「お先に大きい方~は、やめろ」と言われる理由|別の渡し方・マナーも解説

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コンビニやスーパーの会計でおつりがお札と小銭で分かれるときに、「お先に大きい方の〇千円からお返しします」と言われたことはありませんでしょうか。

レジバイトをしている人の中には、「まさにいつもその表現を使っている」という人もいるかもしれません。

ですが、この表現をしたときに、バイトの先輩やお客様から「その表現は間違っている」と注意されることもあります。

さて、なぜ「お先に大きい方の~」という表現は注意されるのか、詳しく見ていきましょう。

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「お先に大きい方~、やめろ」と言われる理由!間違いが2つある

会計時によく耳にする「お先に大きい方~」の表現には、実は間違いが2つあると言われています。

ひとつは、「方(ほう)」という表現。この表現は、正しくは以下の用途で使用します。

①方向・方角・方位

例)「南の方に進む」「駅の方に向かう」

②物のやり方。しかた。方法。また、処方

例)「同意する方で考えている」

③二つ以上あるもののうちの一つをとりあげてさす

例)「3通りのデザインのうち、こちらの方を採用する」「予備費の方から工面する」

④どちらかといえばこちらだという意

例)「私はどちらかというと、まじめな方だ」

⑤部門・分野を漠然と指す(ぼかした言い方をすることで、慎み深い気持ちを表す)

例)「担当者の方から、連絡します」

①~⑤に共通して言えるのは、他に比較する要素・項目があることを踏まえて「〇〇の方~」を使っていることです。

会計時に言われる「お先に大きい方の〇千円からお返しします」はお札を指して「の方」の表現を使用していますが、お札自体は他に比較するものがないので適切な表現ではない、というわけです。

もうひとつの間違いとは、「お金に大きいも小さいもない」という考えからです。

ただし、これはあくまで「考え方」であって、明確なルールがあって間違いとされているわけではありません。

ただし、レジ業務をはじめとする接客バイトをする方は、お札を指して「大きい方」と表現することを「間違っている」と考えている人がいることを、知っておくとよいでしょう。

「お先に大きい方~」以外の言い回し・渡し方

では、会計時に「お先に大きい方~」を使わずにお釣りを渡すときの言い回しとしては、どのようなものがあるのでしょうか。

まず、お釣りをお札と小銭で分けて渡す理由は、「渡す際の金額間違い」をなくすためです。

また、お客様がお釣りを受け取りやすくするという点もあります。

そのため、「お札と小銭を同時に渡せばいい」という回答はNGです。

たとえば、以下のような言い回しがあるでしょう。

「お先に大きい方~」の言い回し言葉
  • 「お先に〇千円をお返しします。残り、〇円のお返しです。」
  • 「〇千円のお返しでございます。おあとが〇円のお返しでございます。」

つまり、「お先に」「の方」という表現を使わずに、自然な文で伝えればOKです。

すでに「お先に〇千円の方~」という言い回しが癖になってしまった人は、上の言い方が自然と出てくるように練習しておくとよいでしょう。

注意)「~になります」も、正しい表現ではない

上で挙げた例を見て、「〇千円のお返しになります」という「~になります」表現を思い当たった人もいるでしょう。

実は、「~になります」も正しい表現ではありません。

「~になります」の動詞「なる」は、以下のように状態が変化する際に使われる言葉だからです。

動詞「なる」の意味
  • 物事ができ上がる。実現する。成就する。
  • 今までと違った状態・形に変わる。
  • ある時分・時期などに至る。ある数値に達する。
  • ある働きをする。作用する。
  • 許すことができる。許して、よいとする。
  • その人によってつくられる。
  • 全体がそれによって構成される。
  • 他からその恩恵を受ける。
  • 役や位につく。任命される。

お釣りで渡すお札や小銭は、なにかが変化してそうなったものではなく、単に行為として渡されるものです。

そのため、「~になります」という表現は適切ではないのです。

これまで「~になります」という言い方をしてしまっていたという方は、「~でございます」、「~です」といった表現を使うようにしましょう。

「お先に大きい方~」に関するネットの声

「お先に大きい方~」という表現は正しくないことをお伝えしましたが、そもそもこうした表現が浸透している(耳にすることが多い)ということは、その表現に対して「間違ってはいないだろう」と認識している人が多い表れでもあります。

そこで、続いては「お先に大きい方~」についてSNSをはじめとするネット上ではどのような意見があるかについて、見ていきましょう。

「お先に大きい方~」という表現は間違っているというネットの声

Q)接客の言葉遣いについて質問です。

例えばお釣りが3400円だった時に「まずお先に大きい方、3000円お返しいたします。」と、大きい方を返します。そのあとに
「細かい方、400円のお返しです。」と言うのは正しいですか?

A) 「大きい」や「細かい」は付けない方がいいと思います。
「お先に3000円お返しいたします。」「残り400円のお返しです。」
これで問題ないかと。

ヤフー知恵袋

上に挙げた3つのコメントのうち最初の2つは、まさに「『お先に大きい方~』という言い方は正しくない」という主張のものです。

3つめのコメントは、それをお客さまの方から指摘されたケースです。

こうして見ると、「お先に大きい方~」の表現は間違っていると認識している人は少なからずいることが分かります。

そのほか、以下のような意見もありました。

こちらは、「『大きい方』と付けてよいのは1万円札から」という意見です。

前述した「お金に大きい・小さいはない」とまた違う見解ですが、こういう考え方のお客様もいることは知っておいた方がよいでしょう。

(編集注:「10,000円からを大きいお金とする」と定義する文献を探してみましたが、見つかりませんでした)

「そもそも、お札からお釣りを渡されるのが不便」というネットの声

続いては、「お札と小銭を分けて渡すのはいいけれど、小銭を先にしてもらったほうが良い」という意見。

この意見はSNSで意外に多く見られ、上記のコメントに対しても「私もそう思っていた」などの同意する声も少なくありませんでした。

バイトでレジ業務を行う際は、言い回しだけでなく、お客様の利便性と適切なマナーを踏まえたうえで対応した方がよいでしょう。

知っておくべき!お釣りの渡し方の「正しい」マナー【7選】

ここまでの内容で、「お釣りをどうやって渡すべきか、不安になってきた…」という方もいると思います。

そこで、ここからはお釣りの渡し方の正しいマナーについて、見ていきましょう。

お札と小銭はまとめて渡さない。先にお札から渡すのがベター

先にも述べましたが、「お釣りを渡す際にお札と小銭をまとめて渡す」はNGです。

考慮すべきは、お客様が「釣銭を確認できる」こと、そして「お釣りをスムーズにお財布にしまえる」ことです。

また、ネット上のコメントでは「先に小銭を貰った方がお金をしまいやすい」という声もありましたが、基本は金額の大きいお札(または硬貨)から順に並べて渡します。

例えば、5千円札と2千円札、千円札とお釣りがった場合は、5千円札が一番上になるように、次いで2千円札、千円札の順にお札を並べて渡します。

お札の向きは揃える

お客様がお釣りを財布に仕舞いやすいように、お札は揃えて渡します。

また、お札の向き(表裏と前後ろ)が揃っていること、お札の人物が表になっていることを意識しましょう。

また、お店の方で明確なルールがなければ、お札を手渡す際の向きは「お客様に対してお札の人物が逆にならないように、横向きに渡す」のが無難です。

直接手渡しか受取皿(トレー)を使うかは、お店のルールに沿う

お釣りを手渡しにするか受取皿(トレー)を使うかは、お店によって変わります。

コンビニやスーパーでは手渡し(最近は自動会計のところも増えましたが)、デパート・百貨店などではトレーにまとめて渡すケースが多いです。

また、受取皿(トレー)を使ってお釣りを渡す際は、お札は揃えずに扇形にする(お札が何枚あるかがパッと見て分かるようにする)ケースもあります。

お釣りを手渡しする際は、お客様の手に触れないように

たまに、お釣りを手渡しする際の「お客様の手に触れる・触れないどちらが適切か」が議論になることがありますが、基本は「触れない」が望ましいでしょう。

ただし、「絶対に触れないように」と意識するとかえってよそよそしく感じさせてしまったり、お釣りをこぼしてしまったりすることにもなりかねませんので、「触れそうなぎりぎりのところ」を見定めて渡すのが良いと思います。

レシートを渡すタイミングは、「最後」「小銭の前」2つのケースがある

レシートを渡すタイミングは、「最後」とするケース、「小銭の前」とするケースがあります。

こちらもお店によってルールが変わることがありますが、手渡しの際はレシートを最後に渡す、受取皿(トレー)を使う場合はお札→レシート→小銭の順に並べるというケースが多いです。

また、お客様に「レシートはご入用ですか?」と確認して、「要ります」と答えたお客様にのみレシートを渡すケースもあります。

レジ業務に入る際はこのあたりのルール・慣習についても先輩・教育係の人にしっかり確認しておきましょう。

お釣りのお札・小銭は「お客様のもの」。大事に、丁寧に扱う

お釣りとしてレジから取り出したお札・小銭は、お客様のものとなります。

「お金」としてではなく、「お客様の所有物」を扱っているという意識をもって、大事に、丁寧に扱いましょう。

投げ捨てるように渡すのは論外ですし、小銭を落としてしまうミスもなるべく避けたいところです。

万一、落としてしまった場合は、丁重にお詫びしたうえで、再度丁寧にお渡ししましょう。

相手の顔を見て、笑顔で対応する

多くの場合、お釣りの受け渡しはそのお客様との対応の「最後の場面」です。

たとえ会計が混雑して次のお客様が何人も待っているときも、お釣りを渡す際はお客様の顔を見て、笑顔で対応することが望ましいです。

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あなたがお客様の立場だったときに、そうしてもらったらきっと嬉しいのではないでしょうか。

まとめ

レジ業務をする際に、「お先に大きい方~」という表現に対して「間違っている」と考える人は少なくありません。

「お先に〇千円をお返しします。残り、〇円のお返しです。」、「〇千円のお返しでございます。

おあとが〇円のお返しでございます」というように、適切な表現を使うことを意識しましょう。

また、こうした言葉遣いはルールとして覚えるよりも、マナーとして身に付けることが大切です。

マナーとは「人と人との関わりで、しかるべきとされる行儀・作法のこと」と解釈されることが多いですが、とどのつまりは「気遣う心」です。

「何が正しくて何が正しくないか」ではなく、「どう対応すれば、相手に心地よく感じてもらえるか」を意識して対応すれば、自然と適切な対応・対処ができるようになるはずです。

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