【なぜ？】ウーバーイーツの報酬がおかしいと感じる理由と仕組みを解説

「え、たったこれだけ？」

ウーバーイーツの配達をしていて、報酬の金額に違和感を持ったことはありませんか？

距離も時間もそれなりにかかっているのに、表示された報酬が200円台、300円台…。

「前より安くなってる気がする」「同じ案件なのに金額がバラバラ」と感じている方も多いはずです。

この記事では、『ウーバーイーツ』の報酬が“おかしい”と感じる理由や、報酬制度の仕組み、そして収入が下がる要因についてわかりやすく解説します。

少しでも納得して働きたい、損せずに配達したいという方は、ぜひ参考にしてください。

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ウーバーイーツの報酬制度はどうなっている？

『ウーバーイーツ』の配達パートナーとして働く際、報酬の仕組みを理解することは非常に重要です。

報酬は基本金額と配達調整金額で構成され、配達距離や時間、需要に応じて変動します。

さらに、ピーク料金やクエストなどのインセンティブが加わることで、収入が大きく左右されることもあります。

ここでは、ウーバーイーツの報酬制度の詳細と、効率的に稼ぐためのポイントについて解説します。

これから配達パートナーを始める方や、報酬の仕組みを再確認したい方は、ぜひ参考にしてください。

報酬制度の仕組み

ウーバーイーツ配達員の報酬は、基本金額＋配達調整金額＋インセンティブ料金＋チップで構成されています。

基本金額

この金額は、「配達にかかる見込み時間」「距離」「商品の受取場所・届け先の件数」が考慮されます。

ウーバーイーツ独自のアルゴリズムによって算出されています。

配達調整金額

以下の①～③のような状況において加算される金額です。

• ①交通状況が混雑している場合
• ②商品受け取りの待ち時間が長い場合
• ③配達員が不足していて配達需要が高い場合

こちらの金額も、ウーバーイーツ独自のアルゴリズムによって算出されます。

予想以上に加算されることもありますが、まったく加算されないケースも少なくありません。

インセンティブ料金

一定の条件をクリアすると適用される追加報酬のことで、3種類の料金があります。

ただし、ブーストは2023年11月に廃止。

ピーク料金も現在廃止されているとの情報があります。

クエストは現在も実施されていますが、その内容は日々変化しているため注意が必要です。

チップ

注文者が配達員への感謝の気持ちとして支払う追加料金です。

アプリ経由で受け取るか、配達時に現金で受け取ります。

チップの金額は200円未満が相場といわれています。

効率的に稼ぐためのポイント

ウーバーイーツの報酬は、配達需要が高い場合に稼ぎやすくなります。

効率的に稼ぐためには、配達需要が多いエリア、土日祝、ランチタイム・ディナータイムに稼働するのがポイントです。

配達需要が多いエリアを拠点にする

繁華街や大きな駅周辺、オフィス街など、配達需要が多いエリアを拠点にすることで稼ぎやすくなります。

ウーバーイーツのドライバーアプリの地図には、需要の高いエリアが赤やオレンジ色（通称シミ）で示されるので、これを目安に待機場所を考えることも効果的です。

稼げるのは平日より土日祝

土日祝は配達員の数が増えますが、それ以上に注文数が増えるため、多くの配達依頼を受けることができるでしょう。

稼げる時間帯はランチタイム・ディナータイム

もっとも稼げるのはランチタイム（11時～14時）、次いでディナータイム（18時～21時）です。

配達員が少なくなる深夜帯のピークタイム（23時～1時）も稼ぎやすい時間帯といえるでしょう。

「ウーバーイーツの報酬を少しでも上げるためにできる対策」の章では、さらに詳しく解説していますので参考にしてください。

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ウーバーイーツ「報酬がおかしい」と感じる主な理由

『ウーバーイーツ』で配達をしていて、「なんでこんなに報酬が安いの？」と疑問に思ったことはありませんか。

同じ距離・同じ条件なのに、以前よりも報酬が明らかに低くなっているケースも少なくありません。

ネット上でも「報酬が安い」「クエストが減った」など、不満の声が多数見受けられます。

これは仕様の変更やアルゴリズムによる調整が背景にあることも多く、一見してわかりづらいのが現状です。

ここでは、なぜ報酬が“おかしい”と感じられるのか、その理由を具体的に解説していきます。

300円前後の報酬が増えたから

数年前までは、1件あたりの報酬は400円～500円前後が相場でした。

ところが現在は、300円前後の報酬が増加。スリコ（スリーコインズの略）とも呼ばれ、配達員の間で恐れられています。

これにより、以前と同じように働いているのに明らかに収入が減ったという配達員が急増している状況です。

インセンティブ報酬が減ったから

インセンティブ（ブースト・ピーク料金・クエスト）は収入アップのカギといえます。

ところが、ブースト制度は2023年11月5日に終了。

運営側は「ブーストの提供を取りやめ、基本金額に還元することといたします」としていましたが、実際には報酬が削減された形になりました。

さらに、現在はピーク料金も廃止状態。

また、以前はすべての配達員に出ていたクエストも、一部の配達員に割り当てられるシステムに改変。

クエストの条件は以前より厳しいものになり、報酬額自体も減っています。

インセンティブで賢く稼いでいた方々からは「まったく稼げなくなった」と不満の声が多くあがっています。

報酬体系がブラックボックス化されたから

以前はウーバーイーツの報酬体系は、以下のように明確に公開されていました。

しかし、現在は基本金額も配達調整金額も計算方法は明かされていません。

計算方法は米国本社が決めていると言われており、完全なブラックボックスになってしまったのです。

配達員は算出された金額だけを提示されるため、「報酬額を下げるためにあいまいにしているのでは？」などの不満の声をあげています。

他社より報酬が安いから

ウーバーイーツの報酬は、出前館など他社のフードデリバリーサービスの金額と比べると決して高いとはいえません。

※1 ～4 参考元サイト：おいしいデリバリー「フードデリバリーで最も稼げるのはどこ？配達員272人のリアルな収入データを公開！」

上表ではウーバーイーツの1件あたりの報酬額を約590円としていますが、300円前後の案件が増えている現状を考えると、さらに他社より安いといえます。

一方、出前館は基本報酬だけで400円なので、少ない件数でも効率よく稼げるでしょう。

Woltは配達依頼を引き受ける前に具体的な報酬額がわかる点が魅力です。

このような他社の状況と比べて「ウーバーイーツの報酬がおかしい」と感じる配達員も多いようです。

ウーバーイーツの報酬が下がる・不安定になる原因とは？

最近、「ウーバーイーツの報酬が明らかに下がった」と感じている配達員の声が増えています。

同じエリア・同じ距離を配達しても、以前よりも単価が低いケースが珍しくありません。

さらには、時間帯や日によって金額にバラつきがあり、不安定さに悩まされている人も多いようです。

こうした変化の背景には、報酬制度の改定や需給バランス、アルゴリズムの調整などが関係しています。

ここでは、『ウーバーイーツ』の報酬が下がったり不安定になったりする主な原因について詳しく解説します。

報酬制度が改定されたから

報酬が大幅に下がったことについて、アプリのバグや報酬表示ミスを指摘する声もありますが、そのようなエラーが原因ではありません。

根本的な理由は2021年5月に行われた報酬制度の改定だといわれています。

この表をもとに、詳しく解説しましょう。

ダイナミックプライシングにより報酬300円の案件が多発

新報酬体系の1つ目のポイントは、配達員の人数、天候、時間帯などによって報酬が変動するダイナミックプライシングが導入されたこと。

需要と供給のバランスに応じて報酬が調整される仕組みになったのです。

たとえば、雨の日は注文する人が増える一方で配達員は不足するため、報酬単価が高くなることがあります。

反対に配達員が多い時間帯は大幅に安くなる可能性があります。

これにより、1,000円～2,000円の高額報酬が発生する一方で、報酬300円の通称スリコが多発する現象が起きたのです。

旧報酬体系では、「受取料金265円＋受渡料金125円＝390円」が保証されていたため、300円というのは明らかな値下げといえます。

ダイナミックプライシングはウーバーイーツ側が効率よく利益を上げるための仕組みであるとして、一方的な変更に反発の声が強まりました。

報酬の基準がわからなくなった

新報酬体系の2つ目のポイントは、それまで明確だった報酬の算出方法がわからなくなったことです。

ウーバーイーツ独自のアルゴリズムによって算出されており、配達員にその基準は公表されていません。

運営側が配達調整金額を操作して下げることも可能になったため、多くの配達員が疑問を抱くようになりました。

2021年5月の報酬制度改定の後も何度か報酬改定が行われてきましたが、そのたびに減額を繰り返しているのが現状です。

2016年のサービス開始当初は配達員を集めるために高い報酬額を設定し、2021年頃には経営が安定したことから、徐々に適正価格に落ち着かせているとの意見もあります。

なお、報酬が「おかしい」と感じた場合は、ウーバーイーツ公式サイトで最新の報酬体系について確認することが大事です。

こちらのページには、最新の報酬体系の説明、新しい料金体系の導入により変わったことなどが明記されています。

配達員が増えたから

配達員が増えたことも報酬が下がった原因といえます。

2020年から2021年にかけてコロナ禍で需要増えたことで、配達員が大幅に増加。

月収50万円を超える配達員や、月収100万円を達成する猛者も出現しメディアやSNSで話題になると、高収入を夢見て配達員を始める人の数はさらに増え続けました。

ところが、パンデミック後フードデリバリーの需要は徐々に減りはじめ、2023年5月にコロナが第5類に移行されたことでさらに利用者が減少。

少ない注文を多くの配達員が奪い合っている状態になり、配達員1人あたりの収入が減少しているのが現状です。

配達員の口コミを見ると、2023年頃から「報酬が減った」という声が特に多くなった印象を受けます。

アルゴリズム変更でさらに報酬が下がったから

2024年12月2日～2025年1月にかけて報酬アルゴリズムが変更されています。

これにより、地域ごとに行われていた算出システムの一部が全国で統一されました。

ウーバーイーツ運営側は、新アルゴリズムによって配達員の報酬が大きく変化することはないと説明。

ところが、実際には2024年12月9日頃から「報酬が減った」「配達調整金が付かなくなった」などの声が急に増えたのです。

需要が上がる年末にもかかわらず、報酬が下がるという現象に疑問の声が数多くあがりました。

フードデリバリー業界の競争が激化しているから

フードデリバリー業界全体の競争が激しくなっていることも、ウーバーイーツの報酬が下がる要因のひとつといえます。

現在ウーバーイーツは、『出前館』、『Wolt』、『menu』といった競合により、苦戦を強いられている状況です。

その中で利益を出すためには、できるだけ無駄なコストを下げる必要があります。

配達員の報酬を下げてコスト削減することで、利用者をつなぎ止めようとしているのかもしれません。

稼ぎにくいエリア・時間帯に稼働しているから

「自分ばかり報酬が安い気がする」と感じる方の場合、稼働しているエリア・時間帯に問題があるのかもしれません。

ウーバーイーツの報酬は需要が高いエリア・時間帯において高くなる傾向があります。

反対に需要が低いエリア・時間帯に稼働すると単価が安くなるため、効率よく稼ぐことができません。

稼ぎやすいエリアや時間帯については、「ウーバーイーツの報酬を少しでも上げるためにできる対策」の章で解説していますので参考にしてください。

ウーバーイーツ配達員の実際の声｜「おかしい」と感じたリアルな体験談

『ウーバーイーツ』で配達を続けていると、「なんでこんなに報酬が低いの？」と感じる瞬間が必ずあります。

SNSや掲示板には、実際に稼働している配達員たちのリアルな不満や違和感の声が多く寄せられています。

「以前は1件500円以上だったのに、今は200円台ばかり」「ブーストもクエストも減った」といった声も。

報酬制度の複雑さや変動の激しさに対し、現場で働く人たちは何を感じているのでしょうか。

ここでは、実際の配達員の体験談を通して、報酬への“違和感”の正体に迫ります。

①勝手に報酬システムが変わるのがおかしい

ウーバーイーツって勝手に報酬変更してるようなもんだよな
クエストとかブーストとか毎回違うんだからさ
それで嫌ならやめればっていうのはおかしいよね https://t.co/wQrjnKrhfu

— 隣のクリスト (@tonarino96310) December 6, 2020

報酬システムが改定されるたびに、配達員に対して丁寧なアナウンスはありませんでした。

そのため、一方的な変更に対して「おかしい」と不満、違和感を感じる配達員は多いでしょう。

②アルゴリズムがおかしい

#ウーバーイーツ #ダブルピック #同時配達
9/13-19週から、アルゴリズム？がおかしい。
また、報酬金は距離に見合っていますが、リクエスト時の距離と実際の距離があっていない様に思えるケースがちょいちょいある。
リクエストを受ける判断がしづらい。クエストで釣られている気がしてツライ。

— ヂョニー・リハッヴ (@Johnny_Rehab) September 24, 2021

ウーバーイーツの報酬は独自のアルゴリズムによって算出されていますが、その算出方法は公表されていません。

運営側の気分次第でいくらにでも設定できる仕組みになったと考えることもできます。

報酬額に違和感を感じても、その理由がわからず不満が募る方は多いでしょう。

③報酬単価200円台が当たり前になりつつある

ホント切手代みたいな配達料金ですよね😅
現在ウーバーイーツの配達料金はスリコ300円は当たり前、ダブルに至っては400円台で1件あたりツーコ200円台でも当たり前になりつつありますが、まさかシングルで200円以下のワンコ100円台の時代がやって来ようとは…💧

— マサ三等兵🥸 UberEats配達員だけどUberEatsを利用した事がない人🚴‍♂️🐝🌵 (@masa_santohei) December 16, 2023

報酬単価300円のスリコ案件をさらに下回る200円台の報酬が増えており、これに対する不満の声も目立ちます。

報酬制度の改定のたびに報酬が徐々に下がっているのは事実です。

安くても仕事を受ける配達員がいる限り、下がり続けるのかもしれません。

④ダブルピックの報酬額がおかしい

（質問）
ウーバーイーツの報酬についてです
先日ダブルピックで2件合わせて320円という依頼がありました
320円って現行の最低保証額だと思うんですが、この場合片方キャンセルしても320円からは下がらないってことですかね？

（回答）
シングル並の超短時間で終わるようなダブルは320円ということも結構あるようです。 解体しても320円ですので解体してシングルにしたほうがいいです。ダブルでやるだけ損です。

Yahoo!知恵袋

ダブルピックとは2件同時に配達する案件のことです。

効率よく配達ができる一方で、1件あたりの報酬額が安くなる場合があります。

たとえばダブルピックで400円の案件の場合、1件あたりの報酬は200円となり、最低報酬額の320円（2025年6月現在）を下回ります。

この報酬額に納得できず「おかしい」と感じる方は多いでしょう。

⑤クエストが減った

☯️
コロナで仕事なくした奴と収入減った奴がなだれ込み過ぎて割が悪くなりすぎんじゃないの
なんかクエストだかみたいなボーナス的なのも昔に比べたら全然なくなったらしいしさ

ウーバーイーツも供給過多に・・・？(・ω・ )貧困2.0

— 🍔🍟🥤✽ツイッター神 BØT♔™✞☇❁🔑🕸🩸 (@KOU__G) March 14, 2021

クエストとは一定期間に一定数の配達件数を達成すると追加報酬が加算されるもの。

「4/1～4/5の間で40件配達完了したら+3,000円」「雨の日に24件配達完了したら＋2,400円」などさまざまな種類のクエストがあり、以前は好きなクエストを選ぶことができました。

ところが現在は一部の配達員に割り当てられるシステムになっているため、「クエストが出ない」「良いクエストが出ない」というケースが少なくありません。

クエストが振り分けられる条件は詳しくわかっていないため、不満の声が続出しています。

⑥東京の報酬が異常に高い

これはやはりおかしいと思います。
東京の物価が高いのはわかりますが、東京の報酬が異常に高すぎます。
4月から全国同一料金になったとアナウンスしていましたが、それは間違いではないでしょうか？
地方は特にウーバーイーツの配達員をやるメリットがまったくありません。https://t.co/fTgU5HqCS5

— タクト🐼 UberEATSは配達員の声を聞け！ (@yFjRuyTZW8207) April 13, 2025

2024年12月に行われた報酬アルゴリズムの変更により、算出システムの一部が全国で統一されたとアナウンスされました

ところが実際は地域差が出ている状況が続いているため「おかしい」と感じる方もいるようです。

東京の報酬額が異常に高いのではなく、それ以外の地域が低すぎるとの意見もあります。

⑦深夜でも報酬が安い

通常ですと深夜帯は配達員が減るので、注文は少なく多少距離は走っても、粘ればそれなりの出来高になるのですが、最近は深夜帯でも300円台ばかり。副業勢ではなく、専業勢が帰ろうとしないんですよ。考える事は皆一緒なんですね。すっかり寝坊してしまい、これから稼働します。 #ウーバーイーツ

— さいとう (@uber_saitou) November 8, 2024

深夜は配達員が減るため注文が入りやすくなり報酬単価も高くなる傾向があるのですが、実際には安い案件しかない状況が見受けられます。

この状況に違和感を感じている配達員の方も多いようです。

こちらの口コミにあるように、深夜でも稼働する配達員が多いことが理由かもしれません。

ウーバーイーツの報酬を少しでも上げるためにできる対策

「最近、ウーバーイーツで全然稼げなくなった…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

報酬の仕組みが変わり、単価のばらつきやインセンティブの減少で、以前より厳しくなったという声が増えています。

しかし、戦略次第で効率よく稼ぐことはまだまだ可能です。

稼げるエリアや時間帯の見極め、アプリの活用法など、工夫ひとつで報酬アップが狙えます。

ここでは、報酬を少しでも上げたい配達パートナー向けに、実践的な対策をわかりやすく解説します。

稼げるエリアを見極める

まずは稼ぎやすいエリアを見つけることからはじめましょう。

繁華街や大きな駅周辺を中心に稼働する

繁華街や大きな駅の周辺には加盟店が集中しているため、配達依頼が入りやすいエリアといえます。

「郊外のほうがライバルが少ないから稼ぎやすい」と考える方もいますが、郊外は日によって注文の入り方にバラつきがあるという難点があります。

繁華街や駅前のほうが安定して稼ぐことができるでしょう。

平日はオフィス街が狙い目

平日に稼働するなら、オフィス街もおさえておきたいところ。

需要が集中するランチタイムに効率よく何件もこなすことができれば、高収入が狙えるでしょう。

配達員が少ないエリアを探す

現在の報酬アルゴリズムは需要と供給のバランスが重視されているため、注文数に対して配達員が少なければ報酬単価が上がります。

エリアごとの需給バランスを知ることは難しいですが、リクエスト通知の頻度である程度見極められるかもしれません。

配達員が少ない地域であれば、リクエスト通知の頻度が高くなるはずです。

通知が鳴りやすいエリア、鳴りにくいエリアを把握して動くことで、効率よく注文が受けられるようになるでしょう。

アプリで需要が高いエリアを探す

ウーバーイーツのドライバーアプリの地図には、需要の高いエリアが赤やオレンジ色で表示されます。

配達員の間で「シミ」と呼ばれている表示のことです。

このエリアで待機すれば注文を受けやすくなるため、効率よく稼ぐことができるでしょう。

稼げる曜日を見極める

効率よく稼げる曜日は土日祝です。

週末は平日と比べて注文数が8割増えるともいわれています。

土日祝は配達員の数も増えますが、それ以上に注文件数が多いため、稼げるチャンスが多いといえるでしょう。

土日祝はクエストが発生しやすい傾向があるため、追加報酬の可能性が増えるメリットもあります。

稼げる時間帯を見極める

より多くの配達依頼を受けるためには、稼げる時間帯を見極めることも大事です。

ランチタイム（11時～14時）

平日は会社員、学生、子育て中で外出できない主婦の昼食需要で注文が増えます。

土日はファミリー層からの注文も増えるため、さらに配達依頼が入りやすくなるでしょう。

ディナータイム（18時～21時）

会社帰りの人が夕食を頼む夕方～夜の時間帯も稼ぎ時といえるでしょう。

18時頃から配達依頼が増えはじめ、20時～21時がピークになります。

深夜帯のピークタイム（23時～1時）

東京、大阪など大都市の繁華街やオフィス街は、深夜まで料理を注文する人が多い一方で、配達員は少なくなります。

報酬単価が高くなる傾向があるため、賢く稼げる時間帯といえるでしょう。

深夜は交通量が少なくスムーズに移動できるので、配達依頼が多ければ、日中より件数をこなせるメリットもあります。

あえて雨の日に稼働するのも効果的

雨が降ると外出を控える人からの注文が増えますが、配達員の数はぐんと減ります。

供給に対して需要が大きく上回るため、高額報酬が出る可能性が高まるでしょう。

全体的に報酬が下がっているなかでも、雨の日の単価は安定して高いともいわれています。

効率よく高収入を狙いたい方は、あえて雨の日に稼働するとよいでしょう。

ただし、雨の日は視界が悪く路面も滑り危ないですので、無理なく動くように心掛けることも大事です。

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まとめ：報酬が「おかしい」と感じたら、まずは仕組みと傾向を知ろう

さいごに、ここまでの内容をまとめましょう。

まずは、以下の報酬の仕組みを理解することが大事です。

「報酬がおかしい」と感じる具体的な理由はこちら。

報酬が下がったの原因は、主に以下の内容です。

実際に、多くの配達員が以下のような不満の声をあげています。

ですが、以下のような対策をすることで、報酬アップを目指すことができるでしょう。

このように『ウーバーイーツ』の報酬の仕組みを理解し、「おかしい」と感じられる原因と傾向を探ることが大切です。

そのうえで効果的な対策を知っておけば、効率よく稼ぐ方法が見つかるでしょう。