「新聞配達のバイトって、きついの?」
新聞配達の仕事は、朝早いので起きるのが辛く、「きつい」と感じる方が多いです。
しかし、朝の目覚めさえ克服すれば、メリットだらけのバイトではあります。
そこで、本ページにおいて、新聞配達のバイト経験者の体験談を基に、バイト内容や働くメリット・デメリットについて解説していきます。
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新聞配達のバイト【4つの仕事内容】
はじめに、新聞配達のバイト内容について説明していきます。新聞配達のバイトの仕事内容は大まかに分けて4つあります。
- 配達前の準備作業
- 朝刊の配達
- 時間指定がある朝刊の配達
- 夕刊の配達
では、順を追って見ていきましょう。
配達前の準備作業
深夜12時30分ごろに出勤し、1時ごろに新聞が販売店に到着します。
はじめに、本誌といわれる新聞に約20分ほどかけてチラシを挿入します。
また、広告は季節や曜日によって厚さが異なり、土曜日は1週間のなかで最も多く、年末など小売店のセール告知の時期も多いです。一方で、2月と8月は広告が比較的に少ないです。
繫忙期は、広告の厚みが増えるため、1回の配達で持ち出せる量が少なく配達に時間がかかります。
朝刊の配達
広告の挿入が終了すると配達に出発し、3時間かけて配達します。また、朝刊は、本誌だけでなくその他に扱う新聞の種類が多いです。
本誌のほかに日経新聞やスポーツ新聞のほか地方新聞もあります。さらに、業界新聞や専門新聞も配達します。
業界新聞や専門新聞は予備がないため紛失や誤配に注意する必要があります。
入れ忘れ防止にはコツがある
新聞配達の仕事で、特に注意しなければならないことは、『新聞の入れ忘れ』です。実は、これを防ぐための方法があります。
何通目はOOさん宅に入れると目印をつけることです。目印といっても新聞にメモ書きなどできません。
新聞は一定数を一束にして配達します。たとえば、25数ずつを1束とした場合、25件目は田中さん、50件目は佐藤さんというように目印を付けます。
仮に、25件目が田中さん宅の1件手前になってしまった場合、どこかに入れ忘れがあるとわかります。
25件ぐらいでしたら順路手帳を見て思い出すことができます。入れ忘れは『不着』と呼ばれています。
自分の家に毎朝、届くはずの新聞が届かなかったことに怒ったお客さんが解約するといったことも生じる可能性があるので、『不着』は絶対に避けなければなりません。
時間指定がある朝刊の配達
朝刊の配達は、遅くとも早朝5時ごろには終了しなければなりません。
また、「わたしは朝4時には起きるので遅くとも、その時間帯までには新聞を配達してほしい」というお客さんもいます。
その場合は遠回りになったとしても、そのお客さんの自宅に優先的に配達をします。配達が終わったら、作業終了となります。
夕刊の配達
夕刊の配達時には午後1時ごろに再度、出勤します。午後1時30分に夕刊が販売店に到着します。夕刊は、朝刊と違い、広告の挿入は基本的にありません。
しかし、数ヵ月に1度だけ広告チラシの挿入があります。しかし、紙切れ1枚ほどなので10分程度で終了します。
すべて完了すると配達に出発します。夕刊は朝刊に比べると部数が少ないため長くても2時間程度で配達が終わります。
働く時の身だしなみ(ピアス・ヒゲ)について
働く時の身だしなみについて気になるかと思います。そこで、本章では、身だしなみの注意点やピアスやヒゲなどOKなのか説明していきます。
- 動きやすければ服装は自由
- ピアス・ヒゲも問題なし
では、順を追って解説していきます。
動きやすければ服装は自由
新聞配達のバイトでは、動きやすい服装がベストです。
新聞配達は、郵便配達とは違い、集合ポストではなくドアポストに新聞を挿入します。
たとえ、エレベーターのない5階建てのアパートがあったとしても階段を使って5階まで行かなければなりません。
そのため、動きやすいジャージと運動靴での作業がオススメです。
服は、販売店からユニフォームが無料で支給されることが多く、ズボンは各自で用意することになります。
真冬であれば、朝刊配達時は寒いのでジャンバーは必須ですが、防寒着も販売店から支給されるケースが多いです。
ピアス・ヒゲも問題なし
配達は、原付バイクやスクーター・自転車で行いますが、原付やスクーターの場合には、ヘルメットを着用するので髪型に関しては細かく指摘されることはありません。
ピアスをしていても実際にお客さんと接することはないので問題ないと思います。また、ヒゲを生やしていても注意されることはありません。
社員の方でもヒゲを伸ばしている方が何人かいました。
高校生や中学生も可能?条件について解説
続いて、新聞配達のバイトは高校生や中学生も可能なのか説明していきます。
- 中学生の就労は、ほぼ不可能
- 勤務時間帯によっては高校生でもバイト可能
では、順を追って解説していきます。
中学生の就労は、ほぼ不可能
労働規定により中学生の勤務は難しいと思います。
しかし、わたしの勤務していた販売店では社員の中学生の息子が夏休み期間中に夕刊のみ配達を手伝っていたことがありました。
おそらく、バイトというよりも、ちょっとした小遣い稼ぎだと思います。
特別な事情があれば、可能な場合もあるかもしてないので、販売店に確認してみることをおすすめします。
勤務時間帯によっては高校生でもバイト可能
法律により18歳未満の方は午後10時から午前5時までの時間帯での労働が禁止されています。
この時間帯は朝刊配達と重なってしまうため朝刊配達を高校生が行うことは難しいと思います。しかし、夕刊であれば高校生でも勤務可能です。
バイクの免許を持っていない場合は自転車で配達することになります。夕刊は部数が少ないので、多くても2往復ほどで配達が完了すると思います。
また、曜日に関係なく、ほぼ毎日仕事があるため、高校生は学業との両立が可能か考えてから行うことをオススメします。
さらに、配達時は交通事故には十分注意しなければなりません。
販売店は保険に加入していますが、事故でケガをしてしまうと給料がなく生活に支障が生じてしまいます。
新聞配達バイトの2つの働くメリット
では、本章で、新聞配達のバイトはどのようなメリットがあるのか解説していきます。メリットは2つあります。
- 早寝早起きが自然と身につく
- 時給加算すると高額になる
では、順を追って説明していきます。
早寝早起きが自然と身につく
新聞配達のバイトをするメリットは朝早く起きるため、早寝早起きの健康的な生活習慣が自然と身につくことです。
時給加算すると高額になる
新聞配達のバイト代は時給ではなく、朝刊1回につき~円、夕刊1回につき~円、と報酬が決まっています。
販売店によって多少の差がありますが、朝刊は1回4500円・夕刊は1回2500円が相場です。
配達が慣れてくると朝刊配達が2時間ほどで終了します。
つまり、時給換算すると2000円を超えるため、このご時世に高額な給料がもらえるバイトになります。
新聞配達のバイト「きつい」働くデメリット
メリットについてお伝えしましたが、一方で、新聞配達のバイトのデメリットも4つあります。
- 夜型の生活習慣がきつい
- 休日が少ない
- 仕事が遅い人は給料が安い
- 天候に関係なく仕事がある
では、順を追って見ていきましょう
夜型の生活習慣がきつい
新聞配達のバイトをするデメリットは人によって異なりますが、新聞配達のバイトをすると生活の乱れが生じることです。
朝刊配達が終わってから睡眠を取り、正午に起きて夕刊の配達をするという生活スタイルであればよいですが、夕刊の配達が終わってから寝て、朝刊の配達前に起床するライフサイクルの場合、夜暗くなってから起きるという生活になるため精神面に支障が生じる可能性があります。
休日が少ない
多くの販売店は人手不足のため休みが少ないという欠点があります。1週間で休みは多くても2日ほどでしょう。
また、毎月1回の月曜日を除いて、朝刊の配達は毎日あります。
「日曜日や祝日は、どうしても休みたい」といった方にとっては不都合が生じることがあります。
仕事が遅い人は給料が安い
先ほどメリットについて、仕事が早く終われば時給換算で割の良いバイトであると解説しました。
見方を変えると仕事が遅い人にとっては割に合わないバイトになります。
深夜の12時30分に出勤して5時まで配達に時間がかかってしまったとすると4時間半の拘束時間に対してバイト代が4500円です。
時給換算で1,000円弱であれば、ほかの仕事をしたほうがよいと考える方もいるかもしれません。
天候に関係なく仕事がある
新聞配達のバイトは天気に関係なく毎日あります。たとえ、大雪が降ったとしてもバイクにチェーンを付けて配達しなければなりません。
その点が体力面で、きついバイトです。
また、雨や雪の日は新聞が濡れないようにすべての新聞にビニールをかぶせます。新聞を機械に通して行うので、難しくないですが作業に10分ほど時間を要します。
新聞配達のバイトは『道を覚えるのが得意な人』に向いている
新聞配達のバイトのメリットとデメリットをお伝えしましたが、続いて、新聞配達のバイトに向いている人の特徴について解説します。
配達時に一番大切なことは、決められた時間内に入れ忘れがなく配達を終えることです。
そのため、道を覚えるのが得意な人には向いている仕事だと思います。
また、入社時には先輩社員が配達ルートを教えてくれ、お客さんの自宅が記載されてる順路手帳を手渡されます。
新聞を入れる自宅が記載された順路手帳を見ながら、どの家にどの新聞を入れるかを確認します。順路手帳には順路記号が記載されています。
これは『右に曲がる』『はす向かい』『2軒先』などを示す記号です。これを見ることで次の自宅までのルートを把握します。
方向音痴には難しい仕事
配達時には順路手帳を見ながら配達しも何も問題はありません。しかし、朝刊配達時は辺りが暗いため手帳を見ることが難しいです。
また、手帳を見ながらの配達だと、どうしても時間がかかってしまいます。
ある程度の期間でどの家にどの新聞を入れるかを覚えなければなりません。
入社から1週間経過しても順路や新聞を入れる自宅を覚えていないと支店長から「覚える気があるのか」などと言われることがあります。
以上の理由から、新聞配達は、極端な方向音痴な方にとってはきつい仕事になってしまいます。
また、新聞配達のバイトは離職率が高いです。その主な理由は順路が覚えられない、不着が多いといったことが理由です。
新聞配達のバイト面接で聞かれる内容と服装
続いて、新聞配達の面接で聞かれる質問や服装などの注意点についてお伝えしていきます。
- 簡単な質問を聞かれる
- 私服でも問題なし
では、順を追って説明していきます。
簡単な質問を聞かれる
新聞配達のバイトの面接では特別なことは聞かれません。この仕事を始めようと思った理由や住まい地など簡単な質問をされた後に免許証の確認を行います。
ちなみに、ゴールド免許の場合は採用率がかなり高くなります。
その理由は配達が主な仕事なので、会社としても無事故無違反な人を雇いたいと考えているからです。
販売店は人手不足な状況なので雇い主としては、よほど問題がある人でない限り採用したいと考えています。
私服でも問題なし
新聞配達のバイトの面接時の服装についてです。よほど乱れた服装でない限り問題はありません。
わざわざスーツとネクタイなど準備する必要はないです。わたしも面接時は私服で行いました。
新聞配達のバイト経験者によるリアルな評判
では、最後に、新聞配達のバイトの評判について、Twitterの有益な評判コメントを「ラクだった」というコメントと「きつかった」といったコメントに分けて紹介していきます。
新聞配達のバイト「楽」評判コメント
新聞配達のバイト「楽」とコメントした人では、「人間関係を気にしなくて済む」「毎日、同じ仕事内容」といった評判コメントが多く見受けられました。
新聞配達のバイト「楽」と言及している有益な評判コメントを紹介します。
なんか、ツイッターを見るかぎり、オタクほど一般の仕事は辛いのでは。わたしも、バイトしんどかったからなぁ。
絵を描く以外とことん無能なので、新聞配達がいちばん楽だった。
冗談抜きで新聞配達は他のバイトに比べて楽だと思う。
対人関係気にしなくていい。
接客業でないので、身だしなみ全く気にしなくていい。
音楽聴きながらバイトできる。
ノルマ制なので早く終われば終わるほど得。
運動不足解消。
読売新聞とスポーツ報知を配ってたけど、新聞配達って、朝早く起きるハードルと天気悪い日と正月の分厚い新聞さえ我慢できれば、めちゃくちゃ簡単で楽に稼げるバイトだったんだよな。
僕がひきこもりから回復してきた頃にバイトでやってたのは、何を隠そう「新聞配達」だ。
これ道順さえ覚えたら僕にとってはスゴク楽だった。
毎日同じルート、同じ作業を繰り返すだけだったんだから。
新聞配達のバイト「きつい」評判コメント
一方、新聞配達のバイト「きつい」といった評判コメントの内容では、「朝起きるのが、きつい」といったコメントが多く見受けられました。
今まで、新聞配達のバイトをしてきたけど流石にきついわ。
職場の方には非常に申し訳ないけど、3月一杯で辞めて、もう一度コンビニ店員やろうかな…?
今までやったバイト
・プール監視→目福とか言われるけど、それ以上に暑くてやばい。ウェイが多いかったけどいい人だった。
・パン工場→ひたすら同じ作業。匂いにやられてKO。
・ファミレス→店長がアレだった。お陰で未だに飲食にブラックなイメージがある。
・新聞配達→きつい、眠い、薄給。
新聞配達バイト辞めたい。シンプルに早起ききついし全然稼げん
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まとめ
以上、新聞配達のバイト内容について解説しました。
新聞配達のバイトは、対人関係を気にしなく仕事ができるので、人付き合いが苦手な人にオススメできる仕事です。
また、体を動かす仕事なので、健康にも良いでしょう。
さらに、学生向けに返済義務のない奨学金制度を設けている新聞社もあるので、学生は奨学金制度を利用し、新聞配達のバイトをすることをオススメします。
1.00
今は分からないけど 自分は一年奨学金制度で働いた事がある 東京の目白地区で毎日400部 自転車で毎日配達したが坂道も多くマンションも多いため配達が終わった後はクタクタだった おまけに集金もやらされてい…
1.00
朝刊配達を15年ちょいして辞めますけど、正直オススメは出来ません。
年間休日10〜12日で何も出来ない割に給料安いです。
休みないからお金だけの為と割り切って来てましたが、限界です。
常に求人出してますよね、、、
寒さ、眠さ、暑さ、寝不足による倦怠感は慣れる事がありませんでした。
休みも無いから楽しみも無く、給料安いので何してるか分かりませんでした…