富士ソフトの評判・口コミ｜やばいの真相は何？

「富士ソフトってやばいの？」

「富士ソフトのリアルな評判・口コミが知りたい！」

『富士ソフト』はIT業界の大手独立系SIerで、福利厚生が充実していることや働きやすい環境改善に積極的に取り組んでいることから就活生から人気のある企業です。

しかし、ネットの掲示板やSNSを検索してみると「やばい」というワードが一部見受けられるため、就職するのが少し不安に感じるでしょう。

本ページではネットの掲示板やSNSの口コミ・評判を通じてがなぜ「やばい」のかについて解説します。

また、年収や離職率なども解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

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富士ソフトはどんな会社

『富士ソフト』は、1970年に設立された大手独立系SIerです。

SIer（エスアイヤー）とは、「システムインテグレーター（System Integrator）」の略称で、顧客の業務を分析し、課題解決に向けたコンサルティングからシステムの設計、開発、運用・保守までを請け負う企業を指します。

SIer（エスアイヤー）とは？ ｜Ｓｋｙ株式会社

金融、製造、医療、教育など幅広い分野のシステム開発や構築を行なっていることに加え、「筆ぐるめ」「moreReception」「FAMoffice」など自社プロダクトも充実しています。

未経験の方も積極的に採用を行なっているため、幅広い大学や学部からの入社希望が多く人気の企業です。

ここからは、富士ソフトを以下の項目で評価していきます。

年収

富士ソフトの正社員の平均年収は「openwaork」の情報によると約514万円です。

国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は約458万円だということを考えると、富士ソフトの年収は高いといえるでしょう。

手当

富士ソフトの手当ては「マイナビ」に記載されている情報によると以下になります。

超過勤務手当、通勤交通費（全額）、スペシャリスト（認定給）制度、資格手当（※1）、健康増進奨励金（※2）　他

(※1)資格手当は、所有資格により月給に加算して支給。複数所有の場合、最も支給金額の高い資格のみ適用。
(※2)支給要件に合う対象者のみ

マイナビ

仕事に必要なスキルを取得すると手当が付くのは嬉しいですね。

また、富士ソフトでは、喫煙しない社員に対して月額1,000円の「健康増進奨励金」を支給しており、健康の取り組みを促進するため、ウォーキングイベントなどの参加型の健康イベントが開催されています。

退職金

富士ソフトには退職金制度があります。

しかし、具体的な金額については企業のHPなどに記載はありませんでした。

1,000万円という口コミがありましたが本当かはわかりません。

また、勤続年数が15年以上の社員は退職金を年金として受給することも可能です。（企業年金基金（確定給付企業年金））

年間休日日数

富士ソフトの年間休日日数は「マイナビ」によると126日です。

完全週休2日制（土曜日・日曜日）、祝日休暇、夏季休暇、年末年始休暇が採用されています。

厚生労働省が実施した「令和5年就労条件総合調査」によると、2022年（令和4年）の1年間における年間休日の平均は107日のため、富士ソフトの休日日数は多いといえますね。

福利厚生

富士ソフトの福利厚生については「マイナビ」に以下のものが記載されていました。

社会保険 ／雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
制度／自社健保、育児休業、介護休業、時間短縮勤務、社員表彰、健康相談ダイヤル、退職金、各種団体保険加入　他
施設／保養所、独身寮、社宅　他

マイナビ

社員・家族の誕生日や結婚記念日、子供の学校行事等に有給休暇を活用できるマイホリデー休暇や不妊治療休暇・休業などもあります。

また、湯沢・草津・水上にある保養所の他に健康保険組合が所有する保養所・契約ホテルなどが利用可能です。

離職率

富士ソフトの離職率は「総合報告書2023」によると2022年は6.9%となっており、2022年の日本の離職率の平均である15.0%よりもかなり低いです。（参考：厚生労働省の雇用動向調査）

また、平均勤続年数は2022年12月時点で約9年となっています。ホワイト企業の平均勤続年数の目安が15年といわれているので少し短いです。

富士通ソフトの研修内容

『富士ソフト』では、新卒入社～独り立ちまでの約2年間は研修があります。

入社年度によって研修内容は異なりますが上記が主な流れです。

未経験からでもITエンジアになれるようしっかりとした研修があります。

富士ソフト「やばい」といわれる理由

未経験からITエンジニアを目指せる『富士ソフト』ですが、ネットの掲示板やSNS上では「やばい」といわれています。

どうして「やばい」といわれているのか、それぞれ確認していきましょう。

配属先によっては激務になる

富士ソフトは配属先によっては激務でやばいという声がありました。

ITエンジニアは配属先のプロジェクトによって、仕事の大変さが大きく変わる職種です。

難しいプロジェクトに配属されてしまうと新人の頃は特に大変に感じてしまい、辞めたくなることもあるでしょう。

難しいプロジェクトを完遂できれば自分の力になります。

未経験には厳しい

ITエンジンニア未経験の方にとっては難しいと感じることが多い職種です。

ITエンジニア未経験からでも活躍できるような研修が組まれていますが、それでも経験者との差を感じやすいのがITエンジニアです。

未経験で入社を考えている方は、始めのうちは毎日自宅で勉強するくらい頑張りましょう。

とはいえ未経験から活躍されている方はたくさんいますよ。

繁忙期と閑散期の差が激しい

繁忙期と閑散期の差が激しいという声がありました。

残業が多い月と定時であがれる月がバラバラで安定しないのは大変ですが、どこの会社も同じです。

また、富士ソフトは働き方改革の取り組みで残業時間が年々減少しています。

これから入社を考えている方は、比較的働きやす環境がになっているでしょう。

平均残業時間は月10時間です。

嫌なお局がいる

嫌なお局がいるという声が一部見受けられました。

部署によってお局のような方がいることはよくあります。

あまりにも、ひどい対応をされる場合は人事に相談しましょう。

大きな企業のため、相談の制度も整っています。

辞めてしまう前に一度相談しましょう。

離職者が多いため大量採用している

富士ソフトは離職者が多いから大量採用を行なっているという声が一部見受けられました。

しかし、富士ソフトの離職率は6.9%となっており、2022年の日本の離職率の平均である15.0%よりもかなり低いため、そのようなことはありません。

これから拡大成長していくために多くの人手が必要なため大量採用を行なっているのだと考えられます。

とはいえ、平均勤続年数は2022年12月時点で約9年と日本の平均である約15年よりも短いです。

客先常駐が多い

富士ソフトには客先常駐の仕事があります。

見ず知らずの会社に通うのは新人の頃はつらいと感じるかもしれませんが、ITエンジニアには多い働き方です。

時間が経つにつれて働き方に慣れてくるでしょう。

富士ソフトは客先常駐の仕事が多いです。

パワハラがあった

富士ソフトでパワハラがあったという声が一部見受けられました。

富士ソフトでパワハラがあったといったニュースや事件はありませんでしたが、職場では小さなパワハラがあるのかもしれません。

パワハラなどのハラスメントを受けた場合はすぐに人事に相談しましょう。

または、各都道府県に設置されている総合労働相談コーナーへの相談がおすすめです。

ハラスメント以外の相談にも乗ってもらえますよ。

富士ソフトの良い評判・口コミ

『富士ソフト』には「やばい」といわれる口コミが一部見受けられましたが、良い評判・口コミも多数あります。

富士ソフトの良い評判・口コミを全て紹介できないので、よく見られた上記5つをそれぞれ紹介していきます。

仕事とプライベートの両立がしやすい

富士ソフトは仕事とプライベートの両立がしやすいという声がありました。

富士ソフトは働き方改革が進んでおり、平均残業時間は年々減少傾向にあります。

また、年間休日は126日あり、土日祝が休みで比較的働きやすい環境が整っています。

富士ソフトはこれからますます働きやすい環境になっていくといえるでしょう。

フレックスタイム制で柔軟に働ける

富士ソフトはフレックスタイム制を採用しています。

フレックスタイム制とは、自分で働く時間をある程度自由に決められる仕組みです。

決まった「コアタイム」（必ず働く時間）以外は、始業や終業の時間を自分で調整できます。

たとえば、朝早く働き始めて早く帰ることも、少し遅く出勤して遅く帰ることも可能です。

自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働く時間が変更できるのは嬉しいですね。

風通しが良い

富士ソフトは社員同士の風通しが良いという声もありました。

富士ソフトは実力主義の会社で、しっかりとした部下の意見なら採用してくれる上司が多いです。

積極的に発言や提案を行える環境にあるので、どんどんコミュニケーションを行なっていきましょう。

実力主義の社風ですがギスギスしている感じではないようです。

女性の働きやすい環境が整っている

富士ソフトには女性が働きやすい環境が整っています。

たくさんの女性管理職が活躍しているだけでなく、育休や産休に加え不妊治療休暇・休業があります。

不妊治療休暇・休業を利用すれば、入社日に関わらず、年12日まで（30分単位で取得可能）の休暇、最長1年の休業を取得することが可能です。

女性も男性も働きやすい環境が富士ソフトでは整っています。

実力で評価してもらえる

富士ソフトは年功序列の評価制度ではなく、実力主義です。

エンジニア未経験で入社した方も実力が認められれば評価され、出世も可能です。

研修も各種充実しているので学び続ける意思があれば富士ソフトは良い環境といえます。

やる気がある方はどんどん出世できますよ。

富士ソフトが向いている人

『富士ソフト』に向いている人は以下のような方です。

富士ソフトは実力主義の会社であるため、成長意欲やコミュニケーション能力が高く、主体的に行動できる人には向いている企業です。

成長できる企業であるため、自分の市場価値を上げたい人、年収を上げたい人にも向いています。

また、ITエンジニアの技術は日々進歩しており、勉強し続ける必要があるため技術トレンドに興味があり、ものづくりが好きな人にも向いている職種です。

年功序列ではなく、実力主義の企業に興味がある方にはおすすめですよ。

富士ソフトに関するよくある質問（FAQ）

ここからは『富士ソフト』に関するよくある質問（FAQ）を5つ紹介します。

気になる疑問はここで解決していきましょう。

富士ソフトは誰でも受かる？就職難易度は？

就活会議によると富士ソフトの就職難易度は3.4/5です。

また、リクナビの2022年のプレエントリー数が2,450人に対して採用人数が約650～850人だったということを考えると3倍以上の倍率があるため、富士ソフトは誰でも受かる企業とはいえません。

富士ソフト社員の採用大学はどこ？

富士ソフト社員の採用大学の実績は『リクナビ』によると以下になります。

青山学院大学、茨城大学、大阪大学、大阪経済大学、お茶の水女子大学、神奈川大学、関西大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、埼玉大学、佐賀大学、上智大学、聖心女子大学、創価大学、明治学院大学、東京大学、東京工科大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、筑波大学、東海大学、同志社大学、名古屋大学、日本大学、日本工業大学、一橋大学、広島大学、福岡大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

リクナビ

未経験者の採用も行っているため、幅広い大学や学部の出身者がいます。

富士ソフトは勝ち組？

富士ソフトは以下の点から見て、IT業界において比較的「勝ち組」と言える特徴を持っています。

少なくともIT業界において「負け組」ではありません。

富士ソフトはホワイト企業？

富士ソフトは、3年連続で「健康経営優良法人大規模法人部門 ホワイト500」に認定されており、残業時間や休日出勤が比較的少ないことからホワイト企業だといえます。

企業の評価は個人の価値観によって異なるため、完全なホワイト企業とは言えませんが、労働環境の改善に取り組んでいる企業であるといえるでしょう。

富士ソフトで客先常駐はある？

富士ソフトには客先常駐があります。

富士ソフトは独立系の上場SIer（システムインテグレーター）ですが、SES（システムエンジニアリングサービス）や客先常駐の形態も採用していることに加え、2次請けの立場が多いため、客先常駐が多いです。

とはいえ、テレワーク拡大により客先常駐であっても在宅での業務が増えています。

客先常駐が苦手な方でも比較的働きやすい環境に変化しつつあるといえるでしょう。

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まとめ

今回の記事では、ネットの掲示板やSNSの口コミ・評判を通じて富士ソフトが「やばい」のかどうかについて解説しました。

ネットの掲示板やSNSではパワハラや離職者が多く働きづらい環境であるかのような口コミ・評判が多かったですが、富士ソフトは3年連続で「健康経営優良法人大規模法人部門 ホワイト500」に選出されており、現在はホワイト企業に変わりつつあると考えられます。

また、未経験から活躍している方が多数在籍されていることから、誰でも頑張れば評価される社風である点も魅力的です。

いま一度、富士ソフトに入社するリスクとリターンを比較した上で入社するか考えてみましょう。