採用担当者に良い印象を与えることができます。
ケース②現在介護士、別の施設に転職する場合(有料老人ホーム→有料老人ホーム)
私は現在、有料老人ホームで介護士として働いておりますが、より働きがいのある環境を求めて転職活動を行っております。
貴施設は、職員の教育体制が充実しており、ワークライフバランスを重視した働き方ができると伺い、大変魅力を感じております。
また、貴施設は、認知症ケアに力を入れており、最新の介護技術を導入していると伺い、大変魅力を感じております。
私のこれまでの経験と、貴施設で働くことで得られる新たな知識を活かし、利用者様に寄り添った温かいケアを提供してまいります。
この例文では、前職での経験を踏まえ、なぜ転職を希望するのか、志望先の施設でどのように活躍したいかを具体的に説明している点がポイントです。
教育体制やワークライフバランス、認知症ケアへの関心など、志望動機を具体的に述べることで、施設への理解と入職意欲を効果的にアピールしています。
また、前職で培った経験とスキルを活かし、新たな知識を習得しながら成長し、利用者に貢献したいという意欲を示すことで、採用担当者に信頼感を与えることができます。
ケース③現在介護士で、よりやりがいのある職場に転職する場合(有料老人ホーム→特別養護老人ホーム)
私はこれまで3年間、有料老人ホームで介護士として勤務し、利用者様の生活支援や身体介護に携わってきました。
しかし、介護の仕事を通して、もっと幅広いニーズを持つ方々と関わり、より深く社会貢献したいという気持ちが強くなりました。
貴施設は、要介護度の高い方々を受け入れ、医療ニーズにも対応しているため、幅広い介護経験を積むことができると考え、志望いたしました。
これまでの経験を活かしながら、さらに専門性を高め、利用者様一人ひとりに寄り添ったケアを提供できるよう精一杯努力いたします。
介護の仕事に対する熱い思いと、より深く社会貢献したいという強い意志を明確に示す点がポイントです。
前職での経験を活かしながら、新たな挑戦をしたいという意欲、幅広いニーズに対応できる施設で専門性を高めたいという向上心を効果的にアピールしています。
また、特別養護老人ホームで働くことへの強い思いを具体的に説明することで、施設への理解と入職意欲を強く示すことができます。
介護士の転職は実は当たり前?
介護業界では、転職が当たり前と言われることがあります。
一方で、介護労働安定センターの令和3年度「介護労働実態調査」によると、介護士の1年間の離職率は14.1%となっています。
これは、全産業平均の15.5%と比べるとやや低い数字であり、介護業界の離職率は、他の業界と比べて特に高いわけではないことを証明しています。
参考:介護士の1年間の離職率(2021年介護労働安定センター)
参考:介護労働安定センター令和3年度「介護労働実態調査」の結果
参考:介護士が職場を辞める理由で多いもの(2022年介護労働安定センター)
介護労働安定センターの調査によると、介護士が職場を辞める理由として多いのは、以下の5つです。
職場の人間関係に問題があったため(27.5%)
介護の仕事はチームワークが重要です。人間関係が良好であれば、仕事のモチベーションが向上し、ストレスも軽減されます。
しかし、人間関係に問題があると、仕事に集中できなくなり、ストレスを感じやすくなります。
その結果、離職につながるケースも少なくありません。
経営方針への不満があるため(22.8%)
介護施設の方針や理念に共感できない、あるいは、方針が頻繁に変わって混乱するなど、経営方針への不満が離職理由となるケースも多いようです。
他に良い職場・仕事があったため(19.0%)
より良い待遇や労働条件を求めて、あるいは、キャリアアップを目指して転職する介護士もいます。
収入が少なかったため(18.6%)
介護の仕事は、責任や負担が大きいにもかかわらず、収入が低いという現状があります。
そのため、収入面での不満から転職を考える介護士も多いようです。
将来の見込みが立たないため(15.0%)
キャリアパスが見えにくい、スキルアップの機会が少ないなど、将来に対する不安から転職を考える介護士もいます。
介護士を辞めてよかった人たちの声
介護の仕事は、人の役に立てるやりがいのある仕事ですが、一方で、体力面や精神面での負担が大きいことも事実です。
そのため、様々な理由で介護の仕事を辞め、別の道へ進む人も少なくありません。
ここでは、実際に介護士を辞めてよかったと感じている人たちの声を紹介します。
彼らの経験を通して、介護の仕事の魅力と厳しさ、そして転職によって得られる可能性について考えてみましょう。
人間関係のストレスから解放された
- 「職場の人間関係に悩まされることがなくなり、精神的に楽になった」
- 「利用者や家族とのトラブルに悩まされて消えて安心した」
介護の仕事は、「人と人との関わり合い」が求められることが非常に多いです。
そのため、職場の人間関係や、利用者やその家族との関係でストレスを感じてしまう人も少なくありません。
介護士を辞めたことで、人間関係のストレスから解放され、精神的に楽になったという声も聞かれます。
生活リズムが改善した
- 「夜勤がなくなり、規則正しい生活ができるようになった」
- 「プライベートの時間が多く、家族との時間を大切にできるようになった」
夜勤や不規則な勤務体系が多いのも、介護の仕事の特徴のひとつです。
そのため、生活リズムが乱れやすく、体調を崩してしまう人もいるでしょう。
介護士を辞めたことで、生活リズムが改善し、健康的な生活を送れるようになったというケースもあります。
給与・待遇が改善した
- 「転職先で給料が上がり、生活に余裕ができた」
- 「労働時間が減り、残業代も正しく支払われるようになった」
他の職種と比べて、「介護の仕事は、給与や待遇が低い」という意見もあります。
そのため、生活に余裕がなく、将来に不安を感じている人も少なくありません。
身体的な負担が軽減された
- 「腰痛などの身体的な問題が改善された」
- 「体力的な負担が少ない仕事に就き、健康的になった」
「介護の仕事は、身体介護など、体力的にきつい仕事が多い」という意見もみられます。
実際、介護士を辞めたことで、身体的な負担が軽減され、健康状態が改善したという声もあります。
なお、これらの声は、あくまでも一例であり、すべての介護士が同じように感じているわけではありません。
しかし、介護の仕事には、やりがいと同時に、様々な課題や悩みがあることも事実です。
転職を考える際には、これらの声を参考に、自分にとって本当に大切なものは何か、どのような働き方をしたいのかをじっくりと考えてみましょう。
介護士からの転職で後悔した人たちの声
転職は、より良い条件や環境を求めて行うものですが、必ずしもすべての人が転職で成功するとは限りません。
場合によっては、転職によって以前よりも状況が悪化してしまうこともあります。
ここでは、実際に介護士から別の仕事に転職して後悔した人たちの声を紹介します。
勤務条件や待遇が求人情報と異なっていた
求人情報に記載されていた条件や待遇と、実際の状況が異なっていたというケースは少なくありません。
- 「正社員だと思っていたのに、実際は契約社員だった」
- 「給与の金額が、研修期間を終えた後の金額だった」
など、求人情報だけではわからない部分もあるため、事前にしっかりと確認することが重要です。
人間関係の問題
転職先で人間関係に恵まれず、苦労するケースもあります。
- 「社員間のコミュニケーションが取れず、連携がスムーズにできない」
- 「人手不足で皆が精神的に追い込まれており、職場の雰囲気が悪い」
- 「未経験者を冷遇する職場だった」
など、人間関係の問題は、仕事へのモチベーションやパフォーマンスに大きく影響します。
人手不足による過度な負担
介護業界に限らず、多くの業界で人手不足が深刻化しています。
転職先でも人手不足が深刻で、一人あたりの業務量が多く、過度な負担を感じてしまうケースもあります。
- 「一人あたりの業務量が多く、負担が大きい」
- 「有給休暇が取れず、まとまった休みが取れない」
- 「サービス残業を強いられることがある」
など、労働環境が劣悪な場合は、心身の健康を損なう可能性もあります。
現実とイメージのギャップ
- 「クライアントと常に笑顔で接することができると思っていたが、現実は多様だった」
- 「デスクワークの方が楽だと思っていたけれど、実際はきつかった」
上記のように、転職前に抱いていたイメージと、実際の仕事内容や職場環境とのギャップに苦しむケースもあります。
この問題の多くは、転職前に十分な情報収集をせずに転職を決めてしまった際に起こり得ます。
情報不足は、転職の失敗リスクを大きく高めます。
事前にしっかりと情報収集を行いましょう。
転職で成功するために押さえておくべき6つのポイント
前の章でお伝えしたように、転職を成功させるためには、事前の準備や心構えが重要です。
ここでは、転職活動において押さえておくべきポイントを解説します。
- キャリアプランと転職の希望条件を明確にする
- 転職サイトの担当キャリアコンサルタントには「本音」で接する
- 複数の転職サイトを利用する
- 応募前に自分でも求人情報をしっかりチェックする
- 焦りの転職は妥協に繋がりやすい。ゆとりを持ったスケジュールで進める
- 内定を受けたら雇用条件をしっかり確認する
キャリアプランと転職の希望条件を明確にする
転職活動を始める前に、まず「なぜ転職したいのか?」「どんな介護士になりたいのか?」を考えてみましょう。
漠然と転職活動をするのではなく、キャリアプランを明確にすることで、どんな施設で、どんな経験を積みたいのかが見えてきます。
例えば、「将来的にケアマネージャーになりたい」という目標があるなら、ケアマネージャーの資格取得を支援してくれる施設を選ぶ、といった具合です。
目標から逆算して、「施設の種類」「雇用形態」「勤務時間」「給与」「福利厚生」「教育制度」などの希望条件を整理しておきましょう。
希望条件を明確にすることで、求人探しをスムーズに進めることができます。
転職サイトの担当キャリアコンサルタントには「本音」で接する
転職サイトのキャリアコンサルタントは、あなたの転職活動をサポートしてくれる心強い存在です。
しかし、遠慮して本音を伝えられないままでは、本当に合った転職先を見つけることはできません。
希望条件やキャリアプランはもちろん、転職に対する不安や悩みなど、何でも相談してみましょう。
キャリアコンサルタントは、あなたの本心を把握した分、より適切なアドバイスをくれるようになります。
複数の転職サイトを利用する
転職サイトによって、掲載されている求人情報やサービス内容が異なります。
先にお伝えしたとおり、複数の転職サイトを利用することで、より多くの求人情報を得ることができ、自分に合った転職先を見つける可能性が高まります。
また、様々なキャリアコンサルタントに相談することで、多角的な視点からアドバイスをもらうことができます。
転職サイトを比較検討し、自分に最適なサイトを見つけるようにしましょう。
応募前に自分でも求人情報をしっかりチェックする
転職サイトの求人情報は、その仕事の表面的な内容までしか確認できません。
応募する際は、事前に施設のホームページや口コミサイトなどで、自分でも情報収集を行いましょう。
また、気になる点があれば、施設に直接問い合わせて確認することも大切です。
情報を集めることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
焦りの転職は妥協に繋がりやすい。ゆとりを持ったスケジュールで進める
転職活動は、時間と労力を要するものです。
焦って転職をしてしまうと、妥協して転職先を決めてしまい、後悔する可能性があります。
余裕を持ったスケジュールで転職活動を進め、じっくりと転職先を検討することが大切です。
転職活動の目安としては、3ヶ月程度は見ておくと良いでしょう。
余裕を持つことで、冷静な判断ができ、納得のいく転職に繋がるでしょう。
内定を受けたら雇用条件をしっかり確認する
内定を受けたら、雇用条件をしっかりと確認し、納得した上で入社を決めましょう。
給与や勤務時間、休日、福利厚生など、確認すべき項目は多岐にわたります。
不明点や不安な点があれば、遠慮なく採用担当者に質問しましょう。
介護転職サイトのよくある質問(FAQ)
最後に、介護転職サイトを利用する際の、よくある質問をまとめました。
知っておくことで転職サイトの利用がスムーズになることもありますので、ざっとチェックしておくことをおすすめします。
介護士転職サイトに登録すると電話がかかってくる?
多くの介護転職サイトでは、登録後にキャリアアドバイザーから電話がかかってくることがあります。
これは、あなたの希望条件やキャリアプランなどを詳しくヒアリングし、最適な求人を紹介するためです。
電話でのやり取りを通じて、疑問や不安を解消したり、転職活動に関するアドバイスを受けたりすることができます。
ただし、電話対応が難しい場合は、メールやLINEなどの連絡手段を用意している転職サイトもあります。
登録時に希望の連絡方法を伝えておけば、スムーズなコミュニケーションが取れるでしょう。
今すぐに転職しない場合も利用できる?
今すぐに転職する予定がなくても、介護転職サイトを利用することはできます。
多くの転職サイトでは、求人情報の閲覧やキャリア相談など、無料で利用できるサービスが充実しています。
将来の転職に備えて、情報収集をしたり、キャリアプランを検討したりするために、転職サイトを活用してみましょう。
また、転職サイトに登録しておくことで、非公開求人の情報や転職イベントの案内など、役立つ情報を受け取ることができます。
しつこいと評判の転職サイトはある?
一部の転職サイトでは、電話やメールでの連絡がしつこいという評判を耳にすることがあります。
ただし、多くの転職サイトでは、求職者の意向を尊重し、適切な対応を心がけています。
もししつこい連絡に困っている場合は、担当者に連絡して頻度を減らすよう依頼するか、利用する転職サイトの変更を検討するとよいでしょう。
また、登録する前に、転職サイトの評判や口コミを確認しておくことも大切です。
転職サイトのメールが多すぎるときはどうすればいい?
転職サイトから求人情報のメールが多すぎると感じる場合は、担当者に依頼するかメール設定を変更することで配信停止にすることができます。
また、転職サイトによっては、メールマガジンやお知らせメールなど、種類別に配信設定を変更できる場合があります。
転職サイトのエージェントサービスは無料で利用できる?
介護転職サイトのエージェントサービスは無料で利用できます。
キャリアアドバイザーによる転職相談や求人紹介、面接対策、条件交渉など、転職活動を全面的にサポートしてくれるサービスを無料で受けられます。
転職を繰り返すと内定がもらえにくい?
介護業界は人手不足が深刻化しているため、転職を繰り返していても内定をもらいにくいということはありません。
むしろ、様々な施設で経験を積んでいることは、プラスに評価される場合もあります。
ただし、転職理由を面接できちんと説明できないと、「またすぐ辞めるかもしれない」と思われてしまうリスクがあります。
転職回数が多くても、それぞれの転職に明確な理由があり、キャリアプランに基づいていることをアピールすることが大切です。
転職サイトに登録したら勤め先にバレる?
介護転職サイトは、個人情報の保護を徹底しており、登録したことが勤め先にバレることはありません。
転職活動を秘密に進めたいという方も安心して利用できます。
ただし、転職サイトから送られてくるメールや電話などを職場で見られたり、聞かれたりしないように注意する必要があります。
個人情報の取り扱いについては、転職サイトのプライバシーポリシーを確認しておきましょう。
転職サイトは登録だけでも利用できる?
転職サイトは登録だけでも利用できます。
登録しておくことで、非公開求人の情報や転職イベントの案内など、役立つ情報を受け取ることができます。
転職サイトで個人情報流出はある?
転職サイトは、個人情報の保護に細心の注意を払っており、厳重なセキュリティ対策を講じています。
個人情報流出のリスクは低いと言えます。
ただし、悪質な転職サイトも存在する可能性があるため、信頼できる転職サイトを選ぶことが重要です。
登録する前に、転職サイトの運営会社やプライバシーポリシーを確認し、個人情報の取り扱いについてしっかりと理解しておきましょう。
介護士転職サイトは未経験者も利用できる?
多くの転職サイトは未経験者でも利用でき、未経験者のための求人情報も豊富に掲載されています。
介護士転職サイトはブランクがあっても利用できる?
介護士転職サイトはブランクがあっても利用できます。
結婚や出産、育児、介護などでブランクがある方でも、転職を成功させている方はたくさんいます。
介護士転職サイトとハローワークはどちらがよい?
介護士転職サイトとハローワークは、それぞれにメリット・デメリットがあります。
転職サイトは、求人数が豊富で、非公開求人も多いというメリットがあります。
また、キャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるため、効率的に転職活動を進めることができます。
一方、ハローワークは、無料で利用できるというメリットがあります。
また、職業相談や職業訓練などのサービスも受けられます。
介護士転職サイトで連絡が来ないことはある?
介護士転職サイトで連絡が来ないことはあります。
考えられる原因としては、以下の点が挙げられます。
- 登録情報に誤りや不足がある
- 希望条件が厳しすぎる
- 連絡先が間違っている
- システムエラー
登録情報に誤りや不足がないか確認し、希望条件を見直してみましょう。
それでも連絡が来ない場合は、転職サイトに問い合わせてみましょう。
介護士転職サイトで勝手に応募されることがある?
介護士転職サイトで勝手に応募されることはありません。
転職サイトは、あなたの許可なく求人に応募することはありません。
ただし、担当者とのコミュニケーションミスによって、良かれと思って応募されてしまうケースもゼロではないでしょう。
応募するかどうか、またどれだけの検討期間がほしいかについて、常にしっかりコミュニケーションを取っておくことが大切です。
介護士転職サイトはすぐに退会できる?
介護士転職サイトはすぐに退会できます。
多くの転職サイトでは、マイページから簡単に退会手続きを行うことができます。
ただし、転職サイトによっては、退会後も一定期間は個人情報が保存される場合があります。
このため、退会時に個人情報の削除も依頼しておくとよいでしょう。
介護職は何歳まで働ける?
一般的な企業と同様、介護施設でも60歳定年制を採用しているところが多いですが、高齢者雇用安定法により65歳までの継続雇用が義務付けられている職場もみられます。
さらに、70歳までの就業機会の確保も努力義務とされており、実際に多くの施設で高齢スタッフが活躍しています。
>> 介護士向けの転職サイトおすすめランキング11選の詳細に戻る
まとめ
この記事では、介護士の転職を成功させるための情報を、転職サイトの選び方から活用方法、注意点、そして転職後のキャリアプランまで幅広く解説しました。
重要な点を、ダイジェストでまとめていきましょう。
- 失敗しないための転職サイトの選び方を知っておく
- 転職サイトは複数登録がおすすめ
- 介護士転職サイトがおすすめな人
- 介護士転職サイトを使うメリット・デメリットを把握しておく
①失敗しないための転職サイトの選び方を知っておく
転職サイトの選び方を失敗しないためには、失敗しないための転職サイトの選び方を知っておく必要があります。
はじめに、「職種・業種と仕事内容」「年収」「勤務地」「働き方・福利厚生」「残業・年間休日日数」などの希望条件を明確にすることで、自分が登録すべき転職サイトを定めやすくなります。
そして、登録前に公開求人をしっかりとチェックし、本当に自分にとって役立つサイトなのかを確認しましょう。
さらに、転職サイトのサポートについて、キャリアコンサルタントの相性や質についても見極め方を知っておくことが大切です。
介護士転職サイトを活用するコツについても把握し、最大限に自分に合う転職成功を目指しましょう。
②転職サイトは複数登録がおすすめ
複数の転職サイトに登録することで、様々なメリットがあります。
- より多くの求人情報に触れることができる
- 自分に合ったキャリアコンサルタントを見つけられる
- 様々な角度からのアドバイスを得られる
- サービスを比較検討できる
これらそれぞれのメリットを活かし、より広範囲に求人を探すことができるので、あなたに合う職場を見つけられる可能性が高まります。
③介護士転職サイトがおすすめな人
- 今回が初めての転職になる人
- 専門的なキャリアアドバイスを受けたい人
- 介護職のキャリアプランについて相談したい人
- 書類選考や面接選考に不安のある人
- 忙しくて転職活動に多くの時間を割けられない人
- 条件交渉を代行してほしい人
④介護士転職サイトを使うメリット・デメリットを把握しておく
転職サイトには、ハローワークや求人誌には掲載されていない求人が多数掲載されていたり、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることがあります。
また、キャリアコンサルタントによるサポートも受けられるなど、メリットがあります。
反面、必ずしも紹介される職場が優良な職場ではなかったり、担当キャリアコンサルタントと相性が合わないなどのデメリットもあります。
こうしたメリットやデメリットも把握しておくことが、転職サイトを活用する際には大切です。
自分に合った転職サイトを見つけ、そのサービスを最大限に活用することで、より良い条件で、より働きがいのある職場を見つけることができるでしょう。
転職は、人生における大きな転換期です。
この記事を参考に、後悔のない転職活動を行い、理想のキャリアを実現してください。